アートを「鑑賞する」ものから、「纏う」ものへ <墨アート×ちりめん>で、着物の常識を変える「和のタウンウェア」が誕生 美・Eiko 新作コレクション発表および展示会 <12月2日開催>
これまで15か国以上で日本の伝統着物を継承、紹介してきた「美・JAPON代表兼デザイナー小林栄子が4年ぶりに新作となる”反物にアートされた街着”を発表。
2023年12月2日に着物の伝統とアートを融合させたコレクション「纏う」の展示会を、いけばな草月流 草月会館(赤坂)にて開催します。この展示会では画家、阿部朱華羅氏・大和田いずみ氏、書家 岸本亜泉氏と共に個性を融合させ、新たな着物文化を目指す挑戦が始まります
日本の伝統文化の象徴である着物から生み出したコスチュームで、パリ・ユネスコ本部をはじめ、これまで世界15カ国以上で人々を魅了してきた、美・JAPON・コスチュームデザイナーの小林栄子が、美・Eiko新作コレクション「纏う」を発表。2023年12月2日には、発表&展示会をいけばな草月会館にて開催します。
「纏う」に込めた思い
日本の多くのアート作品は、見ることはできても、手で触れることはできません。しかし、アートは肌で触れてこそ、その魅力を最大限に味わうことができると、小林栄子は考えております。そのような想いのもと生み出したのが、今回のコレクションです。このコレクションによって、日本の伝統を発展させ、新たな着物文化の創造を目指します。
「纏う」の特長
「纏う」は、世界で活躍している3人の女性アーティストが、ちりめんの反物に繊細かつ大胆なモノトーンアートを施し、小林栄子の世界観によって、観て味わい・着て堪能できるエレガントな<和のタウンウェア>が誕生しました。
また、シルクの持つしっとりした柔らかい美しさと、大胆な墨アートを融合させることによって、ちりめんの新しい可能性を生み出しています。日常でアートを纏う楽しみを実現すべく、全ての作品がシャープで、都会的なコレクションとなっております。
美・JAPONとは
美・JAPONは、「思い出を纏う」をテーマに、日本の着物文化の伝統を継承し、発展的に創造するべく、時代着物を活かしたコスチュームなどを生み出し、その美しさや日本文化の精神性を国内外で伝える公演活動を20年以上にわたって行ってきました。
国内では、東京国立博物館・法隆寺宝物館、いけばな草月会館、サントリーホール、横浜能楽堂など、海外では、日本ベトナム国交樹立50年記念オープニングイベント(2023/3 ハノイ)、パリ・ユネスコ本部など15カ国以上で公演を行い、人々を魅了してきました。
美・Eiko
これまで小林栄子は、日本の伝統を後世に伝えるためのいわば文化財としてのコスチュームづくりに徹してきていました。しかし、長年、国内外でショーを行ってきた中で、多くの方から衣装購入のお問合せを頂いてきました。そうした思いを受け、日常で着物の文化に親しんで頂く機会になればと、小林栄子ブランド「美・Eiko」を4年前に立ちあげるに至りました。
コラボレーションアーティスト
・阿部朱華羅:墨絵師・墨パフォーマー/森羅万象の声を感じ地平天成を祈り、古来からの日本の美と魂×宇宙を表現し未来に繋ぐArtist。ヨーロッパ各地・ニューヨーク等、国内海外で受賞・招待展示・ショー出演多数。
・岸本亜泉:書家アーティスト/身体をキャンバスに書道アート作品の制作を行う。書を描く姿がそのものがアートであり、斬新で美しいと大きな話題を呼び、世界各国からオファーを受けている。
・大和田いずみ:洋画家/花の香り、風の音、波の音がキャンバスから観る人に伝わってほしいとの思いで描く。新しいモチーフ、新しい風景との出会いによって、その世界を広げ続けている。
・針谷絹代:加賀市在住の蒔絵師/「うるしアートはりや」を設立。お茶道具の棗や香合に加え、蒔絵を身近に感じてもらいたいとの思いから、蒔絵のアクセサリー制作や新しい素材への蒔絵など、蒔絵普及のためのさまざまな活動も行っている。
「丹後ちりめん」とは
1300年以上前から絹織物の産地である丹後で生まれた「丹後ちりめん」は、縦糸に無撚の生糸を使用し、横糸に強撚の糸を用い、布面に独特の生地の凹凸である「シボ」を表した絹織物。生地が透けて見える「組ちりめん」色糸・金銀糸などを織り込む「縫取ちりめん、上品な光沢を放つ「緞子ちりめん」など、撚糸と織り技術の応用によって様々な表情の素材を生み出している。
新作発表&展示会 開催概要
●日時:2023年12月2日(土)
●会場:いけばな草月流・草月会館ラウンジ <東京都港区赤坂7-2-21 2階>
●スケジュール:
第一部: 13:00 開演・フロアショー 13:30 試着会 14:30 カクテルパーティー
第二部: 17:00 開演・フロアショー 17:30 試着会 18:30 カクテルパーティー
●入場料:一般 7,000円(税込・事前振込制)
●定員:各回限定30名様(計60名様)
●出演:小林栄子、阿部朱華羅、大和田いずみ、岸本亜泉
フロアショーでは、反物にアートを描くプロセスを一部再現するとともに、美・JAPONショーモデルおよび、シニアモデルによるパフォーマンスをご覧いただきます。
※取材を希望される場合は、タイトルに【取材希望】と明記し、媒体名と希望の時間、ご連絡先をメールにてお送りください。
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