ドラクエチャンピオンズがリリース2週間で収益1,000万ドルを突破、スクエニのモバイルゲーム収益シェアでウォークに迫る
ドラゴンクエストシリーズの新作モバイルゲーム『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』が好調な滑り出しを見せました。リリース2週間で日本において収益1,000万ドルを突破、初のコラボイベントも6月にスタートさせ、高水準な数字を確認できます。
ドラクエチャンピオンズがスタートダッシュをきめ、リリース2週間で1,000万ドルを超える収益を記録
2023年6月13日にリリースされた『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』(SQUARE ENIX)は、人気RPG『ドラゴンクエスト』シリーズの新作モバイルゲーム。プレイヤーは大勢の冒険者とモンスターが入り乱れる知恵と勇気の「勇者武闘大会」を制し、真の勇者を目指します。
本作の特徴である大会モードでは、他の冒険者たちと最大で50パーティーがリアルタイムでバトルを展開。対戦はコマンドバトルなので、リアルタイムに進行するバトルロイヤル系のゲームが苦手な方でも楽しめるようになっています。このほか、ストーリーモードや各種クエストなど、シングルプレイでも遊べる盛りだくさんのコンテンツがあります。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』はリリースから2週間で日本における収益が、1,000万ドルを突破しました。2023年6月19日からは同作初のコラボイベントがスタート。『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』とのコラボで、『ドラゴンクエストXI』のキャラクターが登場するほか、期間限定の「勇者のつるぎ装備ふくびき」、コラボクエスト、ジェムがもらえる特別ログインボーナスなどを展開しました。
こうしたイベント施策を受けて、その後も順調に収益を伸ばし、2023年6月末までに累計収益1,200万ドル以上を記録。『ドラゴンクエスト』シリーズの根強い人気とコマンドバトル型バトルロイヤルのゲーム性が支持されたことを証明しました。
ランキングで見ても『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』の好スタートぶりが確認できます。Sensor Towerのデータによると、日本のApp Storeにおけるトップ収益ランキングでリリース初日は17位だったものの、その後順調に順位を上げ、トップ10圏内を12日間キープしました(2023年6月13日から6月30日)。ダウンロードランキングでは初日から1位となり、9日間もTop3圏内をキープしました。
ドラクエチャンピオンズは2023年6月末までにスクエニのモバイルゲーム収益シェアでウォークに迫る2位に
『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』の勢いは収益成長量においても確認できます。Sensor Towerのデータによると、2023年6月13日から6月30日までの日本のモバイルゲーム収益成長量において、1位となっています。2位は収益ランキング常連の『Fate Grand/Order』(Aniplex)ですが、この同期間では300万ドル近い差がついています。
同作のパブリッシャーSQUARE ENIXは、複数のモバイルドラゴンクエストシリーズタイトルをリリースしています。特に、『ドラゴンクエスト ウォーク』は日本のモバイルゲーム収益の上位によく顔を見せるタイトルの1つで、同社のモバイルゲーム収益の柱の1つでもあります。
Sensor Towerのデータによると、『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』のリリース(2023年6月13日)から6月末までにおけるSQUARE ENIXの日本のモバイルゲーム収益シェアで、同作は2位となりました。この期間における『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』の収益シェアは32%近くになっており、1位の『ドラゴンクエスト ウォーク』(36%)に迫るシェアとなりました。
同期間において『ドラゴンクエスト ウォーク』は日本のApp Storeトップ収益ランキングでTop10圏内を7日間キープしていることを考えると、『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』好スタートぶりがわかります。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。
また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。
Sensor Towerのストアインテリジェンスで上記ゲームタイトルの過去のデータを検索しましょう!以下のリンクから弊社スタッフとのお打ち合わせの設定が可能です。 :
https://sensortower.com/ja/demo
Sensor Towerの紹介
2013年にサンフランシスコで設立されたSensor Towerは、Twitter、Unity、Tencent、HBOなどのグローバルデジタル企業から信頼されている、データや分析環境を提供する企業です。モバイル市場のトレンド把握に役立つストアインテリジェンス、広告戦略の最適化に活用いただける広告インテリジェンスなど、デジタル分析プラットフォームとしてモバイルのあらゆる場面で質の高いインサイトと先進のカスタマーサポートを提供しています。
日本オフィスは2021年春より本格的に始動したばかりですが、パートナー企業様が急増しております。弊社スタッフも増員しながらお客様のサポートを強化していく所存です。
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