がんにかかわるすべての人へ『がんになった人のそばで、わたしたちにできること』2023年12月30日発売!
がんを患い死に向かう人に、どうかかわればよいのか──。自宅や施設、地域で「幸せな生」を支えるヒントをまとめた一冊、『がんになった人のそばで、わたしたちにできること』を、2023年12月30日に発行いたします。
2人に1人はがんになる。だからこそ、読んでおきたい一冊
日本人の2人に1人はがんになり、その3人に1人はそれが原因で亡くなる時代。
がんという病気をかかえている人は、自宅や施設、地域であたりまえに暮らしています。
それを支えるために、医師や看護師、介護職、ケアマネジャー、家族などのさまざまな人がかかわっていますが、当然その支援は難しく、一筋縄ではいかないことが多々あります。
なかでも、「がんになるってどういうことなのだろう……」と、多くの方が日々疑問や不安をかかえながら支援にあたっている現実は見逃せません。
「がんになる」とはどういうことなのでしょうか。
どのような痛みや苦しみがあり、身体や生活、人間関係にどんな影響が生じるのでしょうか。
そして、それに対してわたしたちには何ができるのでしょうか。
本書では、「がんになるってどういうこと?」をテーマの根底に据えつつ、死を迎えるまで「幸せな生」を支えるためのヒントを、がん領域のケアに20年近く携わってきた緩和ケア内科医・西智弘先生が講義形式でやさしくお伝えします。
コミュニケーションのとり方などの実践的な内容から、「ケアとは何か」というような哲学的な内容まで、支援者として身につけておきたい知識や考え方を幅広く取り上げており、さまざまな角度から学びを得られる一冊となっています。
著者プロフィール
西 智弘(にし・ともひろ)
一般社団法人プラスケア 代表理事
川崎市立井田病院 腫瘍内科 部長
2005年北海道大学卒。川崎市立井田病院にて、抗がん剤治療を中心に、緩和ケアチームや在宅診療にもかかわる。2017年には一般社団法人プラスケアを立ち上げ、代表理事として、「暮らしの保健室」「社会的処方研究所」の運営を中心に、地域での活動に取り組んでいる。
著書に、『社会的処方──孤立という病を地域のつながりで治す方法』(編著、学芸出版社)、『だから、もう眠らせてほしい──安楽死と緩和ケアを巡る、私たちの物語』(単著、晶文社)など多数。
目次
講義01 がんになるとはどういうことか
講義02 がんによる「痛み」とはどのようなものか
講義03 なぜ「社会的な役割をもちつづけてもらう支援」が重要なのか
講義04 人生会議の本質を考える
講義05 がんによる生活への影響を把握する
講義06 「もう死なせてほしい」と言われたときにどう答えるか
講義07 死の直前の状態を知る
講義08 看取りに必要な心構えとはどのようなものか
講義09 がんで死ぬのは幸せなのか
講義10 1000年生きられる時代なら
『がんになった人のそばで、わたしたちにできること──「幸せな生」を支えるための10の講義』
著 者:西 智弘
発行日:2023年12月30日
定 価:1,980円(税込)
仕 様:四六判並製・236ページ
ISBN:978-4-8058-8982-4
発 行:中央法規出版
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4805889829/
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17694511/
お問い合わせ先
〒110-0016 東京都台東区台東3-29-1
中央法規出版株式会社(担当:飯田)
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