松本秋則+松本倫子 「惑星トラリス」展
竹でできた、動く+音が出るオブジェで知られる松本秋則と、カラフルな猫の「hoppe」の作品で知られる松本倫子のユニットがつくり出す架空の惑星「トラリス」。
この惑星には独自の生態系があり、独特の形態で進化を遂げています。
生態系の頂点に「トラリス」が君臨し、そのカラフルな色合いが様々な生物に寄生しています。コミュニケーションは不思議な音楽によって会話をしています。トラリスの住まいはキノコのような形をしていて、ある小屋はオルゴールのシャワーが降っています。また別の小屋は波の音に包まれています。砂浜にはカラフルな流木が散在し、カラフルな葉っぱが群生しており、空には音楽を奏でるオブジェやカラフルなアバターが群れを成しています。
トラリスは惑星のあらゆる場所に生息しています。トラリスは変幻自在で、時には猫の形をしたり植物になったり楽器になったりします。そして時に、屋外空間へも増殖して、思いがけないところに出没したりします。
お客様は、自由に会場内外を移動して、自身の想像力で惑星トラリスを膨らませてください。
■ 開催概要
タイトル:松本秋則+松本倫子 「惑星トラリス」展
会期:2023年9月15日[金]~11月12日[日] 11:00-19:00
会場:BankART KAIKO(〒231-0003 横浜市中区北仲通5-57-2 1階 KITANAKA BRICK & WHITE North 1F / 馬車道駅2a出口)
入場:無料主催:BankART1929
共催:横浜市にぎわいスポーツ文化局
あわせて、北仲歴史広場、北仲BRICK & WHITE各店舗にも拡張して展示します。
会期は9月15日[金]~10月31日[火]まで。
チラシpdf:https://www.bankart1929.com/news/2023/pdf/matsumoto-tolaris.pdf
松本秋則(まつもと・あきのり)|1951年生まれ。1978年より創作活動を始め、 現代日本美術展、日本国際美術展、ヘンリー・ムーア大賞展など数多く出品する。1992年五島記念文化財団の助成で、1年半アジア7ヶ国少数民族の芸能を研究。1999年第9回バングラデシュ・アジア・アートビエンナーレでグランプリを受賞。1981年よりサウンド・オブジェ( 音の出る作品)を創作してギャラリー、美術館、 野外など 様々な場所で自動演奏によるサウンド・インスタレーションを展示する。現在はサウンド・オブジェを利用して、音楽、美術、演劇を融合したアキノリウムと言う新しいジャンルを開拓中。
松本倫子(まつもと・みちこ)|1973年生まれ。2000年に統合失調症を発病。不安で生活をするのが困難になった。2010年に動物保護団体から、愛猫ほっぺを譲ってもらい治療のつもりで、ほっぺの絵を描き始める。今では、それが生きがいとなり毎日、制作活動をしている。
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