《家庭内暴力》の専門相談を実施しています.
⇒⇒親への支援、これがぜひとも必要です。
コロナ禍が長引く中、子どもたちの慢性的な精神的苦痛が影響して、家庭内暴力が増えています。心理相談機関《メンタルサービスセンター》では、長年、家庭内暴力の専門的相談を実施してきましたが、今回、サイトの内容を改定し、その一部を紹介します。お困りの方は、ぜひご相談下さい。
■ メンタルサービスセンター:〒176-8799 練馬郵便局留/Tel.03-5926-5302、070-5016-1871
※カウンセリングルーム=JR池袋駅徒歩10分
※zoomも対応可能. 初回電話相談は無料.
http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
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【以下のような事態でお困りの場合、それは子から親への暴力(家庭内暴力)です.】
・子どもが、ゲーム、教材、健康器具、など、自分に必要だとの理由で高価なものを買うように次々と要求し、思い通りにならないと、暴れたり暴言を吐き、親としてホトホト困り果てている。(要求するものも、重要と思えなかったり、買ってもほとんど使わなかっりすることが多い。)
・過去に親が言ったことや行為に対して、子どもが責めたり、「謝まれ!」と言い続け、親がその通りに謝ったとしても、子どもの気持ちがおさまらず、同様のことが続く。
・子どもが、些細なことをきっかけに怒りだし、物を投げる、壁を壊す、自分又は親を殴る蹴る、などの暴力をする。
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このような状況では、本人の要求に応じてもうまくいかず、気持ちをなだめようとするとますます怒り、親が身体をはって暴力を止めても、かえって子どもが荒れる、という悪循環におちいりがちです。
困ったことに、親が子を連れて相談を受けさせようとしても、ほとんど全てと言ってよいほど相談に行くことを拒みます。親が困って精神科に行った際にも、「本人を連れて来て下さい」と言われ、次に打つ手がなくなって呆然とすることになりかねません。
子どもの言う通りにすれば、いつか気持ちが収まるだろうと思って続けていると、出費が膨大になって親の貯金が底をついてしまうケースや、あるいは、激しい暴力がおさまらないため、親は子どもが怖くて嫌になり、家族関係がズタズタになることさえあります。
親としては、「自分の子育てが悪かったのでは?」と悩み、過去の親の言動を子どもから責められて後悔しがちです。そのような思いになることは十分理解できます、しかしそれでは、果てしない苦しみが延々と続くことになりかねません。
【それでは、改善の処方箋は?】
そのような事態には全く対処の方法がないのでしょうか? 決してそのようなことはありません。
メンタルサービスセンターでは、これまで数多くの子から親への暴力ケースを手掛け、事態の改善を実現してきました。もちろんカウンセリングに来所するのは、わずかの例外を除いて、親のみです。
子から親への暴力の場合、通常のカウンセリングでは改善しません。また、子どもが無理難題を言ってきた時、「本人が言った通りにするのがよいか/しない方がよいか」と考えている限り、悪循環から抜け出ることはできません。殴る蹴るなどの身体的暴力を、単に身体をはって止めたり説得するだけでは、事態は悪化します。また「親がひたすら我慢する」ことも望ましくありません。
実は、このような事態には、発想を転換した、悪循環をうちやぶる特別な対処法が必要です。子どもが無理難題を言って親を困らせるような場合、無視するのではなく、本人の意図を越えた《変化球》のような言動を、親が発する必要があります。嫌がらせと思える行動や暴力に対しても、単に止めるだけではなく、一知恵をプラスして、毅然とした対応をする必要があります。
【家庭内暴力に対する基本方針】
家庭内暴力のケースでは、通常のカウンセリングの方針、すなわち「子どもの気持ちを認める、共感する」、「子どもの要求を受け入れる」ことを一生懸命に進めると、残念ながら事態は悪化します。
家庭内暴力には、通常のカウンセリングの方針とは異なる、特別な方針が必要です。それを、以下の5つに集約しています。
a.「原因捜し」「悪者捜し」をやめる。→→これらは、とどのつまり何の役にも立ちません。ぜひ、「役に立つこと」だけをしましょう。
b.「原因捜し」「悪者捜し」をやめて、「悪循環」を「良い循環」に変える手がかりを発見するように、努める。
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http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/Child%20to%20Parent%20Violence%20page.htm
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