有機農業生産から加工・販売まで六次産業化に取り組む農業法人の株式会社イナゾーファーム（北海道士別市、代表取締役:谷寿彰、以下「当ファーム」）は、夏秋有機高糖度トマトとして「有機イナゾートマト」を2023年7月から9月頃まで販売します。この時期に「有機」と「高糖度」の両特長を持つトマトは全国的にも非常に珍しく、お取り寄せや、高質スーパー・レストラン等で毎シーズンご好評を頂いております。

「有機イナゾートマト」は有機JAS認証のオーガニックトマトです。

北海道北部の夏は寒暖差が大きいのが特長で、長い日照時間でトマトは糖分をたっぷりと作り、夜の涼しさで糖分を蓄えます。

そうやって一粒一粒に濃厚な甘味をぎゅっとトマトに閉じ込めることで「高糖度」のトマトが収穫できます。

「有機イナゾートマト」は化学合成農薬や化学肥料を使用せず、もち米の藁によって炭素を十分に含んだ土で栽培しています。

目をかけ、手をかけ、心をかけることで、トマト本来の力を引き出し「美味しい醤油のような、強いアミノ酸を感じるトマト」を目指して生産しています。

また、2022年の分析結果では「平均値（*）のトマトと比較すると抗酸化力（植物ストレス耐性力）が約2.4倍ある」という結果がでました。

身体の老化を抑える酸化予防効果が高い「有機イナゾートマト」が、日々の健康な身体づくりをサポートします。

*平均値はデリカフーズグループ保有のデータベースを参考としています

2023年2月には「有機イナゾートマト」を100%原料に使用した「有機トマトジュース クリア」（自社商品）が、令和4年度優良ふるさと食品中央コンクールの新製品開発部門において最高賞である「農林水産大臣賞」を受賞いたしました。

「有機イナゾートマト」は、抗酸化力が高いという「成分」、高糖度の「味」、どちらをとっても自信を持ってお客様へお届けできるトマトです。

有機イナゾートマト【夏季限定商品】（左）1kg、（右）3kg　

今年は北海道北部に位置する当地でも35度を超える高温と高湿度が続き、有機で高糖度のトマトを作るチャレンジは大変厳しい環境を余儀なくされ、トマトも生産者の私たちにとっても試練が続きました。年々異常気象が深刻化するこの環境で自然相手にできることを最大限ほどこし、トマトが持つ本来の力を味方につけ、甘さ・酸味・旨味の三拍子を楽しめる旬のトマト作りに邁進しています。

「有機イナゾートマト」の販売は2023年9月頃までの予定です。

有機野菜としてフレッシュな状態の「有機イナゾートマト」お楽しみいただける期間も残り僅かとなりました。

北海道の夏の余韻を感じる貴重な味を、この機会にぜひご賞味ください。

＜「有機イナゾートマト」の販売情報＞

●2023年7月1日〜9月頃まで「イナゾーファーム・有機イナゾートマトの通販サイト」で販売中
https://inazofarm.shop-pro.jp/

●北海道士別市のふるさと納税としてもお取り扱いがございます。（各種ふるさと納税媒体からお申込み可能）

• 株式会社イナゾーファームについて／社会に対して農作物や農産加工品という形で届ける品物の安定供給、良質な味、お客様に対するサービス全ての向上を通じて、年間を通して「よいものが必ずあるファーム」を目指しています。
• 沿革／1948年に初代が現在地に入植し創業、2019年に株式会社イナゾーファームとして法人成りした農地所有適格法人です。現代表で3代目の谷寿彰が2008年から従来の稲作・畑作に加え、「イナゾー®トマト」として高糖度トマトを栽培する施設園芸に取り組み始めました。ファーム内で生産・加工・販売を一気通貫する仕組み構築を通じて経営の多角化を進めています。
• 主な産品／有機イナゾートマト、有機アスパラガス、有機カボチャ、もち米、大豆、有機トマトジュース 他
• 認証／2011年生産において有機JAS認証、2013年有機JAS加工認証、2020年JGAP認証を取得。
• 受賞歴／2022年11月、農林水産省及び内閣官房により、農山漁村活性化の優良事例である「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」第9回で選定された全国37地区のひとつとして当ファームがビジネス・イノベーション部門にて選出されました。『有機トマトジュース クリア』は北のハイグレード食品2022に選定、第29回北海道加工食品コンクールで北海道知事賞を受賞。令和4年度優良ふるさと食品中央コンクール新製品開発部門の農林水産大臣賞受賞は3冠目となります。