夏休みに都民に開かれる現代アート制作過程、国内外アーティスト6名/組が2ヶ月集結!グローバルな起業家コミュニティImpact HUB Tokyoが新形態のアーティスト・イン・レジデンスを日本で始動ーオープニングイベント7月8日(土)開催
会場:Impact HUB Tokyo(目黒)プログラム会期:2023年6月19日(月)〜2023年8月31日(木
株式会社Hub Tokyo(ハブ・トーキョー)〈本社・東京都目黒区、代表取締役 槌屋詩野〉は、運営するグローバルな起業家コミュニティのためのコワーキング「Impact HUB Tokyo」(住所:東京都目黒区目黒2-11-3)にて、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【ライフウィズアート助成】を受けて、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)「Arist in Residence in Meguro Neighborhood」を開催します。オープニングイベントとして、2023年7月8日(土)に、社会と深く関わりを持ち、変化を起こしたいと考える、本プログラムに参加する国内外のアーティスト6名のトークセッションを開催します。
・見どころは、アーティストの探求プロセスを、子どもも大人もリアル体験できること。
アーティスト・イン・レジデンス(AIR)「Arist in Residence in Meguro Neighborhood」は、作品やパフォーマンスが完成するまでのリサーチと制作の過程を重視し、それらを公開し続けます。
参加する複数名のアーティストたちは期間中、トークセッションや公開ワークショップの実施、パブリックアートへの参画、オープンアトリエなどの活動を行い、地域住民や人々と関わりを持ちます。また目黒区住民や都民にとって、アートが日常と接続し、身近に感じられる体験や場づくりを目指します。
・海外で進む「アーティスト・イン・レジデンス」という、まちづくり手法を採用
海外では先住民地域や過疎地域、新たな再開発に向けて、「アーティスト・イン・レジデンス」をまちづくりの手法として使い、さまざまな活性化や地域イノベーションの起爆剤にする事例が増えています。
本プログラムは、東京都目黒区では、区民センター建て替えや目黒駅前整備などで周辺地域では新たな地域開発が進むことを予測し、それに先駆けて「アーティスト・イン・レジデンス」を地域に投入することで、アーティストからもたらされるエネルギーや地域住民の対話、化学反応の効果を、社会実験的に期待するものです。
・「課題解決型」から「答えのない問いの探究」へ
また、弊社ではImpact HUB Tokyoの起業家支援の中でさまざまな思考法を取り扱います。近年「課題解決型」から「答えのない問いを探究する」思考法の価値が注目されるようになり、弊社でも研究を進めてきました。
そして、「答えのない問いを探究する人」として現代アートのアーティストを支援し、アーティストのビジネスモデル構築、新しい販売方法、個展の開催などを伴走する短期の伴走プログラム「ギャラリープログラム」を実施してきました。多くのアーティストは、地域住民や鑑賞者と対話する機会が未だ少ないと感じており、また、地域住民にはアートの存在が遠いものとして捉えられています。
・6名/組のアーティスト選考終了。写真家、サステナビリティ、演劇、テキスタイルなど多分野から参画!
この社会実験を通じて、アーティストも、社会に対して多様な視点から問題提起を行っていきます。参加を確定しているアーティストは以下6名/組です。
◉モーリーン・エグルトン(Maureen Eggleton)
モーリーン・エグルトンは、メキシコ系アメリカ人のファインアート・フォトグラファーであり、教師でもある。ファッションと広告業界で10年以上の経験を持ち、上海、メキシコシティ、ロサンゼルス、東京のモデルやエージェンシーと仕事をし、彼女の作品はPhoto Vogue ItalyやPhoto Nostrumなどの有名なエディトリアルで紹介されている。
彼女は、私たちの内外の環境と自然の、より深いつながりと内省を促す視覚的な物語を創り出すことを目指している。人と自然の関係について探求を続ける彼女は、現在、写真制作における化学物質の使用を減らす代わりに、植物などの自然から得られる素材を活かしながら作品を制作する代替的で持続可能な方法に取り組んでいる。
(写真提供:本人)
◉曽根千智(そねちさと)
演出家、ドラマトゥルク、プログラム・オフィサー。兵庫県出身。青年団演出部所属。大学卒業後、人材系IT企業にて研究開発職として働きながら、こまばアゴラ演劇学校無隣館(3期)で学ぶ。現在は、劇作、演出、ドラマトゥルクとして活動している。参加・演出作品に『遊行権』(19)『オールウェイズ・カミングホーム』(19)『The City & The City: Divided Senses』(20)『マミマニア』(21)など。
(写真:Saki Chikai)
◉蜂巣もも(はちすもも)
1989年生まれ。京都出身。 2013年からより多くの劇作家、俳優に出会うため上京。 庭師ジル・クレマンが『動いている庭』で提唱する新しい環境観に感銘を受け、串尾一輝、渡邊織音らと「グループ・野原」を立ち上げる。 演劇/戯曲を庭と捉え、俳優の身体や言葉が強く生きる場として舞台上の「政治」を思考し、演出を手がける。演劇プロジェクト「円盤に乗る派」、「鳥公園」にも参加し、演出、創作環境のブラッシュアップをともに考える。
(写真:吉原洋一『あさしぶ』より)
◉杉野牧子(すぎのまきこ)
1982 東京都 新宿区 生まれ。 写真表現をベースに、衣食住に関わる媒体に落とし込んで 自分の見ている世界を写し出しています。現在は写真プリントや植物染めをほどこしたテキスタイル に刺繍、ステッチで模様を描いて作品制作をしています。 目の中に映った光の線を頼りに、自分の見えている世界を浮かび上がらせる作業をしています。
(写真提供:kii)
◉山中芽衣(やまなかめい)
6歳からクラシックバレエを始める。高校でヒップホップを始め、高校卒業後、コンテンポラリー、モダンダンスを学ぶため、渡米。12年間、ニューヨークを拠点にダンサー、振付家として活動。2020年に帰国してからは、武元賀寿子、山崎広太、aokid、asamicroなどの作品に出演。2018年秋から、毎日色々な場所、環境、状況と踊って、SNSを通して配信している。
(写真提供:本人)
◉ヤンユ(Yangyu、張洋宇)|クラゲ(海月)
*2名のアーティストユニットとして参加
・ヤンユ(Yangyu、張洋宇)she/they
2018年からキュレーション活動に携わり、評論を書いたり、作品を作ったりもする。ポストモダニズム、特にクィアフェミニズムやポスト植民地主義の視点から現代美術や映画などをみる視覚文化研究者でもある。言語、はがき、犬さんのぬくもり、雪、ひっつき虫、シュルレアリスム、サスペンス映画・ドラマ、台湾ニューシネマ、ファンクなどが好き。社会文化における多様な権力関係に興味を持ち、特にそれによって生じた周縁者に関心を抱く。
(写真提供:本人)
・クラゲ(海月)she/they
教育支援の活動を経て、2021年から多摩美術大学に入学、美術の世界と出会う。今は大学に通いながら、社会問題に関心を持つフェミニストの仲間たちと素人向けの木版画ワークショップを中心に活動している。アーティストというより、社会活動をしているデザイナーのほうが近い。好きなものは爬虫類、ホタル、寒色、線香、水面、緑色の風。フェミニストとしてのジェンダーの視点を社会活動に導入して、新たなコミュニティー作りに取り組もうとしている。
(写真提供:本人)
・オープニングイベントでのトークセッション開催
■チケット料金(税込)
(当日)おとな:2,000円 こども:500円 ※3歳以下は無料
※ドリンク及び簡単なスナック付き
※この収益は経費を除き、アーティストに分配されます。
■イベント・タイトル:
『Artist in Residence in Meguro Neighborhood | オープニングパーティ』
■日時:2023年7月8日(土)10:30 (展示会場・開場)トークイベント 16:00 (開場)21:00 (終了)
■概要:
▶︎10:30 - 16:30 展示観覧・入場無料
▶︎16:30-18:30 各アーティストとの展示ツアー及びトークセッション
▶︎16:30-35 イントロダクション
16:45-17:00 Maureen Eggleton
17:00-17:15 杉野牧子
17:15-17:30 蜂巣もも
17:30-17:45 曽根千智
17:45-18:05 ヤンユ&クラゲ
(順序は変わる可能性があります。)
(山中芽衣の作品は映像作品にて展示し、ツアーはありません)
▶︎18:30- オープニングパーティ
▶︎21:00 閉会
■メインモデレーター:三塩佑子(株式会社Hub Tokyo/ Impact HUB Tokyoコミュニティビルダー)
■トークツアー登壇者:Maureen Eggleton、杉野牧子、曽根千智、蜂巣もも、ヤンユ(張洋宇)&クラゲ(海月)
・本プログラム内容の概要:
■ プログラム名:アーティスト・イン・レジデンス(AIR)「Arist in Residence in Meguro Neighborhood」
■ 会期:2023年6月19日〜2023年8月31日、オープンアトリエへの来場可能日時:火曜〜日曜 10:00-18:00 (アーティストの在廊により変動するため、お問合せください)
■ URL:詳細はこちら (*アーティストの滞在日記としても使用。詳細が会期中に追加されていきます。)
■ 会期中イベント予定:(*イベントの詳細日時は上記のリンクページよりご確認ください)
・ワークショップ・・・7月〜8月にかけて各アーティストが実施予定
・パブリックアート・・・7月下旬予定
・オープンアトリエ・・・7月中旬〜8月中旬に複数開催予定
・クロージングイベント・・・8月26日(土)予定
■ 助成・後援:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【ライフウィズアート助成】
運営会社:Impact HUB Tokyoについて https://hubtokyo.com/
社会にインパクトを生み出そうとする起業家たちの世界的なコミュニティ「Impact HUB」ネットワークの一員。2013年開設以来、多様な起業、働き方、業種、文化が集まるコミュニティ・コワーキング「Impact HUB Tokyo」を提供し、国内外から多くの800人を超す起業家やスタートアップ、フリーランサー、アーティストチーム、企業内起業家、NPOリーダーなどが集まり、メンバー間のコラボレーションを生み出し続けています。
2022年より東京都認定インキュベーション施設となり、サーキュラーエコノミーをつくる人達のコミュニティとして本格的な活動やプログラムを展開している他、2023年には地域に開かれたデリカフェ「DELI at COMMUNITA(デリアットコミュニタ)」をオープンし、地域の起業家やフリーランサーが格安でご近所サードプレイスを活用できる「COFFEE HOUSEメンバーシップ」のサブスクを月額1,1000円〜で用意している。
本件に関するお問合せ先
株式会社Hub Tokyo
担当:槌屋 メール:press@hubtokyo.com
電話:03 6873 8531 (株式会社Hub TokyoまたはDELI at COMMUNITAへ繋がります)
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