LINEミニアプリで作られた外来受診支援アプリ 「スマートガイドシステム」 東京大学医学部附属病院にて10月2日より導入開始
株式会社くすりの窓口(本社:東京都豊島区、代表取締役:堤 幸治、東証グロース:5592)の子会社である株式会社ホスピタルヘルスケア(本社:東京都豊島区、代表取締役:堤 幸治)が開発・運営する外来受診支援アプリ「スマートガイドシステム」が、東京大学医学部附属病院にて2023年10月2日より導入開始しましたことをお知らせします。12月12日現在、東京大学医学部附属病院に通う6,500人以上の患者さんが、本アプリに利用登録しています。スマートガイドシステムは、再来受付からあと払い※1まで、患者さんの通院サポートを目的としたLINEミニアプリです。LINEミニアプリとして、スマートフォンのGPS機能を用いて病院の再来受付に対応した国内初の事例※2です。 ※1あと払い機能・会計計算完了通知機能については、2024年以降の搭載予定。 ※2当社調べ
・開発の背景
大学病院では、1日あたり1,000人を超える多くの患者さんが訪れます。再診で通院する際、患者さんは長蛇の列ができる受付機の前に並び、受付票や整理券等をもらわなくてはいけません。受付を済ませたらすぐに受診してもらえるわけではなく、待合室の前で待たなくてはなりません。診察が終わったら、今度は会計待ちの列に並ばなくてはなりません。このように再来受付から会計に至るまで、患者さんの利用導線で多くの「待ち」が発生しています。待ちの時間を有効活用してもらい、患者さんの通院ストレスを少しでも解消できないか、それと同時に患者さんの呼び出しに伴う医療スタッフの業務負担を軽減できないか、そんな思いから本アプリは生まれました。
一方、大学病院には患者さんの受診を支援するための、さまざまな機器が導入されています。再来受付機、呼出受信機、到着確認機、受付番号表示板、自動支払機等です。これらの機器を導入・契約更新するには、多額のコストが必要となります。スマートフォンが普及した現代において、これらの機器の役割を患者さんのスマートフォンが代替することが、病院DX推進の一つの在り方になるのでは、と考えています。
・本アプリの機能
・デジタル診察券
アプリに登録された診察券番号がバーコード表示される機能
・再来受付
スマートフォンのGPS機能を用いて、病院指定エリア内で患者さんが再来受付できる機能
当日の受診情報をスマートフォンで確認できる機能
・診察まち
受付番号をもとに、患者さんが当日の待ち人数や待ち時間の目安を確認できる機能
病院指定の順番に到達したら、LINEで通知を自動的に受信できる機能
・患者呼び出し
電子カルテで診察室への呼び入れ操作を行うと、患者さんはLINEで通知を受信できる機能
注)病院で使用している電子カルテにより対応が異なります
・予約確認
電子カルテに登録されている予約情報を、患者さんが自身のスマートフォンで確認できる機能
・リマインド通知
予約前日の指定時間に、LINEで通知を受信できる機能
・会計計算完了通知(2024年以降搭載予定)
自動支払機で支払いの準備ができたら、患者さんのLINEで通知を受信できる機能
・あと払い(2024年以降搭載予定)
事前に登録されたクレジットカードにて、診療費の支払いができる機能
・簡易集計機能
病院側で患者さんのアプリ利用者数などの統計情報が集計可能な管理画面機能
・本アプリの特徴
・専用アプリのダウンロード不要。LINEの利用があれば簡単に開始可能。
・電子カルテや医事会計システムと自動連係しているため、病院スタッフの特別な操作や運用は不要。
・国内主要カルテベンダー各社と連携実績あり。
・再来受付、診察呼出、あと払いまで、外来受診支援アプリに必要な機能をワンストップで提供可能。
・株式会社ホスピタルヘルスケアについて
法人名:株式会社ホスピタルヘルスケア
所在地:〒171-0014 東京都豊島区池袋2-43-1 池袋青柳ビル4F
代表者:代表取締役 堤 幸治
設立:2018年12月17日
事業内容:病院向けICTソリューション事業
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。