【9/1発表】台風シーズン到来、家は大丈夫?!新築工事中の「足場倒壊」、安全のために出来ること
業界初の個人向け総合不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)、マンション管理組合向けコンサルティングを行う“不動産の達人”株式会社さくら事務所(東京都渋谷区/社長:大西倫加)は、新築戸建て工事現場における、台風シーズンの足場倒壊リスクについてコラムを公開しました。
9月は大型の台風が日本付近に発生する時期です。最近は、足場が突風で倒壊する事故もありました。新築戸建て工事中の方は、台風予報が確認でき次第、強風に備えた現場の安全対策の確認をお勧めします。
【足場倒壊による施工側・施主側へのリスク】
- 工期遅れ(施主の費用負担はないが、仮住まいでの生活期間が長くなる等の生活に影響)
- 周辺住民への迷惑(「あの会社大丈夫?」「あの家は危険では?」と噂が立つことで、入居後に住みづらくなることもあり得る)
【台風接近前に行うべき足場の安全性確認】
足場のネットが風で煽られ、大きく揺さぶられて、足場が建物の外壁にぶつかってしまうことも。また、「壁つなぎ」という足場を固定し安定させる道具が緩んでいると外壁を傷つけてしまったり、足場が不安定になることがあります。緩んでいないか点検をする、増設してより強固に固定する、といった対策を検討する必要があります。
【深刻化する建設業の人手不足】
現場監督は上記のような台風対策を念頭に置いているものの、一人で10件以上の現場を掛け持ちしているケースが多く、台風予報に対して現場の巡回や対応が間に合わない可能性もあります。実は、建設業の就業者は平成9年をピークに減少傾向が続き、慢性的な人手不足と高齢化が進んでいます。多方、営業受注は好調を続ける一途で、新築戸建て着工数は増加、首都圏の分譲マンション価格はバブル期超え等、住宅市場の好況で人手不足は深刻化しています。安心して新居を完成させるためには、現場任せきりではなく、施主も積極的に家づくりの工程を一緒に確認することをお勧めします。
可能であれば、台風予報が発生された時点で、予め現場監督に断りをいれ、この機に自身の目で現場を見てみることも一案です。併せて、現場スタッフへの感謝を伝えておくと、よい関係構築につながりますし、マイホームが出来上がる過程を楽しむ思い出になるでしょう。
詳細は当社サイトにてご紹介:https://www.sakurajimusyo.com/guide/36732/
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