ベトナム国家大学できものや家紋文化を講演 日越外交関係樹立50周年事業の一環
きものとアオザイの世界遺産(無形文化遺産)登録を目指す プロジェクトJVも本格スタート
NPO法人きものを世界遺産にするための全国会議(本部/東京都中央区 代表/吉田重久 https://omotenashi.or.jp)は、このほど、日越国交関係樹立50周年事業の一環として、ベトナム国家大学ホーチミン市校人文社会科学大学(ベトナム南部の最高峰の文系総合大学)で、きものや家紋など日本文化に関する講演を行いました。
当NPO理事の藤井が行った講演では、きものや家紋など日本文化の紹介のほか、実際に学生にきものを着てもらうなど盛りだくさんの文化交流を行いました。また「きものを世界遺産へ」のPRも行いました。
同大学の日本学部には約900名の優秀な学生が所属しており、レベルの高い日本語と、日本に関する深い知識を有しています。将来これらの学生が両国の架け橋となっていただくことを期待します。(在ホーチミン日本国総領事館FBより抜粋)
当NPOとベトナムとの関係は深く、今年5月には、ベトナム最大級のアオザイ愛好会と共に「プロジェクトJV」をスタート、きものとアオザイの世界遺産(無形文化遺産)登録を目指しています。今後とも、今回のような講演機会で、PR活動を続けていく考えです。
「プロジェクトJV」とは?
■世界中の民族衣装の中で、特に美しいと言われる「きものとアオザイ」。実は素材、シルエット、自然を取り入れた意匠など多くの共通点があり「アジアの美人姉妹」とも言える衣装同士なのです。その姉妹がお互いを応援しながら、それぞれの世界遺産(無形文化遺産)登録を目指します。
■プロジェクト名に込められた想いとは?
Japan(日本)とVietnam(ベトナム)がJoint Venture(共同でチャレンジ)する。 それぞれ2つ重なったJとVから名付けたもの。経済的な結びつきを深める両国において、伝統文化の分野でも協力し合うことによって、友好関係もより強くなるとの想いも込められています。
特定非営利活動法人 きものを世界遺産にするための全国会議
活動目的は、法人名の通りにきものを世界遺産にすることで、和装業界に貢献しようというものです。2014年きもの業界各社が設立。同時に活動を開始(活動内容等はhttps://omotenashi.or.jp)。2023年3月現在、本会員、賛助会員120を超える業界各社が加盟しています。また「和装家」として3,200人を超えるきものファンが活動をバックアップしています。
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