■イベント開催の背景

精神疾患は、生涯を通じて5人に1人が罹患すると言われています※1。日本の精神疾患患者は増加傾向にあり、2020年度には精神疾患での労災認定が過去最多になるなど、大きな社会課題となっています。また、2022年度からは高校の保健体育で精神疾患の授業が約40年ぶりに復活するなど、国を挙げての対策も行われています。しかし、精神疾患は誰にでもなる可能性があるにもかかわらず、“自分には関係ない”“弱い人がなる”といった誤解や偏見がいまだに根強く残っています。私たちは、精神疾患に少しでも興味を持ってもらい、自分ごと化してもらいたいとの想いから本イベントを開催するに至りました。
※1 2016 年発行の世界精神保健調査（WMHS: World Mental Health Survey）
※2 平成29年(2017年)患者調査結果からみる精神疾患患者数とその推移（厚生労働省）

■イベント概要

ラグビー女子元日本代表の村上愛梨さんと、金融業界を中心に ITコンサルタントとして活躍してきた一般社団法人Thoughtful Gift理事​​の中島愛が、それぞれの業界でのメンタルヘルス関連エピソードを実体験を交えて語るセッションをはじめ、参加者の皆さまからいただいた質問への解答、メンタルヘルス関連の相談先紹介、参加者同士の意見交換（希望者のみ）を行います。なお、本テーマに興味のある方であればどなたでもご参加いただけます。

・開催概要
イベント名：「他人事じゃない？​　～様々な業界の現場からメンタルヘルスを考える～​」
開催日時　：2022年9月24日(土) 　開場：18:15　開始：18:30　終了：20:00
会場　　　：ZOOM（URLは直前にメールにてお知らせします）
参加費　　：学生無料​（お土産付き500円）、​社会人500円（​お土産付き1,000円）
※お土産は、脳や心に起因する疾患（障がい）およびメンタルヘルスへの理解を促進することを目的とした運動のシンボルであるシルバーリボングッズです。​
定員　　　：80名
主催　　　：一般社団法人Thoughtful Gift
助成　　　：かわさき市民活動センター「2022年度かわさき市民公益活動助成事業」
申込方法　：Peatixのイベントページ（https://peatix.com/event/3260902）で受付

・登壇者プロフィール

登壇者（ゲスト）：
株式会社クーゼス(アパレル、オーダースーツ販売会社)に勤務しながら現役女子ラグビー選手としても活躍。横河武蔵野アルテミ・スターズ所属、ラグビー女子日本代表（2019）。LGBTをカミングアウト。アスリートがメンタルヘルスについて考える「よわいはつよいプロジェクト」に参画。

登壇者：​​中島 愛
一般社団法人Thoughtful Gift理事。証券会社、グローバルカストディ、銀行、暗号資産取引所、保険会社などで15年ほど金融ITコンサルタントとして従事。現在は外資系ITコンサルティング会社で、日本オペレーション統括として約300人と関わる。MBAやPMP資格を保有。

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ファシリテーター：蓮見 勇太​
IKIGAI AUTHENTIC LTD代表取締役CEO。外資系企業においてグローバル人事、ダイバーシティ＆インクルージョン推進日本＆韓国地域統括責任者を経験のち、現職。日本・イギリスの２拠点にて、ダイバーシティを活かした経営コンサルティング、講演・研修、経営者向けコーチングを150社以上と一緒に企画･実行する。早稲田大学大学院 経営管理修士(MBA)修了。​

■「一般社団法人Thoughtful Gift」（ソースフルギフト）について

　精神障害により、閉鎖病棟などの精神科病院へ入院する際に必要な物資を無償提供する非営利団体です。孤立し取り残された感覚になりそうな状況でも寄付物資を通して様々な方からのほんの少しのふれあいと「私たちはあなたの回復をゆっくり待っている」というメッセージを届けたいという想いのもと活動をしています。活動に際して、パルシステム神奈川の市民活動応援プログラム、かながわ生き生き市民基金の福祉たすけあい基金助成、かわさき市民公益活動助成事業に採択していただいています。

名　称：一般社団法人Thoughtful Gift
所在地：神奈川県横浜市中区桜木町1丁目101番地1　クロスゲート 7階
設　立：2021年3月
代表者：菊池奈々子
公式サイト：https://www.thoughtfulgift.org/