■商品開発背景

キャンピングカーは、移動手段の自動車から、ライフスタイルの中心へと大きく進化し、高価で大きなボディーから、普段から使えるコンパクトなモデルへと大きく進化を続けています。暮らしや社会が目まぐるしく変化していく中で、自由気ままに楽しむ「遊び」用途のキャンピングカーは、働き方の多様化によってオフィスカーとしての需要が生まれ、災害時に家族を守る「備えるクルマ」としてのニーズなど、様々なニーズが出てまいりました。

また、40年ぶりの物価高騰によるインフレ時代には、キャンピングカーは2台、3台持ちの贅沢品から、1台マルチユースを、ライフスタイルの中心としてフル活用することで、最も経済的な自動車購入の選択肢へとニーズが変化していると感じています。当社は、販売がスタートした2009年から14年。「普段遣いできるキャンピングカー」を理念に掲げ、ハイエースのワイドミドル、ナローモデルにこだわり、これまでに販売累計1,000台を突破、私たちを支えてくださるお客様は全国に広まりつつあります。

今後、さらに多くの人へ“キャンピングカーのある暮らし“をお届けするために、 

・贅沢な一人時間を実現する新しいスタンダード EXCLUSIVE MINI Bird

・お求め安い価格帯を実現したRugged VAN（ラギッドバン） ※ハイルーフ版 初出展

・走破性とコアなファンのための デリカ D:5 CRUISE CAMPER Edition ※12Vクーラー搭載 初出展

・免許不要で楽しめるトレーラー TRAIL WORKS（トレイルワークス）

を開発。安全なリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使用した当社オリジナルのオフグリッドシステムと共に、

「１台で全てを満たす”普段遣いできるキャンピングカー”」としてフルラインナップが完成しました。

ケイワークスは、今も、その次の世代にも「キャンピングカーのある暮らし」を目指しています。

■出展モデルの概要

【業界最高スペックのリチウム搭載でエアコン10時間稼働の新型軽キャンパー EXCLUSIVE MINI Bird】

一人旅、ソロキャンプ、ペットとの共有空間など、個々のライフスタイルに応じた新しい生活様式を実現するための機能と装備を実現したモデル。業界最高スペックのリチウムバッテリーを搭載し、オプションのソーラーパネルの選択により、環境負荷の低減と持続可能な生活スタイルを追求した設計となっています。最大300Ahという業界最高スペックのリチウムバッテリーを搭載することで、エアコン最大10時間稼働することが可能。また、気温が30℃を超える厳しい状況下でも室温26℃以下に維持する能力を備えており、自然環境との調和を保ちつつ、快適な移動空間を提供します。

さらに、この車は軽自動車サイズでありながら、広々としたワークスペースと寝心地の良いスペースを提供します。これにより、リモートワークや個人の趣味を自然の中で楽しむことが可能になり、働き方やレジャーのスタイルに新たな自由度と可能性をもたらします。

ユニークな特長として、車内の広々とした空間には、横幅1mのテーブルとベッドが設置されており、男性でも女性でも旅行や仕事を一緒に楽しむことが可能です。車両内にはリチウムイオンバッテリーによる電源環境が整備されており、2000Wのインバーターによって、電子レンジや冷蔵庫、ドライヤー、IHなどの家電の使用も可能です。

【ラフに使えるDIYで楽しむ リーズナブルなキャンピングカー　Rugged Van ※ハイルーフ版 初出展】

Rugged VANは、その名の通り、ラフに扱え土足で気軽に使用をイメージした、シンプルで使いやすいレイアウトとVANらしい無骨なデザインが特徴です。このモデルは、30代後半から40代の「自分らしさを表現したい」と思う比較的若い年齢層をターゲットにしています。何よりも、お求め安い価格帯の498万円～で、当社のオーロラシリーズやEXシリーズと同じ高品質の内装家具を採用。リチウムイオンサブバッテリーへのアップグレードも可能で、品質基準もオーロラエクスクルーシブシリーズと変わりません。

ユーザーはDIYや後付けパーツ、内装カスタムを楽しむことができ、キャンピングカーに必要な装備は標準搭載。お客様が必要としない部分は選択式にし、コストを抑えた構成としました。ボディーサイズは、ミニバンからの乗り換えをスムーズにするナローボディを採用。また、モバイルオフィスカーの設計ノウハウを活かし、リモートワークとレジャーのバランスを追求した設計としました。Rugged VANは、ユーザーの個性やイメージを反映できるモデルとして、ベストな一台となっています。

【ソーラー＋リチウムで武装した究極ミニバン デリカ D:5 CRUISE CAMPER Edition ※12Vクーラー搭載 初出展】

独自の走破性を誇るミニバンとして、コアなファンを多く抱える三菱デリカ。オリジナルREVOシート＋ポップアップルーフに当社オリジナルのオフグリッドシステムを搭載する「デリカD：5 CRUISE」をさらにブラッシュアップして、フルフラットベッド展開、シンク、収納などのキャンピングカー装備をプラスした、キャンパーエディションが完成しました。

２列目シートには、「オリジナルREVOシート」を採用。大人２人でゆったり休むことができるフラットな就寝空間を作り出します。このシートを折り返し、３列目シートと向き合わせると、対面式のリビング空間が展開。標準装備のセンターテーブルで、家族や仲間との楽しいひとときを堪能できます。さらに、左の家具に装着した折りたたみ式テーブルや、右側家具に取り付け可能なシンクで、日常の生活も快適に。

リチウムイオンサブバッテリーシステムを標準装備。100Vの通常コンセントを設けていますので、スマートフォンやパソコン、ビデオカメラ等の充電の他、コーヒーメーカーに至るまでさまざまな電気製品を車内で存分に使えます。オプションのソーラーパネルを搭載すれば、リチウムバッテリーを満充電に近い状態を維持しながら運用でき安心です。バッテリーは、サードシートの座面下に効率よく設置されているため、荷室の広さや座席の快適さを損なうことなく、車内空間を最大限に活用することができます。悪路の走破性が抜群なベース車両の特性を活かして、移動できるリモートワークスペースやもしもの時の災害時など、どんなシチュエーションでもそのパフォーマンスを堪能いただけるモデルです。

【けん引免許不要！駐車場に収まるジャストサイズのトレーラー　TRAIL WORKS Mini】

2020年に『BEAMS』がプロデュースしたことでも好評な「TRAILWORKS」をそのまま小さくしたようなスタイルで、駐車場に収まるジャストサイズのトレーラーとして「ジャパンキャンピングカーショー2023」でデビューしたモデルを出展します。三河家具職人が作る高品質な内装家具に加えてキッチン、電子レンジ、冷蔵庫といった電装品をバッテリー残量の不安なく使用することが可能です。ここまでの快適装備にも関わらず、サイズは全長4300×全幅1934×全高2465mmと一般的な駐車場枠内にはいるコンパクトサイズ。車両重量は750kgで、けん引免許がなくても使えることができ、「+One Room(プラス ワンルーム）」として趣味やアウトドア、防災、テレワークなど様々なシーンで活用頂けます。

ドイツALKO社製シャーシと国内メーカーのホイール、タイヤといった国産仕様の足回りで万が一のメンテンナンスの際も安心です。

【けん引免許不要！欲しい装備を選べる バイク好きのためのトレーラー　TRAIL WORKS Cargo】

元バイクレーサーである代表黒田が作りあげたバイク好きのためのカーゴトレーラーです。けん引免許不要だから、手軽に始めることができ、自分の利用シーンに合わせたパーソナルなカスタムも可能。不要な装備は全て削ぎ、本当に必要な装備に絞り込むことで、低コストで質の高いトレーラーライフを始めることができるモデルです。またこのモデルの大きな特長として、断熱施工。一般的なカーゴトレーラーには施工されていない断熱効果により、バイクの整備だけでなく、万が一の際の家族やペットを守る避難場所としても使えるなど活用の幅が広がります。 

※その他、4車種　合計9車種での出展を予定しています。

■出展概要

名古屋キャンピングカーフェア2023

会期：     2023/09/09(土)～2023/09/10(日)

会場：     ポートメッセなごや（〒455-0848 愛知県名古屋市港区金城ふ頭２丁目２）

Web：     https://jrva-event.com/event/nccf2023/

■株式会社ケイワークスについて

愛知県豊橋市に拠点を構えるキャンピングカーメーカー。代表の黒田がバイクをワンボックスカーに積載してレース活動を行っていたことから、レースマシンではなく人を乗せて楽しむことが出来たらと考えて創業。三河地方の職人の手による丁寧で上質な木工家具を始め、独自開発したオフグリッドシステムを全車標準搭載するなど、ハイクオリティなキャンピングカーを製作しています。日本の道路事情にフィットした国産オリジナルトレーラー｢トレイルワークス｣や、テレワークや業務効率改善に向けた移動オフィスカー、災害対策車も開発、シェアを拡大しています。

Web：http://kworks-aurora.com/