「高校生を中心とした若年層がワクワクする手帳」を考える授業 。一宮商業高校3年生18名と開始 初回8月24日(水)は伊藤手帳工場見学で 手帳の製造工程を学びます
手帳製造・OEMを手がけて68年の伊藤手帳株式会社(本社名古屋市:代表取締役社長 伊藤 亮仁 以下当社)と愛知県立一宮商業高は「地域企業と連携した商品開発の実践」の取り組み(以下、本取り組み)を8月24日(水)より開始します。本取り組みでは、愛知県立一宮商業高等学校情報処理科3年生18名が「高校生を中心とした若年層がワクワクする手帳」を考えます。11月に行われる企画選考会で最優秀に選ばれた手帳案を伊藤手帳が製品化します。製品化した手帳は2023年1月13日(金)一宮商業高校において完成品発表会が行われ、2023年2月18日(土)一宮消費生活展へ出展し、一宮商業高校の生徒が販売を行う予定です。また、伊藤手帳のECサイトでも販売します。 本取り組みは「マーケティング」授業の一環として全6回のプログラム構成となっています。 初回は8月24日(水)13時30分より愛知県立一宮商業高等学校生が当社の小牧工場を見学し、手帳がどのような工程で作られているか学びます。当社は工場見学の対応を数多く行っていますが、高校生による工場見学は初めてとなります。
◆本取り組みの背景
愛知県教育委員会は令和3年より「県立高等学校教育推進実施計画」において魅力ある高等学校教育の基盤づくりを進めています。その中でも商業科については、「地域協働ビジネススキルアップ事業*1」などの地域企業と連携した商品開発の実践を掲げ、マーケティング学習の授業などに生かされています。
一方当社では2021年11月に「地域社会への貢献として、地域の次世代を担う人材との交流や育成機会の提供を行い、地域社会への貢献を目指す」とSDGs宣言を行いました。具体的には手帳をより身近なものと感じてもらうため「手帳について学ぶ・考える」プログラムを考案し、中学校、高校、大学へ提案していく活動をしておりました。
その過程で愛知県教育委員会の地域企業と連携した商品開発の実践と「地域協働ビジネススキルアップ事業*1」を知る事になり、この度、愛知県立一宮商業高等学校と「高校生を中心とした若年層がワクワクする手帳」を考え、製品化するプログラムを開始する運びとなりました。
*1 地域企業と連携し、現実の経済社会で行われている実際のビジネスを学びの対象とした実践的・体験的な学習活動を行うことにより、ビジネススキルや起業家精神を身に付ける事業。
◆第1回授業「伊藤手帳小牧工場見学」手帳が完成するまでの流れを学ぶ
日時:8月24日(木)13時30分~15時30分
場所:伊藤手帳小牧工場(愛知県小牧市三ツ渕1000)
参加者:愛知県立一宮商業高等学校情報処理科3年生16名
※当社代表取締役社長 伊藤と学生の意見交換も行われます。
◆この後の主な流れ
11月4日(金)
「高校生を中心とした若年層がワクワクする手帳」プレゼンテーション選考会(一宮商業高校にて)
2023年1月13日(金)
「高校生を中心とした若年層がワクワクする手帳」完成品発表会(一宮商業高校にて)
2023年2月18日(土)(予定)
一宮商業高校生による店頭販売(一宮消費生活展出展)。場所:イオンモール木曽川店
【伊藤手帳株式会社について】
伊藤手帳は昭和12年の創業以来、企業向けの手帳を自社で年間約1,000万冊を製造しています。10年前に個人向け自社オリジナルブランド ユメキロックを創設し、「セパレートダイアリー」を販売延べ100,000冊となりました。
また2021年10月~2022年1月の期間、愛知大学キャリア支援センターと連携し、新しい手帳の開発と製品化・販売まで一貫して行いました。本取り組みは就職をゴールとしない形で学生の社会人基礎力や、望ましい就業観を作る事が第一目的で行われた産学連携プログラムです。
この取り組みから「ワンセメ手帳」が企画され製品化となりました。手帳は1年1冊という常識を外し、1セメスター/1学期単位で使うという学生視点に基づいた手帳です。また調査段階で紙の手帳を使わないという結果に基づき「書く習慣を、もう一度」と製品コンセプトが設定されました。ワンセメ手帳は学生による販売促進活動の結果、発売と同時に初回販売数200部を完売しました。
商号: 伊藤手帳株式会社
代表者: 代表取締役 伊藤 亮仁
所在地: 〒461-0034 本社:愛知県名古屋市東区豊前町3-42 TEL:052-936-2363
事業内容: 各種手帳の製造、販売、一般書籍の製造、ビニール製品の製造
資本金: 10,000,000円
URL:伊藤手帳オフィシャルサイト https://ito-techo.jp/
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