廃棄されるはずだった花の茎を活用した「STEMN」(ステムン)をこども向け教育ツールとして提供開始!
活用されるほど、社会からゴミが減り新たなプロダクトに生まれ変わる仕組み
お花屋さんで当たり前のように日々廃棄されている茎を、資源化できないかと考え、商品開発している「STEMN」(ステムン)プロジェクト。 本プロジェクトでは、2022年6月、第一弾として循環型植物用ポットを商品化しました。ポットの原材料は、お花屋さんで廃棄されるはずだった茎と、一度流通した新聞古紙。主な販売先は、お花屋さん・園芸ショップでしたが、このたび、こども向け教育ツールとしての提供を開始しました。循環型経済を実現するアイテムをして、「STEMN」の成り立ちそのものに学びがあります。SDGsを学ぶ教材としてご活用いただいたり、植物の生育観察から、座学を含めた総合学習ツールとして、ご活用いただけます。
株式会社JOURO(本社:長野県千曲市新山386、代表取締役社長:青木善則)は、商品開発している「STEMN」をこども向けに提供を開始いたします。
STEMNとは?
花の現場(お花屋さんや花市場、葬儀会社など)では、お花が必要な長さにカットされ、茎はゴミとして廃棄しています。
お金を払って仕入れたお花の一部を、お金を払って処分している。これが現状です。
廃棄される前のお花の茎を回収し、素材として捉えて、活用方法を模索している本プロジェクト。第一弾として、循環型植物用ポットを商品化しました。ポットの原材料は、廃棄されるはずだった茎と、一度世の中に流通した新聞古紙。ポットが不要になったら、土に埋めれば分解され、土に還るサーキュラーエコノミー型商品です。
2022年6月に販売を開始し、今までは小売店様(お花屋さんや園芸店さん)に提供をしておりました。
しかし、このプロダクトの成り立ちに、共感の声が多く寄せられたため、小売店様への提供も継続しながら、教育ツールとして、こどもたちに向けて「STEMN」を提供していきます。
教育プログラムの例(イメージ)
「STEMN」を活用して、以下のような教育プログラムが提供可能です。さらに、教育現場の要望に応じたカスタマイズも可能です。
(以下参考)
- 「STEMN」に種や苗を植えて、生育観察
- 苗を花壇へ植え替えて、どのようなレイアウトが綺麗か?こども達に考えてもらう
- 空になった「STEMN」は、土に埋めて分解状況を定点観測
(一カ月ごとに掘り返して、生分解度をレポート。可能であれば日が当たる土、日陰の土、固い土など、さまざまな箇所で観察をして、比較する。) -
これらに、座学も加えて総合学習とする
活用事例
保育園で開催したワークショップ内にて、ご活用いただいたり、高校の華道部では、アレンジメントを生けたり、地域イベントに部として出展をするなど、事例が出始めています。
課題&解消方法
現場レベルで「良いな」と思っても、予算の兼ね合いで、教育機関では導入を見送るケースもあります。
その問題を解決するために、持続可能な仕組みも整えました。
弊社では、「HANAMUKE for biz」というフラワーギフトのプラットフォームサービスを展開しています。そこでお預かりしたお祝い金の2%を寄付に充てていて、その枠を活用して、STEMNを寄贈することにしました。
この仕組みによって、「STEMN」寄贈希望の学校へ、「STEMN」をお届けすることが可能となります。
対象
- 高校
- 中学校
- 小学校
- 保育園
- 幼稚園
寄贈申込
寄贈希望の方は、こちらのフォームから申込いただき、申込順にSTEMNを寄贈させていただきます。
ただし、あくまで寄贈枠があった上でお届けできる仕組みなので、お届け日のお約束は現時点ではできませんので、ご了承ください。
株式会社JOUROについて
株式会社JOUROは、花と緑に関連した各種商品サービスの開発及び提供をしています。
- 花と緑の業界に関わる人のオンラインコミュニティ「虹ノアトリエ」の運営
- 花と緑を活用して世の中の可能性をカタチにしていくオンラインコミュニティ「花と緑の社会実験室soe!」の運営
- 関わる人と環境にやさしいフラワーギフトプラットフォーム「HANAMUKE for biz」の運営
- 廃棄されるはずだった花の茎を活用した商品開発プロジェクト「STEMN」の運営
ボタニカルディレクターである代表の青木は、花や緑に関わる仕事の多様化を目指しています。フローリストや生産者にとって、手が届きにくい営業/企画/マーケティングなどの分野に特化し、活動しています。
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