どこが雅で風流⁉ 『源氏物語』が作られた平安時代の貴族の”いとをかし”な暮らしぶりをイラストで解説！

雅とも優雅と思われがちな平安時代の貴族達。
しかし実は果てしなく続く嫉妬と権謀術数の中で戦っていた!

上役のものの寵愛を得ようと必死にもがく貴族たちの実態を
コミカルなイラストと詳細な解説で紹介。

平安時代の真実を知るには最適の一冊です。

内容紹介

一章　後宮の作法
・妻と妾の地位はイーブン　仁義なきバトルは夫の愛情次第！
・紫式部は初出仕の日から職場でイジメの洗礼を受けた
・ラブレターの返信は、両親が代筆することもあった　他

二章　暮らしの作法
・実働３～4時間！ 貴族の勤務時間はチョー短い
・風呂は5日に1回で、石鹸の代わりに小豆の粉を使った
・贅沢の極み！ 貴族のご飯はメガ盛りサイズが普通　他

三章　通過儀礼の作法
・男女関係なく3歳までの子どもはツルツル坊主だった
・早い者だと男子は10歳、女子は12歳で成人式が行われた
・40歳からシルバー世代！ その後、10年おきに長寿の祝宴が開かれた　他

四章　年中行事の作法
・皇族や貴族の正月は、元旦から儀式のラッシュ！
・宴で歌が読めないと酒を飲ますという罰ゲームがあった
・殴る蹴るがOK の相撲大会では死者が出た　他

五章　住まいの作法
・大通りに面した場所に門を構えられるのは上級貴族だけ
・庭にある人工的な島は、松島の海をイメージしたもの
・雪が降ると貴族たちは雪だるまを作って遊んでいた　他

平安貴族が起こした事件簿
心は常に穏やかで、暴力とはまったく無縁に思える平安貴族たち。
しかしながら、本来の貴族像はそんな生易しいものではない。
史料には、貴族たちの数々の蛮行がしっかりと記録されているのだ。
一握りではあるが、実際に貴族が起こした凶悪事件を紹介していく。

王朝文化を彩った主要人物伝
国風文化が隆盛を極めた平安中期。
王朝文化とも呼ばれるこのときに活躍したのは、
どのような人々だったのか？　
紫式部や清少納言といった後世に名を残した有名女流作家を筆頭に、
時代を築いた主要人物たちの実像に迫ってみる。

商品概要

書名：平安貴族 嫉妬と寵愛の作法
監修：繁田信一
ISBN：9784906993895
判型：A5判 ページ数：192ページ
定価：1980円（税込）
詳細URL：https://www.amazon.co.jp/dp/4906993893/

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