敢えて「食パン」を縦に切る!ステンレス×溶接技術で生み出された「くだらないもの」とは
愛知県で金属加工業を手掛ける有限会社大伸(本社:愛知県愛西市 代表取締役 横田 大輔 以下、大伸)は、2023年10月14日(土)に開催される「くだらないものグランプリ」に参加します。 大伸が考案するのは「普通は横に切る食パンを敢えて縦に切るための治具」。元々ステンレス加工を生業としており、ステンレス製の治具を製造してきましたが、その技術を存分に発揮して「くだらないもの」を作りました。
町工場が全力で「くだらないもの」を作るって面白い
ゴールとなるプロダクトは「くだらないもの」ですが、そこに至る過程はどの町工場でも全力。そんなスタンスが単純に「面白い」と感じたので参加を決めました。大伸は元々BtoBを中心とした事業を展開してきましたが、アウトドアブランド「サスラヲ」を立ち上げることで、商品を作るという経験をしました。その次のステップとして、社員がアイデアを募り、これまで蓄積してきたノウハウを活かして形にすることで、面白いものが生み出せると考えていました。
くだらないものグランプリって何?という方は主催者ホームページへどうぞ
同士であり、ライバルでもある参加企業
この企画を知ったのは2年前の展示会セミナーでした。セミナー仲間が多数参加しているという所で興味を持ち、今回の参加に至ります。どの町工場も苦境に立たされている中、町工場で協力して「くだらないものグランプリ」のような企画で話題を作り、町工場全体を元気にしていかなければならないと思います。しかし、参加する町工場はライバルでもある。我々も、我々が開発したプロダクトが「もっともくだらない」と自負していますので負ける気はありません!
こうして生まれた「パン切りパン次郎」
開発のテーマは、「常識を壊す事、何かを成しえても使いづらいが、場面を変えると大活躍」です。社内からアイデアを集め、投票を3回繰り返して最終的に選ばれたのが「パンを縦に切る」というモノでした。言わずもがな、パンは横に切っていく食べ物。それをあえて縦に切るために、ノウハウ結集させたのが「パン切りパン次郎」です。見た目をご覧いただくと分かりますが、これ、かなり大きいです。しかもステンレスなので重いんです。
でも、パンを縦長にきっちり5枚切にしてくれます。パンを縦に切ってどうするんだ?と思いますよね。くだらないですよね。
でもこれ、パーティーでサンドイッチやフルーツサンドを作る時、すっごく目立つと思いませんか?パン切包丁できれいに縦に切るのは難しいですが、「パン切りパン次郎」なら可能です。ただ、これを焼くためのトースターはありませんが…
決戦は土曜日(2023年10月14日18:00~)
グランプリは10月13日(金)まで事前投票が行われ、翌日10月14日18時からは各社「くだらない」アピールをします。
最終的に投票数が多かった企業がグランプリを獲得する訳ですが、ぜひ皆さんもリアルタイムでチェックしていただければと思います。
当社に限らず、笑ってしまうくらいくだらない「町工場の本気の遊び」をお楽しみください。
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