麻布十番エルブランシュが鹿児島県出水市のオーベルジュ「RITA出水麓」併設のレストラン監修。2023年夏頃オープン予定。
株式会社つぎととのパートナーシップにより、地域活性化に貢献
株式会社エル・コーポレーション(所在地:東京都港区、代表取締役社長:小川智寛)が運営する東京・麻布十番「エルブランシュ」は、株式会社つぎと(所在地:大阪府貝塚市、代表:小田切俊彦)の関連会社である株式会社いづる(所在地:鹿児島県出水市)と、地方創生の支援の一環として2023年夏に開業予定の武家屋敷ホテル「RITA 出水麓 土持邸」「RITA 出水麓 加藤邸」のレストラン事業の監修を行います。
- RIAT出水麓とは
薩摩藩最大の武家屋敷群「出水麓」において、初の宿泊施設として2022年6月30日に「RIAT出水麓 宮部邸」を開業しました。本事業は、出水麓で空き家となっていた武家屋敷を再生・活用し、出水市の既存産業や既存事業者と連携しながら県内外からの滞在者を誘客することで、地域に利益を還元し、まちの持続的な発展を支えることを目指しています。
- 新たな武家屋敷ホテル
現在、空き家となっている2棟の武家屋敷を「RITA 出水麓 加藤邸」「RITA 出水麓 土持邸」として、2023年夏にホテル・レストランとして開業を予定しています。そのレストラン事業を、東京麻布十番にあるフランス料理店エルブランシュが監修します。
- 麻布十番「エルブランシュ」と「つぎと」のパートナーシップについて
エルブランシュは、フランス料理の本場で修業を積んだ小川智寛シェフが手掛ける本格的フランス料理店です。 一方、つぎとは、地方創生のプロデュース企業として、地元の魅力を発信し、古民家をリノベーションしたオーベルジュ(ホテル付きレストラン)を地方に造り、地域活性化に貢献しています。両社が組んだパートナーシップは、それぞれの得意分野を生かし、地域に貢献することを目指します。
- 出水麓について
鹿児島県の北西部に位置する出水市は、柑橘や鶏など農畜産業が盛んで自然豊かなまち。日本最大のツルの渡来地であり、薩摩藩最大規模を誇る「出水麓武家屋敷群」をもつ。「RITA 出水麓 宮路邸」が位置する「出水麓」は、国の重要伝統的建造物群保存地区や日本遺産の構成文化財のひとつに認定されており、江戸時代からの美しい町割が今なお現存する貴重な地区。この「麓」と呼ばれる武家屋敷群は、薩摩藩が鹿児島城を中心に藩内各地に整備した外城の周辺に造られ、江戸時代の末には最大120もの数になった。出水は肥後との国境に位置する重要な地域だったため、1600年頃から30年の歳月をかけて出水麓が造られ、麓内には今でも約150戸の武家屋敷が現存する。
- 株式会社いづるについて
出水市に地域密着型の新たな滞在施設を開発・運営するため、歴史文化資源を活用した古民家再生事業を起点としたまちづくりを手掛ける「株式会社つぎと九州」が出資・設立。
- 株式会社つぎとについて
歴史、暮らしの文化、工芸や農林水産などの生業など、それぞれの土地には人から人へ受け継がれてきた営みと固有の風景があり、それぞれの営みが日本のアイデンティティを形成している。つぎとは、その土地の暮らしや歴史を象徴する「古民家」を軸に、失われつつある豊かな営みを次世代に継ぎ、多様な地域社会を未来へと繋げることを目指すまちづくり会社。https://tsugito.co.jp/
- RITAについて
RITAは、『 遺産・継承・伝統 』という意味の『HE"RITA"GE』を由来としています。各地にあるHE"RITA"GEを継いでいくという意味を込めて、HE"RITA"GEの中心にあるRITAをホテル名としました。また、建物を活用することで町並みを守り、宿泊施設を営むことで少しでもまちの活性化に寄与したい。まちの未来を拓くような営みづくりをしていきたい、「利他的でありたい」との思いも込めています。
- 株式会社エル・コーポレーションについて
エル・コーポレーションは、レストラン事業のほかに飲食コンサルティング事業も展開しております。メニュー開発や厨房のデザイン、スタッフ教育など、開業に必要なすべての面でサポートします。
また、私たちは食を通じて地方創生を支援しています。。日本各地の厳選された旬の食材を使ったレシピの提案や、地元の食材を使った商品開発など、地域の特色を活かした食文化を通して新しい食の価値を創造していきます。
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。