犬と人の行動と学習の最前線に迫る! 9月30日(土)「人と動物の共生サミット2023」ハイブリッド開催
犬と人の潜在的な可能性を引き出すトレーニングとは?
来る9月30日(土)に、認定NPO法人人と動物の共生センター(所在地:岐阜県岐阜市/理事長:奥田順之獣医師)」は、岐阜県図書館(岐阜県岐阜市)にて『人と動物の共生サミット』を開催します。 登壇する講師は、世界とつながり、最新情報を得ながら活動するドッグトレーニングの専門家4名。全国各地からどなたでも参加できるよう、オンライン・オフライン併用のハイブリッド形式にて実施します。
犬の可能性は、深く広い。
犬は、高い認知能力を持つが故に、我々人と共に進化し、進化の中でさらに特異的な能力を開花させてきました。人と犬の特殊な異種間の関係性は、犬のパートナーである人の能力次第で、いかようにも変化します。
破綻した関係性となるのか、心から通じ合えると感じる関係性になるのか。
それは、人側が、犬のことをどれだけ理解しているかで決まります。
犬はよく人を見ています。人が犬を理解することが絆の第一歩。
同サミットでは、犬と人の行動と学習の最前線を全国の皆様と共有したいと考えています。
進化を続けるドッグトレーニング
かつて、犬のしつけと言えば、「人が犬の上に立つ必要がある」という考えがその中心でした。
その後、1990年代にいわゆる「陽性強化トレーニング」が渡来し、学習理論をベースとしたトレーニングが日本に普及して早30年。
2023年の今、ドッグトレーニング、そして、人と犬の絆づくりの手法はより倫理的で、動物福祉を守るに留まらず、犬と人の潜在的な可能性を引き出すアプローチへと進化を遂げています。
今回講演いただくのは、異なる分野の団体に所属する4名の著名な講師陣です。
世界とつながり、最新情報を得ながらそれぞれの分野で活動する講師の方々から、日々進化し、多様化するトレーニングのアプローチについてお聞きします。
講演後には、人と動物の共生センター理事長・獣医行動診療科認定医の奥田順之がモデレーターとなり、パネルディスカッションを行います。
テーマは「子犬にとって、本当に必要な学習とは?〜子犬と飼い主に伝えられるコト〜」。
人と犬が豊かな生活を送るために欠かせないパピークラス。
教えることは無限にあるといっても過言ではないこの時期、本当に必要な学習とは何か?
各講演者の立場から、飼い主と犬に優先的に教えたいコトについて伺います。
サミット実施概要
⚫︎日時:2023年9月30日(土)/11:00〜16:45
(18:30より、JR岐阜駅周辺にて懇親会を開催予定)
⚫︎場所:岐阜県図書館大ホール・ZOOMウェビナー(ハイブリッド形式)
※終了後2週間のアーカイブ配信あり
講演者
●鹿野正顕 先生
-日本ペットドッグトレーナーズ協会(JAPDT)理事長
-スタディドッグスクール代表/CPDT-KA
麻布大学にて犬のトレーニングを研究し、「人と犬の関係学」の分野で日本初の博士号を取得。
卒業後、人と動物のより良い共生を目指す専門家、ドッグトレーナーの育成を目指し、株式会社Animal Life Solutionsを設立、多数の専門家を育成している。JAPDTでは、世界基準のドッグトレーナー資格であるCPDT-KAの国内での普及に尽力している。
<講演テーマ>
「家庭犬のトレーナーの普及を目指して~国際資格CPDT-KAの意義とは~」
●フリッツ吉川綾 先生
-ヤマザキ学園動物看護大学 准教授
-獣医行動診療科認定医
酪農学園大学大学院にて博士号を取得後、一般臨床を経て、米国タフツ大学行動診療科にて研修。
日本・米国・英国にて、獣医行動診療/パピークラスに従事。2020年に獣医行動診療科認定医取得。
2023年より現職。日本獣医動物行動研究会のアドバンス教育委員長として、行動診療科獣医師の後進の育成に尽力している。
<講演テーマ>
「問題行動を治療する、獣医行動診療科の取り組み」
●檜垣史 先生
-オフィシャル Do as I Doトレーナー
アメリカに14年在住し、経営学士、経営学修士を取得。犬の行動コンサルタント認定(IAABC/CCPDT)を取得。
2013年にDo as I Doと出会い、犬の社会的認知能力、特に人間から学ぶ能力の活用を一般に広めることが使命に。
現在、ELTE大学(ブダペスト)博士課程在中であり、Do as I Do創設者であるクラウディア・フガッツァ博士と共に犬の認知能力の研究に従事している。
<講演テーマ>
「Do as I Do, 犬が生まれつき持つ、人間から学ぶ社会的認知能力を育む」
●藤田りか子 先生(オンライン講義)
-JNWSC(ノーズワークスポーツクラブ)アドバイザー
スウェーデン農業科学大学にて生物学修士(M.sc)を取得 。スウェーデン在住29年。
1998年より動物ライターとして活動。北欧の犬事情や世界各国の最新情報を、自身の運営する犬のE-マガジン「犬曰く」で発信中。
愛犬とノーズワーク競技会に参加し、数々のタイトルを獲得。2016年から、ドッグスポーツとしてのノーズワークを日本に伝えている。
JNWSC(ノーズワークスポーツクラブ)のアドバイザーとして、スウェーデンと日本の架け橋役を担っている。
<講演テーマ>
「人と犬を結び付けるノーズワーク~犬目線からのアプローチ~」
【参加方法】
以下peatixより申し込みください。
https://ha-summit-2023.peatix.com/
【参加費】
・一般価格:13,200円
・マンスリーサポーター/関連団体価格:9,900円
※マンスリーサポーター割引を受ける方は、peatixでの申し込み前に人と動物の共生センターマンスリーサポーター(月500円~)にご登録ください。
▽マンスリーサポーターへの申し込みはこちら
https://congrant.com/project/tomoiki/6037
※関連団体会員等は、マンスリーサポーターと同様の割引を受けられます。
詳しくは、人と動物の共生センター事務局まで、お問い合わせください。
info@tomo-iki.jp
<関連団体>
・JAPDT会員
・日本獣医動物行動研究会会員
・Do as I Do ベーシックレベル認定者
・JNWSC会員
・人と動物の共生センター マンスリーサポーター/正会員
人と動物の共生センターとは
同サミットを主催する認定NPO法人人と動物の共生センターは、2012年に岐阜県岐阜市で設立し、動物だけを守るのではなく、『飼い主』『周囲の人』『動物』の三者の共生する社会をビジョンに掲げ活動しています。
獣医師で動物行動学の専門家である奥田順之理事長を中心に、適正飼育、ペット防災、ペット後見、生活困窮者ペット飼育問題、ペット産業の社会的責任の推進の5つの分野で、全国の行政・企業・NPO・市民団体等と連携した活動を行っています。
▼リンク⼀覧
公式サイト:https://human-animal.jp/
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▼ご取材について
本件に関するご取材は、以下の連絡先までお願いいたします。
認定NPO法⼈ ⼈と動物の共⽣センター 担当:理事⻑・奥⽥順之
住所:岐⾩県岐⾩市岩地2-4-3
TEL:058-214-3442
FAX:058-214-3640
MAIL:info@tomo-iki.jp
HP:http://human-animal.jp
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