長寿の里として世界的に知られる沖縄・大宜味村に暮らす、おばぁたちの豊かな食卓の記録『おばぁたちの台所』6月発売
グラフィック社は、書籍『おばぁたちの台所 やんばるでつないできた 食と暮らしと言葉の記録』を、2023年6月に発売いたします。
おばぁたちの手が紡ぎ出す、知恵と工夫にあふれた豊かな食事には、
私たちのこれからの暮らしの手がかりがあります。
「長寿の里」として世界的に知られる、沖縄本島北部・大宜味村(おおぎみそん)。ここで食堂「笑味の店(えみのみせ)」を営む著者が、集落で暮らすおばぁたちの日常の食事とその暮らしぶりを聞き取りした記録。“やんばる” の自然と共生する、豊かな食文化を伝えます。
・「食べる」「料理する」は、生きる一番のよろこび。
本書前半では、著者がライフワークとして続けている、大宜味村の集落で暮らすおばぁ、おじぃたちへの聞き取り(取材)を収録。海や畑の自然の食材をうまく取り入れた17組19人のおばぁ、おじぃたちの豊かな食卓を紹介します。
本書後半では、著者がおばぁたちとの日々の関わりの中で教わった、大宜味村の食文化を紐解きます。島野菜や、目の前の豊かな海でとれる魚介など昔から使われていた伝統食材と、その食材を活かす料理・24品を紹介。
また、著者が大宜味村ならではの食文化を後世に伝えるべく「笑味の店」を開くまでの手記も紹介。
その著者の思いや、おばぁ、おじぃたちの食卓、言葉の数々は、「食べる」「料理する」ことの本来のあり方を伝え、私たちがこれからの世の中を本当の意味で豊かに生きていくためのヒントとなるはずです。
・目次
はじめに
1章:海、畑とつながるおばぁたちの食卓
2章:残したい、やんばる伝統の食材と料理
3章:「笑味の店」という、食文化をつなぐ場所
・著者プロフィール
金城笑子(きんじょう・えみこ)
昭和23(1948)年、沖縄県本部町備瀬に生まれ、名護市で育つ。昭和44(1969)年、女子栄養短期大学卒。昭和48(1973)年に学校栄養職員に採用される。平成2(1990)年、大宜味村の食文化やその知恵を今に伝えるため「笑味の店」をオープン。季節の島野菜を中心とした、美味しく栄養満点の料理を提供している(2023年6月時点完全予約制)。
▶️「笑味の店」(えみのみせ)
ホームページ:https://eminomise.com/
インスタグラム:https://www.instagram.com/eminomise/
・「長寿の里」沖縄県・大宜味村とは
本書に登場するおばぁやおじぃ、著者が暮らす大宜味村(おおぎみそん)は、沖縄本島北部に位置します。隣接する国頭村(くにがみそん)、東村(ひがしそん)とともに「山原(やんばる)」と呼ばれ、総面積の7割以上が緑深い森林。目の前には美しい海が広がり、自然に恵まれた地域です。高齢になっても元気に自立した生活を送る人が多く、「長寿の里」として世界的に知られています。
・書籍情報
書名:おばぁたちの台所 やんばるでつないできた 食と暮らしと言葉の記録
著者:金城笑子
発売日:2023年6月
仕様:A5 並製 総152頁
定価:1,980円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3774-3
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4766137744
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17517916/
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