ケトン食は100年ほど前からある、ケトン体の生成を促すための食事法になります。

ケトン体は体内では脂肪酸から生成され、普段から血液中に存在しています。
炭水化物から生成されるブドウ糖が少なくなった時に、その代わりにエネルギーとして働く性質を持っています。
ごく簡単に言うと「人為的に飢餓状態を作る事で代替のエネルギーを得る食事法」がケトン食になります。
最近はフィットネスやボディメイクに取り組む方が増えた事もあり、一般的な認知度も高まってきたのではないでしょうか。

目的等によって目安となる数字が異なりますが、実際のケトン食は脂質の強化と糖質、たんぱく質の制限が基本になり、食材選びや調理法、食の楽しみなどに大きな制約が生じます。

専門機関を中心に様々な献立が発表されていますが、

・味
・栄養の偏り
・食材の確保
・家族内で別メニューになるなどの手間

など、実践する中で様々な課題があるという声を聞きます。

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令和4年秋より食品としての流通がはじまった外因性ケトン体D-BHB（D-β-ヒドロキシ酪酸）は、経口摂取で重量当たりMCTの約2.5倍血中ケトン体濃度を上昇させると報告されています。

開発メーカー発表などから、サプリメントへの利用を中心に今後の健康産業への寄与が期待されていますが、家庭での調理を基本としたケトン食との関連については、現時点では全く情報が無いといっていい状態です。

比較的早期からこの食材に取り組んでいると思われる当店から、無償でD-BHB配合食品提供を行い、可能な範囲での情報共有、交換を通じ日常のケトン食への組み込みが可能なのか探りたいと考え、今回のプロジェクトをスタートしました。

主食やおかずにはなりませんが、まずは一定量D-BHBを含む食品がどんなものか知っていただく為、手軽に食べられるクッキーでの提供にさせていただきました。

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無償提供は
・D-BHB入り糖質制限アーモンドクッキー
・D-BHB入り糖質制限ココナッツクッキー
いずれかになります。

それぞれ6枚で約3gのD-BHB-Naを含んでおり、比較用にD-BHBを含んでいない糖質制限クッキーもお付けいたします。
※枚数およびD-BHB配合量は変更の可能性あり

［　申し込み方法　］

・個人の方は氏名
・団体/法人の場合はその名称と部署名、ご担当者様氏名
・連絡先電話番号
・連絡先E-Mailアドレス
・ご希望される種類　アーモンドorココナッツ
※アーモンドの方が食べ易いと思われますが、ココナッツの方がよりケトン食志向の仕上がりになっています
・今回ご希望される理由
※簡単でも構いません
を明記の上、

1.お問い合わせフォーム　https://cocollect.net/pages/contact

2.新しいケトン食を考える会(@thinkaboutthenewketogenicdiet)

インスタグラムアカウントからDMにて

いずれかよりお申し込みください。
選考の上、宅急便にてお届けする予定です。

受付期間は令和5年7月末までの予定です。

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当店が初めてBHB（β-ヒドロキシ酪酸)を知ったのは数年前になります。
当時ベタイン（トリメチルグリシン）を配合した食品の試作を繰り返していく中で、たまたま類似する特性があるかもしれないBHBの存在を知りました。

ベタインは海産物の食味改善用など食品添加物として普通に流通しており、入手は比較的容易でしたが、BHBについては個人輸入のサプリメントに含まれている程度の流通しかなく、一般的な食品開発に使用できる時が来るとは思っていませんでした。
食品流通を開始するというメーカー発表を見つけた際はかなり驚き、すぐにサンプル提供を申し込んだという経緯があります。

昨年からの取り組みの中で、味、調理法などD-BHBについて多少なりとも判ってきた事柄もあります。
日常のケトン食への組み込みについてハードルが全くないとは言えないですが、検証する価値は十分にあるのではと考えています。

日々のケトン食作りに苦心されてきた方は、ぜひご検討ください。
ケトン体やD-BHBにご関心がある方も、まずは気軽にお申し込みいただければ幸いです。

製造担当：糖質制限パン専門店　ココレクト