プロが解説!梅雨時の新築工事で見るべき3カ所!
水溜まり・湿度・カビ…どこまで気にすればいい?
業界初の個人向け不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)、マンション管理組合向けコンサルティングを行う“不動産の達人”株式会社さくら事務所(東京都渋谷区/社長:大西倫加)は、6/16(金)に「梅雨時期の新築戸建て工事は、この3カ所に要注意」と題するコラムを公開しました。各地続々と梅雨入りが発表され、特にこの時期に施工途中の家で気をつけておきたい雨で濡れた際の対処ポイントについて、基礎・床・壁の3つに場合分けしてホームインスペクターが解説しています。
【梅雨時期の新築戸建て工事は、この3カ所に要注意】
雨が降って濡れた場合のポイントを、特に建築途中で気をつけておきたい、基礎・床・壁の3つに場合分けして解説。
1.基礎
基礎で気をつけたいポイントは、コンクリートを流すタイミング、コンクリートを流し終えた後で対処が変わります。
・雨が降っているときにコンクリートを流し込むことはNG(流し込むコンクリートの配分が変わり、強度が変わるため)
・コンクリートを流し終わったあとに雨で基礎が濡れるのは問題なし。※
※もし基礎に雨が降りこみ、水が溜まった場合は必ずしっかりと排水をすることが必要。仮にしっかりと排水を行い、乾燥させることを怠った場合は、完成後の床下にカビが繁殖してしまう可能性が高くなります。
2.床
・フローリングを貼る前の合板が濡れた場合も、しっかりと乾燥すれば、強度は問題ありません。※
※濡れた場合、黒く変色したり部分的に黒カビが生える場合もあるが、乾燥をしっかりすることが大切。
・もし乾燥をしっかりせずにフローリングを張った場合、フローリングが変形するなど、残った湿気がフローリングに影響を与えてしまう場合があります。
3.壁
・床と同じく、もし濡れた場合も乾燥をしっかりすれば、強度を含めて問題ありません。
・しっかりとした乾燥を怠った場合、残った湿気により壁の中で結露が起こり、影響を与える場合があります。
[重要] 工事中はブルーシートで養生 / 濡れた場合は乾燥状況の確認 /乾燥は数値を把握(水分含有率20%が目安)
コラムページ URL:https://www.sakurajimusyo.com/guide/35948/
■不動産の達人 株式会社さくら事務所■ (東京都渋谷区/代表取締役社長:大西倫加)
株式会社さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を理念として活動する、業界初の個人向け総合不動産コンサルティング企業です。1999年、不動産コンサルタント長嶋修が設立。第三者性を堅持した立場から、利害にとらわれない住宅診断(ホームインスペクション)やマンション管理組合向けコンサルティング、不動産購入に関する様々なアドバイスを行なう「不動産の達人サービス」を提供、60,000組を超える実績を持っています。
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