大階段がアートに。荒川区施設「ふらっとにっぽり」に、 株式会社EBRUが手掛けるマーブリング模様が登場
日暮里繊維街のランドマークを株式会社EBRUのオリジナルアートワークが彩どる
株式会社EBRU(本社:東京都荒川区、代表取締役:佐藤 怜)は、荒川区立日暮里地域活性化施設「ふらっとにっぽり」エントランスの大階段に当社のシンボルであるマーブリング模様をあしらったデザインを提供しました。爽やかな水色を基調とし、色とりどりの華やかさが加わったデザインは、施設に訪れる方の憩いの場を彩っています。
株式会社EBRUは、ふらっとにっぽりの5階に所在する創業支援施設「イデタチ東京」の入居者でもあり、荒川区を中心として製造業とアートワーク制作を事業の柱とするスタートアップ企業です。当社は、金沢美術工芸大学の工芸科を卒業した3名が運営しています。当社メンバーは、大学時代からマーブリング技法を用いたアートユニット「EbRu」としても活動をしてきました。
マーブリング技法とは、水溶液上に垂らした絵具を紙や革といった素材に模様を写し取るトルコや欧州に広く伝わる伝統技法です。株式会社EBRUのメンバー3名が伝統的な手法によって制作したマーブリング作品計6点の中から、日暮里ファッションデザインコンテストの審査員と区関係者による審議により1点が選出されました。
今回選ばれたマーブリング作品名は「tremolo」です。作品のコンセプトは、どのような感情にも寄りそってくれる、日常の中にさまざまな感情が揺蕩う様子を表しています。音楽用語でもあり、ゆらぎ等の意味をもつ「tremolo」から名付けられました。
- ふらっとにっぽりとは
ふらっとにっぽり(荒川区立日暮里地域活性化施設)は、「地域の皆さんに愛され、地域コミュニティを更に醸成する場所」であるとともに、「日暮里繊維街を訪れた人が楽しみに立ち寄れる場所」、「日暮里繊維街の魅力と相乗して地域を活性化する場所」をコンセプトに建設された新しい複合施設です。
日暮里区民事務所を併設し、日本有数の繊維関連業の集積地である日暮里繊維街の魅力を最大限に生かし、さまざまな創作活動ができる工房・創作スペース、ファッション関連産業の起業支援拠点「イデタチ東京」、産業振興を目的とした会議やイベント等にもご利用頂ける多目的スペース、日暮里繊維街来訪者のための観光案内所や来館者のための休憩スペース等を設置しています。
施設名称 :荒川区日暮里地域活性化施設(ふらっとにっぽり)
所在地 :荒川区東日暮里6-17-6(日暮里繊維街沿い)
開館時間 :午前8時30分から午後10時まで
休館日 :年末年始(12月29日から1月3日)※注釈 都合により開館日・開館時間の変更あり
フロア構成:(建物全体)
1階:おもてなしスペース(休憩所)、総合案内(コンシェルジュ)、区民事務所
2階:創作スペース(ベビーロック・スタジオ日暮里)
3階:多目的スペース、ホワイエ
4階:倉庫・区民事務所会議室 ※一般利用なし
5階:工房(ベビーロック・スタジオ日暮里)、創業支援施設(イデタチ東京)
- アートを背景とする創業メンバー
金沢美術工芸大学 工芸科の同級生である株式会社EBRUのメンバー3名は、大学を卒業後、就職や進学でファッション、特殊メイク、陶磁器という別々の分野で経験を積みます。各現場で、市場の縮小や後継者不足、さらに素晴らしいものづくりをしているにも関わらず、つくり手に利益が還元されない厳しい現実を目の当たりにした3名は、再び集結し「株式会社EBRU」を創業しました。
起業前の2020年に欧州最大規模のファッションコンペティション「International talent support 2020」でワイヤレスイヤホンを題材にした作品で受賞。コンペ作品をもとに音楽のみならず、アート、ファッションという異なるジャンルを一度に楽しむ、従来とは全く異なるイヤホンブランド「EARMIND」の開発と運営、販売までを一貫して行っています。
株式会社EBRUのメンバー3名は工芸をベースとしたアーティストでもあるため、EARMINDの運営と並行し様々なアートワークの制作事業も行っています。
○ 株式会社EBRU 東京都荒川区東日暮里6-17-6 ふらっとにっぽり5階イデタチ東京内オフィス1
○ 株式会社EBRU オフィシャルサイト:https://www.ebru.jp/
○ EARMIND オフィシャルサイト:https://earmind.art/
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