雨だれの少ない耐震プレキャストコンクリート塀 「塀のねっこ」
これまでコンクリート塀の美観を損ねていた雨だれを抑制する技術を開発しました。
株式会社コンクレタスは開発販売を行っていたプレキャストコンクリート塀に雨だれ防止仕様を追加しました。
本日 (2023/09/19) 株式会社コンクレタス(大分県大分市宮崎1384-1工藤ビル101)は、日本で初めて耐震振動実験を行ったプレキャストコンクリート塀「塀のねっこ」にこれまで問題となっていた、雨だれを解消する改良を実施したことを発表いたします。
塀のねっこは地震の度に頻発するブロック塀の事故をなくすために開発された、安心安全なプレキャストコンクリート塀です。
(プレキャストコンクリートとは工場で作られるコンクリート製品)
【実績について】
塀のねっこはこれまで住宅はもちろん都市ガスプラント、発電所、工場、産業廃棄物ヤードなどで幅広く使われており安心してご利用いただける製品となっており、全国へ販売しております。
「塀のねっこの施工風景」
【コンクリート塀 雨だれ防止機能の開発理由】
これまでの製品では雨が降ると塀の壁面に雨水中の汚れの固着、コンクリート表面を覆うごく薄いセメントペーストがはがれることによる雨だれ汚れの解決が求められていました。
【問題の解決方法】
そこで製品天端に溝を設けることによりコンクリート塀の顔とも言うべき壁部への汚れの付着量を大きく減らす事が出来るようになりました。
溝の幅は約90mm(製品幅150mm)なので汚れが約半分程度になることを期待して設計しています。
「詳細情報」
https://concretus.jp/license/heinonekko/heinonekko_web_pamphlet/
「採用した雨だれ防止機能」
【知財登録】
本デザインは意匠登録済です。
【仕組】
塀上部にかかる雨水が溝を流れ製品端部に向け排水されます。製品端部は多くの場合同一製品と連なっていますが、製品誤差、施工誤差により1~2mm程度の隙間が出来ています。また、製品端部には斜めにカットされた目地部が存在し隙間が閉塞した場合でもそこに排水される仕組になっています。
【ポイント】
溝は2段になっており、1段の場合とくらべ少ない雨量でも効果的に排水できるようになっています。また残留物の残る面積も大きく減少します。
【コスト】
本デザインを採用した製品は従来と同様の価格で提供いたします。
【株式会社コンクレタスについて】
当社は国土が安心安全、快適になるようプレキャストコンクリート製品を開発・販売するファブレスメーカーです。販売エリアは日本全国となっています。
- プレキャストコンクリート塀 「塀のねっこ」 https://concretus.jp/license/heinonekko/
- 外断熱プレキャストコンクリート住宅 「北欧ホームズ」 (断熱等級7、HEAT20 G3) https://hokuou.homes/
- 境界基礎+ブロック塀基礎 「出世基礎 土地分け丸」 https://concretus.jp/license/tochiwakemaru/
等を提供しています。
気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
株式会社コンクレタス 代表取締役社長
池永征司(いけなが・せいじ)
住所 大分県大分市宮崎1384番1工藤ビル101
web https://concretus.jp/
tel 097-585-5830
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