PressWalker 株式会社吉田印刷所吉田印刷所、物流の2024年問題の対策の一環として、薬袋のまとめ買いで割引するサービスを8月1日より本格導入

吉田印刷所、物流の2024年問題の対策の一環として、薬袋のまとめ買いで割引するサービスを8月1日より本格導入

広告・宣伝交通・物流

コスト削減と社会課題が及ぼす影響の緩和に

株式会社吉田印刷所（本社：新潟県五泉市、代表取締役社長：吉田泰造）は、2023年8月1日より、同じサイズの薬袋をまとめ買いすると、購入数に応じて料金を割引するサービス「複数注文割」を本格導入します。

このサービスは病院や調剤薬局などの医療機関向けに提供されるもので、薬袋のコスト削減に貢献します。また、まとめ買いにより薬袋の配送回数を減らすことで物流業界の2024年問題が及ぼす影響の緩和に貢献します。

さまざまな商品や資材の価格が高騰する中、まとめ買いをすることでコスト削減と社会課題への貢献ができるサービスです。

吉田印刷所の薬袋販売サイト： https://www.ddc.co.jp/yakutai/

サービスを開始する経緯

薬袋は、処方された薬を入れる袋で、患者に薬の服用方法や注意事項などを伝える重要な役割を果たしています。薬袋の価格も高騰しており、医療機関の経営にも影響を与えていますが、調剤報酬や薬価は公定価格であるため、薬袋の価格高騰をそのまま患者へ転嫁ができる状況にはありません。

また、物流業界の2024年問題により、配送効率の向上や配送形態の切り替えなどの要請が物流業界から挙げられています。この問題の影響は、配送の遅延や配送コストの大幅な上昇などを引き起こすと考えられています。

吉田印刷所の薬袋は、新潟の工場からさまざまな物流業者の協力の下、全国各地の病院や調剤薬局へお届けするため、この問題を重要な問題と考えております。

この問題に対して、吉田印刷所ではご注文をまとめていただくことで、配送回数を減らし、社会的な問題に対する影響の緩和を期待しています。こうした取り組みに対して、料金の割引という形で還元することで、社会的な問題にご協力いただく病院・調剤薬局様を増やしていきたいと考えております。

サービスの特徴

このサービスでは、以下のような特徴があります。

一般的な薬袋のサイズであれば自由に選択できます。
購入数が多いほど、割引額が大きくなります。例えば2箱では500円、10箱では2500円の割引になります（※割引額は注文箱数、弊社とご契約内容により異なります）。
オンラインでの発注だけでなく、FAXやメールなどでの発注も対象です。

このサービスは、2023年8月1日から本格導入されます。株式会社吉田印刷所は、このサービスを通じて、医療機関の薬袋の調達コストを最適化し、経営の改善に貢献するとともに、物流業界の社会課題が及ぼす影響の緩和に貢献したいと考えています。

複数注文割サービスの仕様（詳細）

条件：一度の注文で同じサイズの薬袋を複数箱購入する
対象薬袋：プリンター用（白袋、印刷薬袋）、手書き用薬袋、カラー地薬袋、コミュニケーション薬袋、災害用緊急薬袋
対象サイズ：S・M・L・2L・A6・A5・A4
対象注文方法：通常対応しているすべての注文方法で適用
割引額：2箱目から500円以上割引（2箱単位で割引額は増額）

※B6、B5、3L、Hサイズは対象外です。

※異なる商品、異なるサイズの組み合わせは対象外です。

※割引額は注文箱数、弊社とご契約内容により異なります。

■割引額の一例

ご購入箱数と割引額の例は以下のとおりです。

1箱：割引なし
2～3箱：500円以上
4～5箱：1,000円以上
6～7箱：1,500円以上
8～9箱：2,000円以上
10箱以上：2,500円以上

※11箱以上の割引もあります。

株式会社吉田印刷所の薬袋について

2021年に創業100年を迎えた株式会社吉田印刷所は、1983年よりおくすり袋の製造の開発を行い、病院・調剤薬局向けのおくすり袋（薬袋）の製造・販売をしてきました。現在、全国各地の病院や調剤薬局にて吉田印刷所の薬袋が採用されています。吉田印刷所の薬袋は紙2枚の4辺を糊で貼り合わせる四方薬袋という製法で製造されています。この四方を糊付けした薬袋にお薬を入れるスリット（切り込み）を入れ、段差がないフラットな仕上がりの薬袋となっています。この薬袋はフラットなのでプリンターを使った薬袋の印刷に適しており、医療機関の事務作業の効率化に寄与しています。