約100年前のスタインウェイ自動演奏ピアノ修復プロジェクト READYFORサイトにてクラウドファンディング実施中
~歴史ある芸術作品を後世に受け継いでいくためのプロジェクト~
12月21日(木)より名古屋市の金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)にて“日本最大級の移動オルゴール博物館展”「オルゴールミュージアム展 in NAGOYA」を開催する京都嵐山オルゴール博物館展実行委員会は、約100年前に制作された『スタインウェイ自動演奏ピアノ修復プロジェクト』を立ち上げ、クラウドファンディングサイト「READYFOR」にて10月13日(金)~11月30日(木)までご支援を募集します。
「READYFOR」クラウドファンディングサイト
https://readyfor.jp/projects/orgelmuseum
■クラウドファンディング実施の背景
【京都嵐山オルゴール博物館展実行委員会】は、12月21日(木)より名古屋にて開催する“日本最大級の移動オルゴール博物館展”「オルゴールミュージアム展 in NAGOYA」開催のため、京都嵐山オルゴール博物館を中心として立ち上げた運営部隊です。
今回の移動オルゴール博物館展は、京都嵐山オルゴール博物館の人気コレクションをはじめ、まだ皆さまにご紹介したことなく大切に保管されているコレクション合わせて2000点以上の中から、選りすぐった120点以上の作品を展示し、作品の歴史と共にご紹介する過去に例を見ない大型の企画展です。
本企画展主催の京都嵐山オルゴール博物館は、100年以上前に制作された作品が多くを占める2000点以上のコレクションを日本の皆様にご紹介すべく、定期的に展示コレクションの入れ替えを行い、その動きや音色をお届けしています。
しかしながら、私たち人間と同じ様に、大切に展示・保管されているコレクション作品も、動き続ける長い年月の間に少しずつ不具合が生じていきます。
歴史的にも価値があるコレクションの不具合を直すには多額の修復費用が掛かりますが、日本の多くの皆さまへのご紹介を継続するため、そして未来の子供たちに歴史ある芸術作品を受け継いでいくために、途切れることなく修復を続けてまいりました。
そして、本企画展では大きな感動を味わっていただくため、メインとなる作品として、約100年前に制作された『スタインウェイ自動演奏ピアノ』を準備いたしました。
この自動演奏ピアノも、100年近くの長い間動き続け、大変多くの方々に感動を与えてくれましたが、とうとう動かない状態になり、今回、本企画展のためにも大々的な修復をすることにいたしました。
この先100年、200年と更に受け継いでいくために。
但し、この大々的な修復には多額の費用が掛かるため、その費用の一部を皆様からご支援いただきたく、今回クラウドファンディングを実施する運びとなりました。
■歴史的にも重要な作品の修復プロジェクト
*自動演奏ピアノとは
自動演奏ピアノは、ピアニストの生演奏をロール紙に記録し、ペダリング、アクセント、細かな指のタッチまで忠実に再現することができる、夢のような自動演奏楽器です。歴史的に有名な作曲家やピアニストの生演奏を、現代において聴くことができるのです。
NEW YORK - STEINWAY & SONS
ニューヨーク工場製
スタインウェイピアノは、ニューヨークとハンブルグの2拠点で生産されています。
ニューヨークを拠点にピアノ生産を始めたスタインウェイ&サンズ。
純然なアメリカのピアノではなく、その起源はドイツでピアノを製造していた「スタインウェグ家」が当時工業力の優れたニューヨークに移住し、大きく発展させていきました。
そのため、S.ラフマニノフ、A.ルビンシテイン、I.J.パデレフスキ、V.ホロヴィッツなどの偉大な音楽家たちがニューヨーク工場製を愛奏していたことは有名です。
*皆さまのご支援で修復した作品の生演奏が楽しめます。
修復した自動演奏ピアノは、12月21日(木)~来年1月21日(日)まで開催される“日本最大級のオルゴール博物館展”「オルゴールミュージアム展 in NAGOYA」に展示され、G.ガーシュイン本人が演奏した「ラプソディ・イン・ブルー」を披露。
この曲は、映画「のだめカンタービレ」や「ディズニーファンタジア」で使用され、大人からお子様まで、幅広い年代の方に楽しんでいただける曲目です。
また、遠方で現地にご来場いただけないお客様には、会期中、会場内で撮影した演奏動画のリターンもご用意。ご自宅で修復後の自動演奏ピアノの演奏をお楽しみいただけます。
*企画展終了後は京都嵐山オルゴール博物館に常設展示。
修復した自動演奏ピアノは、2024年3月1日(金)以降、京都嵐山オルゴール博物館に移動し、常設展示します。
当時の姿を保ちながら元気を取り戻した『スタインウェイ自動演奏ピアノ』をいつでもお楽しみいただけます。
■豊富で魅力的なリターンをご用意
(オススメコース)
▶ 30,000円コース
【スタインウェイ自動演奏ピアノと一緒に写真撮影】
●皆様からのご支援で修復したスタインウェイ自動演奏ピアノとの写真撮影
※オルゴールミュージアム展会場内にて、修復したスタインウェイ自動演奏ピアノと一緒に写真撮影ができます。お手持ちのスマホやカメラをご持参ください。
※現地までの交通費・宿泊費等はご負担ください。
※有効期限
・オルゴールミュージアム展 in NAGOYA 開催期間中
2023年12月21日(木)~2024年1月21日(日)まで。(休館日除く)
【オルゴールミュージアム展コレクション解説動画】
●オルゴールミュージアム展 in NAGOYA展示コレクションの佐野解説員による解説動画
※会場にご来場いただけないお客様にも会場の雰囲気を味わっていただけるよう、実際の会場内で展示コレクションをご紹介する動画です。嵐山で人気の佐野解説員によるコレクション解説付き。
※会場内で撮影後、12月後半~1月中旬までにメールにて視聴URLをご案内します。
▲佐野 功(さの いさお)
1994年に開館した博物館の、ほぼ当時からのスタッフです。
博物館の解説員として20年以上1か所で勤務しているのは珍しく、オルゴール博物館と共に歩んできたオルゴール文化の伝承者といってもいいのではないでしょうか。
その活動により、京都の観光に貢献したとして様々な表彰を受けています。独特な雰囲気と解説の面白さから、遠方からも会いにくるお客様もおり、時にはファンレターをもらうこともある人気者! 京都嵐山博物館の名物解説員です。
●心を込めてお礼のメールをお送りします
●京都嵐山オルゴール博物館ホームページ内にお名前を掲載します(ご希望の方のみ・ニックネーム可)
●オルゴールミュージアム展 in NAGOYA 会場内に会期中お名前を掲載します(ご希望の方のみ・ニックネーム可)
▶ 50,000円コース
【スタインウェイ自動演奏ピアノ修復図録(お名前掲載付き)】コース
※上記以外にも3,000円~500,000円までいろいろ楽しめるリターンをご用意しています。
■プロジェクト概要
プロジェクト名: 約100年前のスタインウェイ自動演奏ピアノ修復プロジェクト
ご支援募集期間: 2023年10月13日(金)12:00~11月30日(木)23:00
URL : https://readyfor.jp/projects/orgelmuseum
■実施者概要
実施団体 : 京都嵐山オルゴール博物館展実行委員会
URL : https://orgel-museum-exhibition.com/
《展覧会概要》
「オルゴールミュージアム展 in NAGOYA 残された音~自動演奏楽器の歴史をめぐる旅~」
■開催日 :2023年12月21日(木)~2024年1月21日(日) ※12/31(日)~1/2(火)は休館
■会場 :金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)
■開催時間:平日 10:00~19:00 (最終入館18:00)
土日祝 9:00~20:00 (最終入館19:00) ※12/29・1/3~5を含む
■入場料 :【当日】大人1,700円 大学・中高生1,500円 小学生700円
【前売】大人1,500円 大学・中高生1,300円 小学生600円
※未就学児無料。
※その他、企画チケットあり。詳細は公式HPをご確認ください。
■主催 :京都嵐山オルゴール博物館展実行委員会
■後援 :名古屋市・名古屋市教育委員会・在日スイス大使館
■協力 :REUGE S.A.
■お問合せ:京都嵐山オルゴール博物館展実行委員会
事務局[TEL]080-3584-6945
■公式URL :https://orgel-museum-exhibition.com/
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。