リリース1周年を迎えたメメントモリ、18~34歳の若いユーザーの支持が70%以上で日本のモバイルゲーム収益成長量2位を記録
2022年10月にリリースされた『メメントモリ』は、非IPモバイルスクワッドRPGです。IPタイトルが人気上位になることが多い日本のモバイルゲーム市場において、リリースから2023年11月15日までの世界累計収益は1.8億ドルを突破、日本のモバイルスクワッドRPGジャンルにおいて収益成長量2位を記録しています。
1周年を迎えてアップデートとプロモーションを展開したメメントモリ、XでのSoVはトップに
『メメントモリ』(Bank of Innovation)は2022年10月にリリースされたモバイルスクワッドRPGで、ストーリーやグラフィックに加え、豪華アーティストによる歌唱や人気声優を起用したCVなどサウンドにもこだわったタイトルで、イヤホンやヘッドフォン装着でのプレイが推奨されています。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、2022年10月のリリースから2023年11月15日までの世界累計収益は、1.8億ドルを超えています。また、同期間におけるダウンロード数は290万以上となっています。
『メメントモリ』は2023年10月に1周年を迎え、さまざまなイベントやプロモーションが展開されました。ゲーム内では、すべてのプレイヤーにダイヤ3,000個がプレゼントされ、ログインボーナスやミッションで最大100連分のプラチナガチャチケットの入手が可能なイベントを展開しました。同時に、田村ゆかりがCV・歌唱を担当する新キャラクター「エルフリンデ」の実装、新コンテンツの「パネルミッション」や新機能「パネル図鑑」「音楽プレイヤー」も追加されました。
プロモーションとしては、TVCMの全国放送のほか、デジタルプロモーションを実施しました。Sensor Towerのデータによると、2023年10月日本のX(旧:Twitter)におけるSoV(シェアオブボイス)の比較では、同作が50%を記録して1位となっています。
そのほかのプラットフォームを見ると、同期間の日本のYouTubeにおいてSoVが4位、Apple Search Adsでも4位となるなど、デジタルプロモーションの効果が確認できます。
また、1周年に合わせて大きなランキング上昇を果たしました。Sensor Towerのデータによると、日本のApp Storeにおけるトップ収益ランキングで、1周年前日の2023年10月17日に52位だった『メメントモリ』は、翌日に6位へ急上昇しました。その後7日間はトップ20位圏内をキープしている上、無料ダウンロード数ランキングでも上昇が確認できます。この上昇には、上述したイベントおよびプロモーションが効果的に作用していると推測できます。
メメントモリは日本のモバイルスクワッドRPG収益成長量ではNIKKEに次ぐ2位、星4以上の評価は85%を超える
リリースから1年を迎えた『メメントモリ』の収益は、モバイルスクワッドRPGジャンルでも見ても好調です。Sensor Towerのデータによると、2022年10月1日から2023年11月15日までの同ジャンルの日本における収益成長量で『勝利の女神:NIKKE』(Level Infinite)に次ぐ2位を記録しています。
収益成長量トップ5のうち、日本発のモバイルスクワッドRPGとしては『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』(Aiming)が4位にランクインしています。同作は人気アニメIPタイトルです。モバイルゲームの世界ではIPタイトルが人気上位に来ることが多い中、『メメントモリ』は非IPタイトルとして高収益を上げていることがわかります。
こうした高収益は、ゲームの評価にも表れています。Sensor Towerのデータによると、『メメントモリ』のリリース(2022年10月18日)から2023年10月31日までの日本のApp Storeにおけるゲームの評価において、星5が70%以上となっています。星4以上で見ると80%以上となっており、モバイルゲームとして高い評価を獲得しています。
『メメントモリ』のユーザー層は、70%以上が18-34歳の若い世代が占めています。Sensor Towerのデータによると、日本で人気のモバイルスクワッドRPGのユーザー分布と比較しても、このシェアが高いことがわかります。
同作では18-24歳と25-34歳の層がほぼ同じぐらいで、18-24歳の層のシェアは比較対象のモバイルスクワッドRPGの中ではトップとなっています。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。
また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。
Sensor Towerのストアインテリジェンスで上記ゲームタイトルの過去のデータを検索しましょう! 以下のリンク内の「ミーティングを希望」ボタンから弊社スタッフとのお打ち合わせの設定が可能です。 :
https://sensortower.com/ja/demo
Sensor Towerの紹介
2013年にサンフランシスコで設立されたSensor Towerは、Twitter、Unity、Tencent、HBOなどのグローバルデジタル企業から信頼されている、データや分析環境を提供する企業です。モバイル市場のトレンド把握に役立つストアインテリジェンス、広告戦略の最適化に活用いただける広告インテリジェンスなど、デジタル分析プラットフォームとしてモバイルのあらゆる場面で質の高いインサイトと先進のカスタマーサポートを提供しています。
日本オフィスは2023年夏より東京・日暮里に移転、日本でのビジネスを強化しており、パートナー企業様も急増中です。弊社スタッフも増員しながらお客様のサポートもより強化していく所存です。
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