製作期間10年。制作費1800万円。撮影資金は肉体労働で調達。 監督がたった一人で撮り続けた渾身の長編35ミリ映画『イヌ』。
究極のパンク映画。20年ぶりの上映会。
「ZONE/存在しなかった命」「みえない汚染・飯舘村の動物たち」「アジア犬肉紀行」「動物愛護法」など、社会的テーマを題材にした衝撃ドキュメンタリー映画を制作してきた北田直俊監督。その最新作となる社会派Jホラー「佇むモンスター」の公開を記念して、北田監督の35ミリデビュー作品『イヌ』(100分)が、6月4日(日)13時から横浜シネマノヴェチェンにて上映される。2003年にシネマ下北沢にて2週間公開後、約20年間もの間封印されてきた幻の35ミリフィルム。今回1回限りの限定公開になる。
とてもレアな上映会であり、『イヌ』と新作『佇むモンスター』の上映後にトークショーと懇親会が用意されています。20人限定なので予約はお早めに。また、北田監督の次回作(『ライフレス』仮題)に興味のある方、または出演を希望する方は北田監督に直接お伝えください。
物語
人間に翻弄されさすらいの果てに死んだ名もなき一匹の犬。
犬は悪魔の導きにより人間を血祭りにあげるために歩くカカシとして生まれ変わる。
その後、純朴な少年との出会いによって少しずつ「生きる苦痛」を克服してゆくが
バケモノの姿をした異端は、いつの世にも抹殺される運命にあった。
果たして35ミリ劇場用長編映画をたった一人で完成させることが可能か?
極端に粗い白黒画面から始まる前半戦に対して、中盤から始まる特殊カラー映像は、完成した上映用ポジフィルムを敢えてネガとしてもう一度焼き直す事によって、誰も観たことがないビビットな色調を醸し出している。
「6月4日、映画『イヌ』上映詳細ページ」
https://cinema1900.wixsite.com/home/monster
日時 2023年6月4日(日曜日)
時間 13:00 映画『イヌ』上映
14:50 北田監督新作『佇むモンスター』(90分)上映
16:30 トークショー(北田監督他)
18:30 バースペースにて懇親会(要懇親会費)
20:30 散会
料金 【前売り】3,500円 【当日】4,000円 【懇親会費】4,000円(軽食ドリンク付き)
(6/4以外の『佇むモンスター』入場料は1,500均一)
場所 横浜シネマノヴェチェン(28席)
横浜市西区中央2-1-8 岩崎ビル2階
045-548-8712
【映画『イヌ』を製作した当時の想いとは?】
北田直俊のひとりごと
https://note.com/asiandogs/n/n01df28f9eb3d
【チラシ文面から抜粋】
口当たりにイイモノが氾濫する[今]
『イヌ』を観た時の居心地悪さは異次元だった。
表現力も語り口も極端に雑で、極端に観心地悪い。
映画になっていない、と言ってもいい。
ただ、ホコロビだらけの画面から、
作り手の熱い[志]だけは垣間見れる。
しかも、35ミリフィルムでの挑戦とは
・・・恐れ知らずメ!
山本政志(映画監督)
こんな形で権力を撃つ手法もあるのですぞ。
永い年月をかけて、これほど実験的精神を
欠かさず、やり続けることは・・・
稀有な作家のタンジョウだ!
渡辺文樹(映画監督)
★【北田直俊監督新作『佇むモンスター』(2023/90分)公式サイト】
東京・歌舞伎町のホテル23階から母親に突き落とされて亡くなった9歳の男の子。
その事件に触発されて制作した新感覚・社会派Jホラー
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