共棲
いい顔してる「植物」といい顔してゆく「鉢」たちの展覧会
この度、ckinoco(キノコ)は植物屋 叢(クサムラ)とCIBONE表参道にて、展覧会を開催致します。 ckinocoは、紙でできた育つ植木鉢、Papierpot(パピエポ)というプロダクトを展開します。 叢は異なる鉢一つ一つに合わせた植物を植え込みます。職人の手で作られたパピエポは全てが個性豊かで、 叢の植物と共に経年変化が楽しめる、これまでにない植物と鉢の関係性を提案する展覧会です。
共 棲(きょうせい)
いっしょに生きてゆくこと。相互に作用し合う状態で生活すること。
生長する植物に対して鉢も変化できないだろうか。 植物の買い付けで生産地を訪れると、ハウスの片隅でたくましく 生きているサボテンを見つけ「いい顔してる」と惚れてしまう。 街角に処分され積み上げられた雑誌や本をみると、紙の原料である 植物の面影が浮かび上がる。「こいつはまだ死んでいない」と思う。 似て非なるこの二つが共棲を始める。生命力溢れる植物が 古紙に息吹を与え、鉢は植物の生長に寄り添い形を変える。
共に棲もう。
棲むことで変わること、発見がある。他にもいろんな共棲があるかもしれない。
イベント概要
会期:2022年7月23日(土)- 8月14日(日)
タイトル:共棲(きょうせい)
会場:CIBONE150-0001東京都渋谷区神宮前5-10-1GYRE B1F
OPEN 11:00-20:00TEL 03-6712-5301会場の取材、
撮影許可に関するお問い合わせ
Ciboneプレス担当: 金竹麻姫
Papierpot パピエポ by Ckinoco
紙でできた育つ植木鉢例えば、読み終えた雑誌、印刷で出た排紙など そんな役割を終えた紙を原材料である植物に近い関係でそのままの素材を活かし、この紙に再び命を与えたいと考えました。 植物を、植物から加工された紙をつかって飾る。植物を育てるのと同じように鉢も育てる。 そして、そのまま自然に帰るものに。
Ckinoco(キノコ)とは広島出身のアーティストとデザイナーのユニット名。2004年結成しグラフィックデザインを中心に活動を続ける。広島の歴史を学び、未来へ繋ぐ活動をモットーとする。アートとデザインの境界を超え、「Love & Peace」 をテーマに様々な分野に挑む。
梁川敬介 ヤナガワ ケイスケ
広島県生まれ。東京在住。2011 年にデザイン会社「ハンサム株式会社」を設立、代表。様々な分野、クライアントのアートディレクション、デザインを行う。また「価値のなくなったものを価値あるものにする」という考えのもと自主制作も行う。http://8036.jp
小平篤乃生 コヒラアツノブ
広島県生まれ。現代アーティスト。フランスを拠点に国内外で活躍。「あらゆるメディアや歴史は緩やかに絶え間なく繋がっている」という考えのもと、考古学とは別の視点や解釈からの歴史を提示し、国家が成立する前の人間の営みや自然との共存を探し求め、五感を喚起させる体感的な場と作品をつくり続けている。
叢 (クサムラ)
小田康平 オダコウヘイ
広島生まれ。世界中を旅する暮らしをしていた20代の頃、旅先で訪れたパリで、フラワーアーティストがセレクトショップの空間演出を手掛ける様子に感動。帰国後、生花と観葉植物による空間デザインに取り組むようになる。数年がたち、画一的な花や植物での表現に限界を感じ始めていた頃、ある世界的アートコレクターと出会い、納品後に傷ついた植物を見て発した彼の一言、「闘う植物は美しい」に衝撃を受ける。以来、植物選びの基準を、整った美しさから、『いい顔』をしているかどうかに変える。独自の視点で植物を捉え、美しさを見出した一点物の植物を扱うことを決心し、2012年、独自の美しさを提案する植物屋「 叢 - Qusamura 」をオープンした。
http://qusamura.com/
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