今年はどの色のランドセルが人気?重さはどのくらいが良い?

株式会社モギカバン店

2023.08.07 13:33

―MOGIがお客様のランドセルに対する意識や傾向を独自調査―

MOGIオリジナルランドセルを展開する(株)モギカバン店(群馬県桐生市、代表取締役:茂木理亨)は、現在2024年4月に小学校へ入学するお子様向けランドセルの注文予約を承っています。このたび6月26日までにランドセルカタログを請求された方を対象にアンケートを配布し、今年度のお客様のランドセル購入に対する意識や傾向を調査致しました。分析結果は今後の弊社の商品開発や販売戦略に活用するとともに、これからランドセルを購入される方の参考にしていただければと思います。是非御社メディアで取り扱っていただけると幸いです。

<調査結果のポイント>

◎今年はどんな色のランドセルが人気なの?
⇒ 男女共に年々人気色が多様化。特に女の子は7色が人気拮抗状態。
 本体色については、男子は『黒』と『紺』が人気。但し、『ブラウン(茶)』、『キャメル』、『グリーン(緑)』などを検討している人も多く、更に今年は『ブルー』、『グレー』などの人気も伸びています。
 一方女子は『キャメル』を筆頭に『ブラウン』、『ラベンダー』、『赤』、『バーガンディ』、『ピンク』、『ローズ』といった色の人気が拮抗しており、年々多様化しています。

◎いつ頃からランドセルの検討を始めているの?
⇒ 半数以上の方が年中さんの1月以前から検討開始。注文予約は5月がピーク。 
 ランドセルの購入検討を開始する時期としては年中時<4~5歳児>の1月が一番多いです。但し全体の3割強は、年中時の12月以前から既に購入検討を開始していたと回答しています。またランドセルを注文予約する時期は、4~5月頃が一番多いです。

◎どのくらいの数のランドセルを比較検討しているの?
⇒ 『3~4ブランド』が最多。しかし中には10ブランド以上比べる方も。
 国内には数多くのランドセルブランドが存在しますが、約3割の方が、『3』または『4』のブランドを購入検討時に比較すると答えており、これが一番多いです。一方、14%程度の方が『10ブランド以上』比較検討していると回答しており、その熱心さが伺えます。

◎ランドセルはどのくらいの重さが良いの?
⇒ お客様が許容できるランドセルの重さは1170~1300g。
 PSMという調査手法を応用してアンケート結果を分析すると、『1170~1300g』の間が多くのお客様の許容できるランドセル重量のようです。『1300g』を超えると重すぎて購入したくなくなる方が増加し、逆に1170g未満になると軽すぎて補強材などの品質を疑い始める方が増えます。その為、その間であれば重過ぎず、かつ品質も疑わない重さという訳です。

【調査結果詳細】

<購入を検討したランドセルの本体色>

Q: ランドセルの購入を検討している時のことについて伺います。 検討の際、以下のランドセルの本体色についてどの程度購入したいと考えていましたか。
(各色について”絶対購入したい”から、”絶対購入したくない”まで5段階で評価。そのうち上位2項目<”絶対購入したい”または”購入したい”>を選択した方の割合<%>を算出)
 


ランドセルの購入時に検討していた本体色についてお聞きすると、男の子については『ブラック(黒)』(検討率:80.0%)と『紺』(75.0%)の検討率が他色から群を抜いて高い結果になっています。また昨年と比較すると『ブルー(またはマリン)』 (41.3%)や『グレー(灰色)』(35.1%)の検討率も上昇しており、色の多様化が進んでいます。一方女子については『キャメル』(65.8%)、『ブラウン(茶)』(56.8%)、『ラベンダー(紫)』(51.8%)、『レッド(赤)』(50.8%)の4色が検討率50%以上となっており、更に昨年と比較すると『ライトブルー(水色)』、『ベージュ(白色系)』などの薄色の人気も増加しています。男女とも、年を追うごとに本体色の多様化が進んでいます。

 

<ランドセルの購入検討を開始した時期と注文予約した時期>
Q: 今回ランドセルの購入を検討し始めたのはいつ頃ですか。以下の中から最も近い時期を1つお選びください。
Q: 最終的にランドセルを購入(予約)したのはいつ頃ですか。以下の中から当てはまるものを1つお選びください。
 (下記グラフに検討開始時期の集計結果を赤い棒グラフ、購入予約時期を点線で表示)
 

ランドセルの購入検討を開始した時期をお聞きすると、一番多かったのは年中時(4~5歳児)の1月で19.1%であり、またこの1~3月の3カ月間に全体のほぼ半数(50.4%)の方が検討開始しています。一方、更に時期を早くして、年中時の12月以前から検討を開始した人も全体の35.7%いらっしゃいました。
 また注文予約時期は1月から徐々に上昇し、年長時の5月がピークとなっています。

 

<比較検討したランドセルブランドの数>
Q:購入検討時にMOGI以外のブランドもご検討されましたか。 以下の中から検討したブランドを全てお選びください。  
(下記のグラフに、MOGIを含めた検討ブランド数を集計)

 


 
国内には数多くのランドセルブランドが存在しますが、ランドセルの購入検討時に比較したブランド数を集計すると、『3』または『4』と回答した方が一番多く、全体の30.6%を占めています。また『1』~『5』ブランドと回答した方が全体の60.7%を占めておりますので、約6割の方が5ブランド以内に絞って検討を進めていらっしゃることが伺えます。一方で10ブランド以上比較検討している方も全体の14.1%と、多くの情報を集めて熱心にご検討されるお客様もいらっしゃいます。

 

<お客様が許容できるランドセルの重さ>
Q: 『ランドセルの重さ』について伺います。 以下の項目についてあなたの気持ちに一番近い重さ(g)を選択肢の中から1つずつお選び下さい。 
(項目:重過ぎて購入したくなくなる、重いと感じ始める、軽いと感じ始める、軽過ぎて品質を疑い始める)

お客様が許容できるランドセルの重さについて結果を分析すると、『1170g~1300g』が許容できる重量帯であることが判明しました。これは商品価格の許容帯を調査・分析する『PSM (Pricing Sensitivity Measurement)』という手法を応用して行った分析結果であり、アンケートでは『重過ぎて購入したくなくなる重さ』、『重いと感じ始める重さ』、『軽いと感じ始める重さ』、『軽過ぎて品質を疑い始める重さ』の4つの質問を行います。またその結果を累積集計し、『軽いと感じ始める』よりも『重過ぎて購入したくなくなる』方の割合が上回る重さを”許容上限重量”、逆に『重いと感じ始める』よりも『軽過ぎて品質を疑い始める』方の割合が上回る重さを”許容下限重量”として計算しています。
集計分析の結果、許容上限重量は1300g、許容下限重量は1170gとなったので、この間であれば多くのお客様に許容いただけるランドセルの重さという事になります。


 
上記のように、昨今ランドセルの本体色については年々多様化しており、また早い時期から多くのランドセルブランドを比較検討されるお客様も増えています。またその上で登下校時の荷物の多さから、『ランドセルの軽さ』を重視するお客様も増加しています。モギカバン店では今後もこのような調査を継続して行い、より多くのお客様の声に応えられるよう商品ラインナップや展示会の開催時期などを検討していく所存です。
また重さにつきましては、もともとMOGIのランドセルは「大容量にもかかわらず軽量」と評判でしたが、それをさらに進化させる為、今年から『たくみライトモデル』の販売を開始しました。かぶせと背当て、肩ベルトには本革(牛革スムース)、本体に人工皮革(クラリーノ)を使用することで、革の丈夫さ、味わいを残しつつも総重量を約1200gに抑えた新しいモデルです。
   2024年入学用のMOGIオリジナルランドセルは12月頃まで販売する予定なので、是非お近くの店舗やランドセル貸出サービスなどで是非一度実物をご確認いただけると幸いです。

https://randoseru.mogi.me/

 

【調査概要】

1 調査企画:マーケティングリサーチコンサルティング『Lactivator』
2 調査方法: (株)マクロミル提供のセルフアンケートツール:Questantを使ったWEBアンケート調査
3 調査対象:6/26(月)迄に2024年入学用MOGIランドセルカタログをWEB上でご請求いただいた方
4 有効回答数:1109名
5 調査実施日:2023年7月3日(月)~7月17日(月)

企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。

種類
調査レポート

カテゴリ
ファッション

株式会社モギカバン店

URL
https://mogi.me/
業種区分
商業(卸売業、小売業)
代表者名
茂木 理亨
上場区分
未上場