(一社)燕三条空き家活用プロジェクトが 「複合交流拠点『三-Me.(ミー)』」で 「2023 年度グッドデザイン賞」を受賞

燕三条空き家活用プロジェクト

2023.10.10 12:00

全国のエリア再生や空き家活用のヒントとなる取組みとして評価

一般社団法人燕三条空き家活用プロジェクト(代表理事:齊藤 巧、以下、燕三条空き家活用プロジェクト)は、「複合交流拠点『三-Me.(ミー)』」において、公益 財団法人日本デザイン振興会主催「2023 年度グッドデザイン賞」を受賞しました。燕三条エリアで は、空き家活用の取組みでの受賞は初の快挙となります。

■受賞プロジェクト「複合交流拠点『三-Me.(ミー)』」

概要

三-Me.は商店街の空き家を活用し、シェアテナント+お試し移住の宿+移住者(家守)の住宅を組み合わせた複合交流拠点です。テナント間の相互送客が行われ、移住検討者は家守を介し、地域との人間関係を築きます。互いに自分(Me)らしさを追求し、空き家、出店、移住の課題と共に向き合う地域の一員として交流、定住人口の増加に寄与していきます。

 

デザインのポイント

1.商店街の空き家に、シェアテナント・宿泊機能・移住者住宅を組み合わせ新たな交流とにぎわいの空間を創出しています。
2.多様な出店・賃料形態による事業支援、相談窓口・宿泊機能・移住者との交流による移住支援を行っています。
3.三-Me.をハブとして、新規事業者や移住者を誘致し、顕在化した空き家の活用につなげています。

 

プロジェクト概要

名称:複合交流拠点「三-Me.(ミー)」
所在地:新潟県三条市神明町5-3
用途:1F シェアテナント、シェアキッチン 2F お試し移住の宿 3F 移住者の住宅

ホームページ:https://sanjo-me.com/

 

■審査委員による評価コメント

暮らし方・働き方のかたちが多様化している中で、まずはその地域を知る、試しに住んでみる、試しに小商を始めてみる、本格的に暮らしてみる、といった移住のステップを丁寧に分解したプログラムが空間とプログラムに落とし込まれている。そしてヒト・コト・情報(空き家)が集まるハブとしての機能を持つことで、本格的な移住や新規創業への足がかりにもなっていく。移住・空き家活用・新規創業といった、これまでバラバラで行われていた要素を統合し実践しているこの取り組みは、全国のエリア再生や空き家活用のヒントとなり得るであろう。

 

■グッドデザイン賞とは

1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表する
デザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体
が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、
社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施さ
れています。受賞のシンボルである「G マーク」は優れたデザインの象徴
として広く親しまれています。

ホームページ:https://www.g-mark.org/

 

■一般社団法人燕三条空き家活用プロジェクト

所在地:新潟県三条市神明町5-3
設立:2022 年10 月25 日
代表理事:齊藤 巧
事業内容:空き家活用事業、空き家流通促進、中心市街地活性化、移住促進事業 等

ホームページ:https://tsubamesanjo-akiya.jp/

『当団体では、空き家対策を一緒に進める”地域おこし協力隊”を募集中です』
まちづくり、空き家・古民家に興味がある・学びたい方、燕三条地域に興味がある方、イベントや場の創出を通じたコミュニティ運営に興味のある方、自分の能力を活かして空き家、まちづくりに貢献したい方は、是非ご連絡お待ちしております。

募集ページ:https://smout.jp/plans/13727

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燕三条空き家活用プロジェクト

URL
https://tsubamesanjo-akiya.jp/
業種区分
財団法人・社団法人・宗教法人
代表者名
齊藤巧
上場区分
未上場