本日開幕!角川武蔵野ミュージアムで開催する日本初の体感型ダリ展 「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」 展示内容の詳細など最新情報を公開
公益財団法人 角川文化振興財団(所在地:東京都千代田区、理事長:川上量生、以下 角川文化振興財団)が、「ところざわサクラタウン」内「角川武蔵野ミュージアム」1階のグランドギャラリーにて2023年12月20日(水)より開催する、巨大映像空間へ没入する360度体感型デジタルアート劇場第3弾「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」について、最新情報をお知らせします。
■ダリを感じて、学び、楽しむ。さまざまなアプローチから全身でダリを体感する展覧会
展覧会は、大きく3つの会場に分かれています。
■第1会場:ダリを感じる「体感型デジタルアート劇場」と「言葉の回廊
第1会場は角川武蔵野ミュージアムならではの「体感型デジタルアート劇場」として、《記憶の固執》(1931)、《聖アントワーヌの誘惑》(1946)、《レダ・アトミカ》(1949)など、世界的に知られる数々の名作をはじめ、写真、インスタレーション、映画、記録写真などから構成される映像が、全編にわたりピンク・フロイドの楽曲が鳴り響く中、床や壁面360度に映し出されます。
メディアをマルチにあやつり、絵画、彫刻、写真、映画、執筆など、当時考えられる表現を使い倒した表現者であるダリ。常に新しい表現を探求し続けた彼がいま生きていたら、自らイマーシブ作品をやったに違いないのではないか。そのようなことを思いながら、今回の展覧会は作られました。
またダリは、画家の枠には納まらず様々なメディアやアートでもその才能を発揮し、世界中の人を驚かせてきました。その類まれなる芸術的才能から産み出された数々の作品は、一見理解し難いこともあります。そうしたダリの作品を目で、耳で、身体で感じるという新しい体験を通じて、来場者に新しいダリを見つけていただきたいと思います。
映像は12幕に分かれ、各幕ではダリの生涯における様々な時代の作品や、ダリの思想や目指した表現ごとに、数多くの作品が映し出されます。鑑賞のしかたに決まりはなく、場内を歩き、立ち止まり、時には座り、来場者が自由に動くことで、その人だけの展覧会を楽しむことができます。
【各幕タイトル】
第1幕 プロローグ
第2幕 カダケス
第3幕 劇場美術館
第4幕 偏執狂的・批判的方法
第5幕 召喚
第6幕 ジュエリーとメイウェスト
第7幕 映画と写真
第8幕 シュルレアリスム初期
第9幕 ダブル・イメージ
第10幕 原子核神秘主義
第11幕 キリストとガラ
第12幕 新しい古典
第1会場のデジタルアート劇場では、展示内容を紹介するデジタルハンズアウトや、映像に合わせて解説を聞くことができるリアルタイム音声ガイドを、無料で用意しています。会場に設置されたQRコードからアクセスが可能ですので、スマートフォンとイヤホンをご持参のうえお楽しみください。
デジタルアート劇場の先には「言葉の回廊」があります。そこでは、ダリの自伝から抜粋した言葉を空間全体に展示。奇想天外なダリの言葉を全身で感じ取ってください。
■第2会場:ダリを学ぶ「永遠の謎 ダリ!ダリ?」
第2会場では、「永遠の謎 ダリ!ダリ?」と題して、ダリを学ぶ展示空間を作成。ダリ生誕の地・フィゲラスにある、彼自身が設計や内装を手がけたダリ劇場美術館や当時のパリの劇場をイメージした空間で、ダリの生涯をたどることができる年表を展示しています。
■第3会場:ダリを楽しむフォトスポット
会場入口のホワイエには、どなたでも入れる無料のフォトスポットを設置。ダリの有名な作品《記憶の固執》や《聖アントワーヌの誘惑》、さらにダリ当人の写真が壁面を大きく飾ります。場内にはダリの髭を模した小道具や「中に入れる卵」などが置かれ、来場者は様々な写真が撮ることができます。
※画像ご使用の際は以下のクレジットをご記載ください。
Creative Direction: Gianfranco Iannuzzi
Created by : Gianfranco Iannuzzi – Renato Gatto – Massimiliano Siccardi
KCM Editing: Rino Tagliafierro
Production: Culturespaces Digital®
©角川武蔵野ミュージアム
【展覧会概要】
展覧会タイトル:サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―
英語タイトル:Salvador Dali - Endless Enigma
会期:2023年12月20日(水)~2024年5月31日(金)
会場:角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー
住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
開館時間:日~木10:00~18:00/金・土 10:00~21:00 ※最終入館は閉館の30分前
休館日:第1・3・5火曜日
展覧会公式サイト: https://kadcul.com/event/170
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団)
チケット価格(税込):
●オンライン購入(https://tix.kadcul.com/)、当日窓口購入
一般(大学生以上):2,500円/中高生:2,000円/小学生:1,300円/未就学児:無料
*休館日、開館時間は変更となる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
*年末年始は休まず営業いたします。また、営業時間が通常と異なる日があります。詳細は公式サイトでご確認ください。
*2024年1月15日(月)~19日(金)は臨時休館となります。
*展示内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。
■「角川武蔵野ミュージアム」について
図書館、美術館、博物館が融合した文化複合施設。
館長の松岡正剛氏が世界を読み解く9つの文脈に沿って独自の配架をした「ブックストリート」、博物学者の荒俣宏氏が監修する「荒俣ワンダー秘宝館」、「本と遊び、本と交わる」をテーマにした「本棚劇場」、これら「エディットタウン」は当館のメインエリアです。本棚劇場では、360度を取り囲む高さ8mの巨大本棚にプロジェクションマッピングが映し出されます。
また、マンガや多数の出版社のライトノベルが並ぶ「マンガ・ラノベ図書館」や、企画展が開催される「グランドギャラリー」など、松岡館長が提唱する「想像力とアニマに遊ぶミュージアム」として、様々な「まぜまぜ」を提供します。
建築デザイン監修は隈研吾氏、アート部門ディレクターは神野真吾氏。
公式サイト:https://kadcul.com/
X(旧Twitter):https://x.com/Kadokawa_Museum
Instagram:https://www.instagram.com/kadokawa_culture_museum
Facebook:https://www.facebook.com/kadokawaculturemuseum
一般の方からのお問い合わせ:0570-017-396(10:00-17:00)
■角川文化振興財団について
角川文化振興財団は「わが国の文化の振興に寄与する」という財団の設立目的実現のために、文芸の成果に対する授賞、文芸に関する出版、文芸の研究や著述の刊行への助成、映画芸術振興に関する助成、また文芸・映画資料の収集・保存・展示等、様々な事業を行っております。
公式サイト:https://www.kadokawa-zaidan.or.jp/
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