【調査背景】

当社MS-Japanは管理部門・士業を対象に、業界最大級の求人数を誇る転職サービス「MS Career」と、ビジネスメディア「Manegy」の２つのサービスを通じて、管理部門・士業の方々のキャリア形成をサポートしています。

近頃はリスキングが話題になるなどキャリアアップへの関心は益々高まっていますが、管理部門、バックオフィス人材に関しては、社内でも配置人数が少なく職種ごとに専門特化したキャリアを築くなどの理由から、ロールモデルを複数持ちづらくキャリアアップに関する情報収集が難しいという課題もあります。

そこで、新年度が始まり心機一転新しい目標をたてた方や、資格取得やスキルアップに挑戦する方も増えるこの時期に、管理部門のキャリア意識に関して本調査を実施いたしました。

【調査結果の詳細】

「管理部門の資格取得状況・キャリアアップ意欲に関する調査」https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12196.html

※本調査結果を掲載される場合は、出典「MS-Japan調べ（https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12196.html）」と明記をお願いいたします。

【調査サマリー】

• 管理部門の「約6割」が、キャリアアップについて「目標を立て考えている」「漠然と考えている」と回答

• キャリアアップを考える理由TOP3は「年収を上げたい／仕事の幅を広げたい／希少性を磨き市場価値を上げたい」

• 管理部門でキャリアアップを考えている人の「4割」が「資格取得」に関心

• キャリアアップに役立った資格TOP3は「日商簿記2級／TOEIC／日商簿記1級」

• キャリアアップに活かせなかったと答えた方が役立ったと答えた方より多くなった資格は「秘書検定（1級・2級）」

1.     キャリアアップを考えている管理部門の方は「64.4%」

今回の調査では、「現在、あなたはご自身のキャリアアップについて考えていますか」という設問に対し、目標を立て考えているが29.2%、漠然と考えているが35.2%で、全体の6割を超える64.4%が「考えている」という結果となりました。

また同設問の回答を職種ごとにみた結果が下記のグラフで、「考えている」割合が最も多かったのは法務で71%という結果になりました。

2. 管理部門でキャリアアップを考えている人の「4割」が「資格取得」に関心

 一方、挑戦したいと思っている方が実践中の方を超えた項目は、差が大きい順に「新たな資格取得のため勉強」「資格・スキル・学位等取得のため、学校・大学・大学院への就学、通信教育・eラーニングへの参加」「社外コミュニティへの参加」となり、これらが特に挑戦したいがなかなか実行にうつしづらいことに考えられているようです。

3. キャリアアップに役立った資格は、管理部門のどの職種でも「簿記2級」がTOP3にランクイン

管理部門がキャリアアップに役立った資格に関する設問では、回答数が多い順に、「日商簿記2級」21.5%、「TOEIC」17.1％、「日商簿記1級」8.1％と続きました。

また同設問の上位3つを職種ごとにみた結果が下記のグラフです。管理部門ではどの職種でも、語学力UPという汎用性のあるTOEICだけでなく、簿記2級もキャリアアップに役立った人が多いようでした。

本調査では、他にも「キャリアアップを考える理由」「取得したが、実務・就職転職・キャリアアップに活かせなかった資格」等、計6項目に渡る調査結果を掲載しております。

詳細はこちらの記事でご確認ください。
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12196.html

【調査概要】

調査方法：WEBアンケート
調査対象：管理部門職の全国の男女
調査テーマ：「管理部門の資格取得状況・キャリアアップ意欲に関する調査」
有効回答数：604名
調査実施日：2023年4月20日～4月26日
調査主体：株式会社MS-Japan（https://www.jmsc.co.jp/）

【MS Careerについて】

管理部門職種（経理・財務・公認会計士・総務・法務・経営企画等）と、弁護士、公認会計士、税理士等の資格を有する士業に特化した、業界最大級の求人数を誇る転職サービスです。特に人材紹介では、経営管理という領域で圧倒的なシェアを誇っており、創業より30年以上に渡り培った経験とノウハウを生かし、ご希望のキャリアや条件に応じて転職のプロがサポートいたします。（https://ms-japan.jp/）
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