女性ホームインスペクター目線の住まいづくり

株式会社さくら事務所

2023.05.11 10:00

子育てしやすい=老後も暮らしやすい!ママにも、みんなにもやさしい家

業界初の個人向け総合不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)、マンション管理組合向けコンサルティングを行う“不動産の達人”株式会社さくら事務所(東京都渋谷区/社長:大西倫加)は、5月14日母の日に向けて、お母さんも家族も、みんなが長く快適に住み続けられる家づくりについて、住まいのプロである当社の女性ホームインスペクター(建築士)から得たヒントをまとめました。妊娠・出産などライフステージが変化する度に身体も生活も一変、そんなお母さんにとってやさしい家とは、「家族みんなにやさしい家」でもあることがわかりました。

1. 若い世代にこそ、バリアフリー住宅のススメ


長く快適に住み続けるためには、若い世代にもバリアフリーを前提とした家づくりがお勧めです。よくある出産を機に住宅購入するケースでは、段差を解消し滑りにくい床材にすることで妊婦の転倒リスクを軽減でき、浴室を広めにすることで乳児の入浴を介助しやすく、将来の介護にも役立ちます。また、道路側から玄関にかけてスロープを設置すると、ベビーカーや車いすでも出かけやすく、足腰が不自由になった場合でも外出しやすい造りにしておくことで、アクティブな老後ライフにも繋がります。住宅購入時は現在の生活を前提にしがちですが、「将来の暮らしを想定した家」にする事が大切です。
コメント:「自分の暮らしの変化にあわせて、家を変えていくことができるのが持ち家の良さです。老後は体が思うように動かなくなってくるので、家の中を歩きやすくして、動くのが億劫にならない家にしておきましょう。」


2. 快適に暮らせる家


快適な暮らしのために、家事はなるべくラクにしたいもの。起床から就寝まで、家族の行動パターンを考えた間取りにし、必要な機能を動線上に置いて無駄な動きを減らしましょう。収納も適材適所にすると、片付けがしやすくなります。また、暑さ寒さも快適性に大きく影響するので、室内の温度を均一にできるよう断熱性能を上げましょう。初期費用はかかるものの、昨今は光熱費が高騰しており、長期的には家計の助けになります。また、温度差による体への負担を軽減でき、血圧が上がりやすい妊婦にはもちろん、老後のヒートショック予防にもなり、家族みんなの健康生活につながります。
コメント:「壁・天井だけでなく、内窓や複層ガラスなど、熱が出入りしやすい窓まわりの対策は特に効果的です。」


3. 未来のためのスペースづくりで、理想を叶える


将来のライフステージを想像した家づくりをしておくと、住み替えることなく、新しい生活を始めることも可能になります。「将来は独立して自宅をオフィスにしたい。」「子育てがひと段落したら、自宅でカフェをやってみたい。」など、未来の理想を実現するためのスペースを、予め想定した造りにしておくことで、ぐっと夢が実現しやすくなります。
コメント:「老後は2階に上がるのも一苦労。1階だけで生活できるように、水回り等の想定をしておくことも一案です。2階は趣味のフリーコーナーとして使えますし、定年後、自宅の一部を民泊にする方も増えています。」


みんなが暮らしやすい住まいを「お母さんに優しい家づくり」という目線で考えてみるのはいかがでしょうか。詳しい内容は当社サイトに掲載しております。取材などお問合せは下記までお気軽にご連絡ください。

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