インドネシアにて、「教育分野の支援」へ『KEY COFFEE TOARCO財団』

キーコーヒー株式会社

2023.08.30 11:15

2023年8月25日(金)、1回目の寄付を実施

 キーコーヒー株式会社(本社:東京都港区、社長:柴田 裕)のグループ会社であるインドネシアの現地法人PT.TOAR CO JAYA(本社:Jakarta Timur、社長:鈴木 秀顕)は、サステナビリティ活動の一環として、インドネシア・トラジャ地域にお ける「教育分野の支援」を目的に、2023年5月9日に『KEY COFFEE TOARCO財団』を設立。2023年8月25日に、1回 目となる活動として、トラジャ地域にある小・中学校に文房具等を寄付しました。

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■「トアルコ トラジャ」コーヒーと、地域一体型事業 

 当社は、50年前の1973年より「幻のコーヒー」と言われたトラジャコーヒーの復活に向けて、インドネシアの行政・自治体、コーヒー生産者など多くの方と協働し、トラジャ地域における地域一体型事業※1として取り組んできました。1976年には現地法人「PT.TOARCO JAYA」を設立、事業着手から約5年後の1978 年に日本で「トアルコ トラジャ」を発売し、今年で発売45周年を迎えました。現在「トアルコ トラジャ」は、品質や味わい面においてはスペシャルティコーヒーとして、また、地域一体型事業であるサステナビリティコーヒーとしても、多くの方に親しまれご愛飲いただいています。

 

■当財団設立と「教育分野の支援」に向けた寄付

 『KEY COFFEE TOARCO財団』は、「トアルコ トラジャ」の生産地であるインドネシアにて、「教育分野の支援」を目的に2023年5月9日に設立されました。ロゴマークのコーヒーリーフには、喜びや幸福を意味する黄色を採用し、当社および「PT.TOARCO JAYA」と現地の方々との“絆”を象徴しています。そして、2023年8月25日に、1回目となる活動として、トラジャ地域にある小・中学校に文房具等の寄付を実施し、当日は「PT.TOARCO JAYA」鈴木社長よりスピーチも行われました。

 

■「PT.TOARCO JAYA」鈴木社長スピーチ(一部抜粋)

 「当社は、当財団を通じて教育の世界に常に注意を払い、提供する支援が教育と学習のプロセスのサポートに役立ち、学生がより良い将来に向けて勉強できることを願っています。それは、学ぶことが人を成長させ、人生を豊かにすることにつながると信じているからであり、当社もトラジャ地域で多くのことを学び、成長してきました。」

 

■寄付内容

ペンやノートなどの文房具数種類を寄付しました。

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※1地域一体型事業(一例)

<トラジャ事業のサステナビリティ活動( “3つのP”)>

① Production【自然との共生・循環農法】

 コーヒーの木の周りには、土壌を守り作業効率を高めるためのカバークロップや、直射日光を遮るシェードツリーが植えられています。また、脱肉後の果肉を堆肥として利用、脱殻後のパーチメントを乾燥機の燃料にするなどの循環農法も実施。生物・自然を尊重し、共生して持続可能な農業を45年以上にわたり地道に行っています。直営パダマラン農園はこれらの取り組みを認められ、「レインフォレスト・アライアンス」の認証を受けています。

② People【生産者・仲買人・社員との協力】

   当社直営農園で作られるのは、「トアルコ トラジャ」全生産量のうち20%であり、残りの 80%は周辺農家や仲買人から購入しています。キーコーヒーはコーヒーづくりの環境を整えるべく、パダマラン農園で栽培された苗木の無償提供や、コーヒー栽培のノウハウを周辺農家に提供することで、コーヒー生産者と共存しています。また、年に 1 回、『KEY COFFEE AWARD』を開催し、その年に優良なコーヒー豆を育てた生産者を表彰して労うことも行っています。

③ Partnership【政府・学術機関との連携】

  地元政府や研究機関とも連携し続けています。2016 年にはアメリカに本部を置く国際的な研究機関World Coffee Research(ワールド・コーヒー・リサーチ)と協業し、パダマラン農園にて病虫害や気候変動に負けない品種の発掘に向けた試験をスタート。持続可能なコーヒー生産に向けた活動を行っています。

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