背景

2023年9月6日、株式会社プロフィナンスは、事業計画および予実管理の新スタンダードとなる「Vividir（ビビディア）」の正式版をリリースします。この正式版のリリースによって、スタートアップから大企業に至るまでの新規事業開発において、事業計画作成と運用をさらにスムーズに行えるプラットフォームを提供します。

当社は、現在進行中の厳しい環境変化に対応するため、仮説構築とその検証を迅速に進める仕組みと体制を推奨しています。このアプローチを「動的経営」と名付け、実践・提唱してきました。

変化が激しいこの時代において、持続的な成長を遂げるには、効果的な経営の仕組みが不可欠です。そしてその仕組みは、「天才経営者」の才覚だけに依存するわけではなく、意志があれば誰でも実現可能であると考えています。その信念のもと、プロダクトとサービスを提供できるように努めてまいりました。

正式版での新機能・アップデート

1. シミュレーターの大幅強化

・詳細なファネル・商談プロセスの設計：集客経路・ファネル設計がより柔軟になりました。またB2Bのユーザーの皆様から強いご要望を頂いておりました商談プロセスにおけるリードタイムを変数として設定できるようになりました。

・サブスクリプションビジネスのためのコホート分析：サブスクリプション型のビジネスの場合、ユーザー推移についてコホート分析が必要となることを踏まえて、コホート表示も可能となりました。

・人員計画の柔軟性向上：様々な指標に基づいて連動した人員計画の設定だけでなく、個別の設定・計画について設定しやすくなりました。

各種費用設計等の柔軟性向上：人数連動等にも対応し、費用類をさらに柔軟に設計できるように改善いたしました。

・KPIの設定：無数の変数を盛り込んだ計画の中、KPIとして特定できるようにしました。

各種変数の依存性可視化：各変数が何をインプットに算出されているか、依存関係を素早く確認できるようになりました。

2. シミュレーションアウトプット表示

・期間集計の実装：通常月次で計画作成できるが、シミュレーション結果を月次だけでなく、四半期・半期・年度で表示切り替えが可能となりました。

・計画可能な月数の解放：従来までプランによって3年、5年までの計画作成が可能となっていましたが、プランごとの計画作成期間の上限を開放し、最長10年まで作成することができるようになりました。

正式版リリースを記念するキャンペーン：抽選で利用料無料、お申込者全員にクーポンご進呈

今回のVividir正式リリースを記念し、応募企業様抽選で、Vividirの利用料（半年分）及び初期費用、総額200万円相当分を、社数限定で無料提供いたします。

また、応募頂いたにも関わらず、抽選に外れた場合も、ご応募くださった全ての企業様に初回ご利用料金に対する30%割引クーポンをご進呈いたします。

・お申し込み期限：9月20日（水）23:59

・抽選ご発表：9月末　＊お申し込みくださった皆様に順次ご連絡申しあげます。

【お申し込みURL】キャンペーン応募ページ

これまでの反響

アーリーアクセス版は、上場準備中のスタートアップに加え、大手企業における新規事業開発チームにおける各事業の計画作成、そして予実管理推進における課題を有している皆様に好評を頂きました。Vividirは、経営チームの強化、経営分析のナレッジ化等を目的に活用を頂くに至りました。 特に、当社が目指す、迅速に仮説検証を推進していく、変化に強い事業運営である「動的経営」について、強く共感を頂くに至りました。

その後、アーリーステージのスタートアップ企業のニーズを受けて、スタートアップ向けのDevelop Planもリリースして参りました。

情報発信の充実

今回の正式版リリースに伴って、Vividirのランディングページもアップデートいたしました。 さらに導入事例や、弊社の当事業領域における知見・示唆を発信していく試みも開始しました。プロダクトだけでなく、当事業領域における皆様の悩みに答えるべく、情報発信も強化していきます。

当社代表　木村 義弘　コメント

アーリーアクセスからご利用頂いているユーザーの皆様の支えとフィードバックのおかげで、今回改めて正式版としてリリースすることができました。今回の正式版では柔軟性も高まったことからより経営シミュレーションとしてご活用の幅が広がりました。

「あらゆる憧憬のインターフェースになる」という弊社のビジョンに基づき、起業家や新規事業担当者の方々が、思い描いた事業の可能性について、事業計画という体験を通じて事業の解像度が上がること、またその事業の可能性を実現するための仕組みを構築するようなプロダクトを目指してきました。

アーリーアクセス版ご提供開始後、ユーザー様だけでなくスタートアップから大手企業まで幅広い皆様と「事業運営・経営をどのようによくしていけばよいか」議論を重ねてまいりました。

その中で、感じたことは「スタートアップだけでなく、大手と言われる企業にもまだまだ伸びしろがある！」と確信しました。我が国において「失われた20年」は、いつしか「失われた30年」と言われるようになりました。しかし、経営・事業運営の仕組みを変えることで、むしろスタートアップだけでなく大手企業ももっと成長できると確信しております。日本産業全体の再成長に、経営DX・シミュレーションプロダクトであるVividirを通じて貢献できると考えております。

今回正式版リリースを発表しますが、事業環境は変わり続け、お客様も進化・成長し続けます。環境の変化、お客様の成長を先導できるよう、Vividirはまだまだ深化・進化します。

代表者　プロフィール

2006年　ベンチャーキャピタルにて投資先支援、特に複数のスタートアップの事業計画・財務計画策定を実施。
2009年　ベンチャーのインド子会社立ち上げ等に携わる。
2011年　デロイトトーマツコンサルティングに入社。デロイトコンサルティングSEA（東南アジア）に出向し、ミャンマーオフィスの新規立ち上げを推進。主に日系企業をクライアントとして新興国戦略策定の他、政府向け産業政策立案、インフラ開発検討等のプロジェクトに従事。
2015年　事業会社の経営企画において、国内外のM&Aを主導、買収後、各社CFOとして経営に携わる。
2018年　株式会社プロフィナンス創業。

他活動
・情報経営イノベーション専門職大学　特任教授
・グロービス経営大学院　ファイナンス特任准教授
・NEXs Tokyo メンター
・特許庁主催 知財アクセラレーションプログラム　ビジネスメンター

【会社概要】
 社名：株式会社プロフィナンス
 代表：代表取締役CEO 木村 義弘
 本社所在地：東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス8F
 URL：https://vividir.io/
 設立年：2018年2月
 事業内容：
 ・経営シミュレーション「Vividir」の開発及び提供
 ・戦略/M&A/新規事業に関するコンサルティング
 ・各種企業研修の実施