パレスチナの現状を日本の少女の視点から書いた書籍 『15歳の少女が見た紛争地「パレスチナ」の未来』を出版
特定非営利活動法人Connection of the Childrenは、『15歳の少女が見た紛争地「パレスチナ」の未来』という書籍を出版いたしました。
Connection of the Children(以下CoC)は、平和教育プロジェクトの一環として、今年3月にパレスチナへスタディツアーを行い、参加者の浅沼貴子さん(当時15歳)と帰国報告会や平和教育の出前授業などを行ってきました。CoCの拠点は横浜市ですが、全国の皆様にも我々の活動と貴子さんが経験した現地での出会いや衝撃、そして考えたことを広く知ってもらいたいと考え、この度書籍として出版するに至りました。
本の内容は、貴子さんが医療従事者として紛争地で人道支援を行うことを夢見てパレスチナに行くことになった経緯や、イスラエル・パレスチナ紛争の歴史も含んでいます。たくさんのコラムも織り交ぜ、入植地や分離壁の問題、検問所や難民キャンプについても、子どもにもわかりやすいように詳しく解説しています。また、貴子さんが医療チームに同行して見てきた人道支援の現場や、難民の家庭で話したこと、現地の学校での交流など、様々な経験が、貴子さん自身の日記の形でも語られます。
全編ひらがなのルビを振っているので、子どもたちでも読みやすく、貴子さんと一緒に現地を追体験できる本になっています。学習のための「平和のワーク」が付いているので、教材としてもお使いいただけます。
イスラエル・パレスチナ情勢が深刻化する中、紛争の経緯や現状を知るひとつのきっかけとして、親子で、または教室で、子どもたちと現在進行形の世界的問題を理解するための手がかりとして、ぜひ手に取っていただきたい本になっております。
『15歳の少女が見た紛争地「パレスチナ」の未来』へのリンク:
https://coc-i.stores.jp/items/653791274b9bca002fbfc5de(CoC販売サイト)
https://www.amazon.co.jp/dp/4991330009(Amazon .co.jp)
著作・編集:特定非営利活動法人Connection of the Children
B5サイズ 80ページ 定価税込2,200円
「私(トウコ)が、この本を通じてみなさんにお伝えしたいことは、一緒に、悪いものと戦いましょうということではありません。紛争のどちら側が良い悪い、ということでもありません。 この本は、みなさんと一緒に戦争や平和のことを考えるための材料です。」(本書冒頭より)
スタディツアーを催行するにあたり、クラウドファンディングから多くの人たちに支援をいただき、この書籍についてはその支援のリターンとして制作した経緯もあります。活動報告やクラウドファンディングの内容については、こちらをご参照ください。
https://camp-fire.jp/projects/view/637801
CoCはこのスタディツアーのあと、 Peace Unitedというプロジェクトを始動させ、より多くの方たちと一緒に、平和に向けた第一歩を踏み出す活動をしていきます。平和に向けた様々な活動や方法がある中、それぞれの道を見つけ、実行していくのを後押ししていきたいと考えています。
10月29日には、第2回Peace Unitedミーティング『戦争で破れない「持続可能な平和」を目指して』を開催いたします。リアルでもオンラインでも、誰でも参加可能なイベントになっておりますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。
https://coc-i.stores.jp/items/651d678e2440d40034a9b1d6
◾️特定非営利活動法人Connection of the Children (CoC)とは
「すべての子どもがやりたい事を見つけ、それに挑戦できる社会」「国籍や文化、障がいに関わらず誰もが温かい気持ちで繋がれる社会」の実現を理念とし、教育と国際交流を軸に様々なプロジェクトを運営し、活動しています。
◾️本件に関するお問い合わせ
特定非営利活動法人Connection of the Children
神奈川県横浜市西区東ケ丘23-1
Email:t.masashi@coc-i.org (津高)
電話:045-315-4137 (代表)
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