お中元って知っている?地域ごとの文化を大調査!

株式会社secret place

2023.07.10 10:00

株式会社secretplace(東京都世田谷区、代表取締役社長:竹内湧也)は、世界中から厳選した高級な品々を紹介するメディア「高級ナビ」にて、男女合計490名を対象に、【お中元の文化】についてインターネット調査を実施。「お中元を贈った経験」「お中元の予算」などについて男女の本音を調査し、結果を発表しました。

暑くなってくると取引先や、義理の家族などへ贈るお中元。「相手に合わせて品物を選ぶのが大変」「お中元文化が徐々になくなってきた」そんなことを考える方も多いかもしれません。

 

そこで「高級ナビ」編集部では、男女490人に「お中元を贈った経験」や「お中元の予算」などに関してのアンケート調査を実施。その結果「お中元文化」についての本音が判明しました。

 

 

■調査概要



「お中元の文化」に関する調査

調査日:2023年6月5日〜2023年6月8日

調査機関:自社調べ

調査対象:男女18〜75歳

有効回答数:男女490名

調査方法:インターネット調査

 

 

■お中元がどのような習慣か知っている?

「お中元をどのような習慣か詳しく知っているか」をアンケートで聞いてみました。

アンケートの回答は「知っている」が79.8%、「知らない」が20.2%でした。

 

店舗やインターネットでの広告もあり、知っている方が多いのかもしれませんね。

 

 

■お中元を贈ったことがある?

お中元を贈ったことがあるか質問したところ、「贈ったことがある」が78%、「贈ったことがない」が22%でした。

 

お中元文化を知っている(79.8%)とほぼ同じ割合で贈った経験があることが、アンケート結果から明らかになりました。

 

お中元を詳しく知っているのは、贈った経験があるからかもしれませんね。

 

 

●お中元を贈ったことがない人は若い人だった!

お中元を贈った経験を年代別に集計したところ、回答が異なりました。

贈ったことがあると回答した割合を集計したところ、18歳から29歳は53.4%、30歳から39歳は66%、40〜49歳は75%、50歳以上は90.6%でした。

 

年齢を重ねるにつれて職場や義実家へお中元を贈る機会が増えるのかもしれませんね。

 

 

●地方の方が贈ったことがある人は多い!

年齢別の他にもエリアごとに「お中元を贈ったことがあるか」を質問したところ、エリアごとに回答が分かれました。

贈ったことがある回答が、北海道・東北では89.8%、関東では73.9%、中部では78.3%、近畿では76.5%、中国・四国では78.6%、九州では85.4%でした。

 

今回の調査では、都市圏よりも地方のエリアの方がお中元文化が残っていると分かります。

 

 

■お中元を贈ったことがない人は贈りたくないと思っている!

お中元を贈ったことがない人に「贈ってみたいか」を聞いたところ、「贈ってみたい」と答えた回答した人は28.7%にとどまりました。

 

また、「贈ってみたい」と回答した人の平均年齢は26.6歳で、「送りたくない」と回答した人は39.2歳でした。

 

このことから、若い人はお中元に対して興味あるものの贈ったことがなく、年齢が上がるほどに、お中元に対して消極的になり贈っていないことが分かります。

 

 

●お中元を贈りたい・贈りたくない理由は?

お中元を贈ったことがないと答えた人に対して、贈りたい・贈りたくない理由を聞いてみました。

 

「お中元を贈りたい」と回答した人の理由はこちら。

 

「僕は食べることが大好きで、今まで体験のない食べ物が見つけるも楽しそうですし、

また贈ったものを見たときの表情を想像しただけで、なんだかワクワクするので贈ってみたいと思いました。」(20歳・男性)

 

「これまでお世話になっている人に何かをお礼が出来ると思うので贈ってみたいと思っている。お中元を贈る事で大人の振る舞いが出来たようにも感じられそうだから。」(29歳・男性)

 

一方で「お中元を贈りたくない」と回答した人の理由はこちら。

 

「お中元をもらっても、「返さなきゃいけない」とか「来年も用意しなくては」と思ってしまうので、相手に同じ思いをさせたくなくて贈りたくないと思ってしまいます。少し時代遅れかなと。」(36歳・女性)

 

「贈った物が必ずしもお相手に喜ばれる訳ではありません。そうなると贈られた側もありがた迷惑になります。それなら最初から何もしない方がお相手に余計な気遣いもさせずに済むので良いかと思います。」(55歳・男性)

 

お中元を贈りたいと回答した人は、相手へのプレゼントを楽しみたい気持ちや感謝の気持ちを表したいということが分かりました。

 

一方で贈りたくないと回答した人は、お中元の義務感や気遣いから贈りたくないことが調査で判明しました。

 

 

■お中元で贈る定番商品は食品!

お中元を贈ったことがある人に、毎年贈る商品をアンケートで調査しました。

お中元を贈る定番商品を質問したところ、食品が49.7%、飲み物が31.9%、スイーツが13.9%という結果に。

 

お中元の贈る定番商品は、やはり食品がダントツの1位でした。

 

 

■お中元でもらって嬉しい商品は食品!

もらったら嬉しいお中元を聞いたところ、贈った経験の有無で回答が異なりました。



お中元を贈ったことがある・ない人にかかわらず、もらったら嬉しい商品の第1位は食品でした。しかし、第2位以降は贈ったことがある・ないで異なります。

 

贈ったことがある人は第2位がスイーツに対して、贈ったことがない人はカタログギフトをもらったら嬉しいと思うようです。

 

お中元を贈ったことがない人は、相手からお中元が何を贈られてくるかワクワクする気持ちよりも、自分で好みのものを選びたい気持ちが強いことがわかりました。

 

 

■お中元にかける予算は3,000~5,000円!

お中元を贈る予算を聞いたところ、3,000円~5,000円未満がダントツの1位でした。

 

高額なお中元を贈ると相手に気を遣わせてしまうことから、3,000円~5,000円程度の予算を抑えて贈る人が多いようです。

 

 

■お中元文化は残っている?

「お中元文化が残っているか」アンケート調査したところ、エリアごとに回答が異なりました。

お中元文化が残っていると回答した人は、全体では65.5%でした。

 

エリアごとに見てみると北海道・東北は84.7%、一番残っていないと回答した中部は62.7%が「お中元文化が残っている」と答えました。

 

今回の調査では、地方のエリアの方がお中元文化を大切に守っていることがわかります。

 

 

●お中元文化は必要だと思う?

お中元文化を必要だと思うか質問したところ、エリアごとに驚きの結果が出ました。

「お中元文化が必要だと思う」という回答は、全体で35.1%にとどまりました。エリアごとに見てみると、北海道・東北は33.9%、九州は48.8%が「お中元文化が必要だと思う」と回答しました

 

今回の調査だと、お中元を贈る文化が残っている地域ほど、お中元文化の必要性を感じていないと分かりました。

 

 

●必要だと思う理由・必要だと思わない理由とは?

お中元文化を必要だと思う理由・必要だと思わない理由を、アンケートで質問してみました。

 

まず、必要だと思う理由はこちら。

 

「日頃からお世話になっている方に気軽に感謝の気持ちを伝えることができるので便利だと思っています。季節を感じることもできて好きです」(44歳・女性)

 

「お中元の文化は必要だと思います。なぜなら、日本の昔からある文化をしっかりと受け継ぐべきだと思いました。さらに、日々お世話になっている人に対しての感謝は必要だと思ったからです。」(20歳・女性)

 

続いて、必要だと思わない理由はこちら。

 

「贈られてきても困ると感じることが多々あります。贈られて来ると、相手に贈り返さなくてはいけない言う流れで、義務的で不本意の場合が多いですし、「贈る贈られ」のやり取りで相手と連絡を取る機会ともなるのが心の負担になります。」(50歳・女性・九州)

 

「毎年のようにいちいち購入するお金やお中元を選ぶ時間がもったいない。贈ったらお返しに贈りあうとか、返さなかったら礼儀がどうこうとか面倒なしがらみが増えるくらいなら、

最初から何もしない方が気が楽でいい。」(42歳・男性・近畿)

 

お中元を必要だと思う理由は、感謝の気持ちを伝え、日本の文化を守りたいためだと分かりました。

 

一方で、必要だと思わない理由は、連絡を取ることが精神的な負担になり、しがらみが面倒と感じるためだと判明しました。

 

 

■お中元の嬉しかった・悲しかったエピソード

今までのお中元のエピソードを聞いたところ、嬉しかった・悲しかったエピソードが多く集まりました。心が温まるものから、苦い経験までさまざまなエピソードを紹介します。

 

「最近引っ越してきた20代前半の若い方がお中元を贈ってくれたことです。それまであまり接点がなかったのですが、お中元をきっかけに仲良くするようになり、ご近所付き合いも良好になって嬉しかったです。」(35歳・男性)

 

「昔は祖母の家に届くカルピスが箱入りで色々な味があって、親戚中の子どもが集まって盛り上がった記憶があります。1つ1つの味に飽き足らず混ぜてみたり、凍らせてみたり、夏休みの思い出です。

あるとき、大人になって「懐かしかったから選んだの」と言われておなじようなものを頂いたときは、懐かしさと、そのチョイスが嬉しかったです。」(43歳・女性)

 

「妻の仕事の取引先からお中元が自宅に届き、何も知らず開けてしまいました。

妻が帰宅後、それを発見し「取引先の贈り物は受け取りしたらいけない会社のルールがあるのに!勝手に開けて!」と大激怒。

こんこんと怒られ、反省だけではすまないほどでした。」 (50歳・男性)

 

「重役と関係のあった商品である「自然薯」を取引先に贈ったことがあるが、先方がどのように使ったらいいかわからないので受け取りを拒否されたことがある。」(48歳・男性)

 

 

嬉しかったエピソードとしてはお中元を通して関係性を深められたり、懐かしい思い出に浸れる嬉しいエピソードがありました。

 

一方で、忘れられないような苦い経験になってしまったエピソードもあります。お中元を贈るときには相手の思いやりが一番大切なのかもしれませんね。

 

 

まとめ

今回はお中元文化について男女490人に本音を調査しました。

 

アンケートの結果、お中元文化が残っている地域は多いですが、お中元文化がなくなりつつある地域もあるようです。

 

時代が変わって義務感や気遣いからお中元を贈るのが億劫だと感じる人が多くなっているようですが、お中元とは本来、普段お世話になっている人に日頃の感謝を込めて贈る夏の贈り物です。

 

あまり気負わず、誕生日やクリスマスのプレゼントのように、ささやかでも相手に感謝と思いやりを伝える贈り物をしてみてもいいかもしれませんね。

 

今回のアンケート結果を参考に、「お中元文化」を見直してみるのはいかがでしょうか?

 

 

■株式会社secretplace概要

▼運営メディア「高級ナビ」

https://kokyunavi.jp/

 

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▼アンケート調査を行った記事

https://kokyunavi.jp/kokyu-ochugen-osusume/

 

名称:株式会社secretplace

本社所在地:東京都世田谷区太子堂1-4-33アークビル4F

設立:2021年6月14日

代表者:代表取締役社長竹内湧也

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