いまこそ使っていただきたい!福島県只見町の小さな精密機器組立工場が経木(きょうぎ)の製造を始めました!
できればあまり使いたくないプラスチック包装材、そのソリューションはずっと昔から日本にあった経木でした
偶然の出会いから経木製造へ、小さな精密機器組立工場が経木を作ることになったコロナ禍が生んだストーリー
有限会社セイワ電子(代表取締役 目黒道人)は福島県只見町にある小さな精密機器組立工場です。偶然のきっかけで経木の製造に取り組み、試行錯誤の末に商品化することができました。
経木は古来より日本で使われてきた薄い木の包装材です。材料はアカマツ、0.18mmと薄く針葉樹由来の抗菌効果と調湿効果があります。そしてなんと言っても可燃ごみとして処分できるカーボンオフセット。
おむすびを包んだり、煮物の落とし蓋、天ぷらや揚げ物の下敷きに、様々な用途でご利用いただけます。キャンプやピクニックなどのアウトドアにも相性がよく、まな板代わりに肉を切ったり焚き火の焚き付けにはもってこいです。
商品名:奥会津経木
価格:5寸(約15cm×51cm、20枚入)710円(税込)、4寸(約12cm×42cm、20枚入)630円(税込)、5寸ハーフ(約15cm×24cm、20枚入)520円(税込)
商品購入ページ:https://store.shopping.yahoo.co.jp/seiwa-access/
どうして経木を作ることになったのか
弊社は創業以来35年間、光学機器関連や自動車関連部品の組立に取り組んでまいりました。そんな組立しかやっていない工場に4年前のある日、経木を作れませんか?というお問合せをいただいたのです。
恥ずかしながら経木というものを知らなかったもので、調べてみるととても環境にやさしい商品であることがわかりました。抗菌作用と調湿機能があり食品を包む包装材としての機能は十分です。見た目も上品なうえに可燃ごみとして処分できてカーボンオフセット、今の時代にぴったりな商品だと感じました。昔は肉でも魚でも何でもかんでも経木に包んで売られていたそうです。
しかし今となっては経木をほとんど見かけません。便利なプラスチック包装材の台頭と共に経木は影を潜めていったのです。製造拠点も年々廃業が相次ぎ、現在では全国でも十数軒ほどに減ってしまいました。このままでは経木の歴史と文化が途絶えてしまう、この状況を解決しなければ、と思うようになりました。
リサーチする中でSNSを通じて廃業された経木工場とご縁が生まれ、機械を譲っていただくことができました。また長らく経木を製造されている老舗工場の方ともご縁が生まれ様々にご指導を賜り、遂に経木の製品化へと漕ぎ着けたのです。
コロナ禍が世界を席巻し、弊社も受注が激減してしまいました。ですが言い換えれば時間ができたということであり、前向きに経木事業の立ち上げに向き合うことができたのだと思っています。
まだまだ生産量は少ないのですがパッケージも出来上がり、小売を中心に販売中です。業務店様向けのお引き合いもお待ちしております。経木をお求めいただく前に、まずは経木を知っていただかなければなりません。きちんとお客様と向き合い、知っていただければ必ずご理解いただける商品だと信じています。
会社概要
商号:有限会社セイワ電子
住所:〒968-0431 福島県南会津郡只見町大字楢戸字椿59-2
代表者:目黒道人
本件についてのお問合せ先
担当/目黒(めぐろ)
Email:okuaizukyogi@gmail.com
※製造風景や取材については出来る限り対応いたします。
※視聴者様や読者様へのプレゼントもご相談ください。
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。