東亜大学トータルビューティ学科|残糸を活用した「ラグランスリーブTシャツ」完成
東亜大学芸術学部トータルビューティ学科(所在地:山口県下関市一の宮学園町2-1)の平松隆円准教授のゼミでは、SDGsの観点から、ひと・動物・環境・社会にとって「美」とはなにかを考えるプロジェクトに取り組んでいます。この度、8名のゼミ学生が、下関在住のデザイナーでトータルビューティ学科非常勤講師でもある浜井弘治氏の協力のもと、残糸(ざんし)を使ったTシャツを企画しました。
東亜大学芸術学部トータルビューティ学科の平松隆円准教授のゼミでは、SDGsの観点から、ひと・動物・環境・社会にとって「美」とはなにかを考えるプロジェクトに取り組んでいます。
この度、8名のゼミ学生(長藤皇斗さん、岩谷美佳さん、亀田結衣さん、佐藤有哉さん、矢口芽衣梨さん、横谷太紀さん、吉田陽さん、趙乗課さん)が、下関市在住のデザイナーでトータルビューティ学科非常勤講師でもある浜井弘治氏の協力のもと、残糸(ざんし)を使ったTシャツを企画しました。
残糸とは端材の残った糸のことで、一つのタオル工場だけでも年間でフェイスタオル5万枚分以上の残糸がでるとされています。これまで残糸は、資産計上されてしまうため廃棄されることが多く、また再利用されても油仕事専用ですぐに汚れるから何色でもいいという理由から工業用軍手にしか使われてきませんでした。
そんな残糸をアップサイクルし、SDGsを実現すべくTシャツ制作をおこないました。この取り組みは昨年に続く第2弾となります。
今年度は、首と脇を斜めにつなぐラインで生地が切り替えられている「ラグランスリーブ」をデザインに取り入れ、腕を上げやすいという特徴もあることから、オーバーサイズとあわせてリラックス度を高めました。また襟元には、「Vガゼット」とよばれるスウェットなどでよくみられるV字の切り替えをつけ、伸びやすい首まわりの生地を補強するデザインに仕上げました。
来る7月5日、残糸によるTシャツの完成を前田晋太郎下関市長に報告するため、表敬訪問をおこないます。
なお、Tシャツは学生たちが東亜大学のオープンキャンパスなどで着用し、来場者にSDGsについて考えていただく機会としたり、同日以降に学生たちが運営するECサイト(https://etob.jp)にて、税込み8,800円で販売する予定です。
東亜大学とは
東亜大学(山口県下関市)は、これまで「他人のために汗を流し、一つの技術を身につける」を目標に掲げて、実学重視の教育をすすめてきました。JR新下関駅から徒歩10分。駅前でありながら、静かな環境のなかに、東亜大学はあります。東京ドーム5個分という広大で静かなキャンパスのなかに、総合大学の学びを支える勉学とスポーツの施設が充実しています。これからも、世界におけるわが国の役割を考えながら、次々に変化する社会に対応し、幅広い視野のもとに、責任をもって仕事をすすめていくことができる人材を育成していきます。
東亜大学についての詳しい情報はウェブサイトまで
トータルビューティ学科とは
美や装い/粧いについて科学の視点から研究をおこない、主体的に美を創造し提供できる豊かな感性と見識をもつ人材を育成します。4年制大学として、日本で初めて美容師免許の取得を目指すことができます 。
目指せる資格……美容師(国家資格)、販売士、ウェディングプランナー、ファイナンシャルプランナー、旅行業務取扱管理者(国家資格)、フードコーディネーター、PRプランナー、ネイリスト、エステティシャン、2建築士(国家資格)、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、商品装飾展示技能検定(国家資格)、繊維製品品質管理士、パターンメーキング、メイクアップ検定、アロマ検定、色彩検定、ファッションビジネス能力検定など。
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