■ 設置の背景
近年、生産性向上や働き手不足などの観点から、小型無人店舗を出店する小売店が増えています。2019年時点では、無人店舗・無人決済店舗型の市場規模は約2兆円とされていますが、様々な社会的複合要因もあり、その市場規模は年々拡大しています。

koto.koto.は医療法人尚寿会の運営支援にも携わっており、病院や介護サービスを受けている高齢者に寄り添った事業を開発着手しております。そのなかで、本事業は、旅行に行けなくても冷凍食品なら全国の美味しいものを食べられるのではないか。という思いから開発した事業です。

この店舗は、スーパーマーケットからも離れた場所に位置しています。施設内の一部空地を利用して無人店舗を開設することで、リハビリステーションに訪れる方や、近隣団地の住民の方の食生活を豊かにできるのではないかと、株式会社koto.koto.は考えました。

一方で、エリアノはこれまで宿泊施設やオフィス、バイオトイレ、店舗など様々なトレーラーハウスのニーズに対応してきました。

両社が組み、トレーラーハウス型店舗で無人店舗を出店することで、食生活を豊かにすることはもちろん、リハビリステーションの敷地内未利用地を有効活用することができます。

■トレーラーハウス型店舗にしたメリット

• トレーラーハウスは法的に車両のため、既存建物が敷地内にある場合でも、追加での建築確認申請などの煩わしい申請が不要であること。
• トレーラーハウスのため、敷地内未利用地での空間の拡張が可能であること。
• イベントなどの事情により、移動して他場所での継続運営が可能であること。
• トレーラーハウスでは、償却期間４年であること。

■店舗概要

・場所：埼玉県狭山市広瀬２丁目３−２３

・面積：室内約17㎡ ＋ デッキ約15㎡

・開業時間：24時間365日、お好きな時にお越しください。

■ 外装

耐久性に優れた金属製のガルバリウム鋼板（ダークグレー）と、質感のある天然木張り仕上で構成しています。

入口窓サッシは、外からの視認性を高めるため、大判ガラスの掃き出し窓（３枚ガラス引戸）を選定しています。

■内装

内装はカラフルな商品の数々の見栄えをよくするために、シンプルなデザインで構成いたしました。

床材は長尺塩ビシート、壁材はライトグレーのクロス、天井は天然シナ合板で仕上げています。

■商品ラインナップ

koto.kotoの厳選により全国の美味しい冷凍食品からセレクトして販売しています。

なお、販売する商品や価格は変更することがありますのでご了承ください。

■株式会社koto.koto.とは

狭山市の高齢化率は全国を上回る水準で推移しており、周囲には高齢者向けの施設が次々と建設されています。在宅での生活が難しくなりこういった介護施設や療養型病院に入院入所される高齢者は、在宅復帰の見込めない方が多いのが現実です。2020年以降は感染症の蔓延によって家族の面会を制限する施設も増え、一時外出やレクリエーションの機会も減り、今まで以上に高齢者の行動が制限されています。このような高齢者の現状を目の当たりにするうちに「歳を重ねても人生を楽しんで欲しい。謳歌して欲しい。」という考えが強くなりました。

株式会社設立後、まず手掛けた事業が「お家でGo」です。VR（Virtual Reality・仮想現実）技術を使って体が不自由な方でも旅行に行った気分や自宅に帰った気分を味わってもらえるサービスです。

そして新規事業としてトレーラーハウスによる冷凍食品セレクトショップをオープンしました。旅行に行けなくても冷凍食品なら全国の美味しいものを食べられるのではないかという思いから立ち上げたのが、この店舗です。

株式会社エリアノ、トレーラーハウスに関するお問合せ先

https://areano.jp/

お問合せ先：info@stylecabin.net

〒107-0061 東京都⽬⿊区下⽬⿊1-8-31

「FROZEN MARCHE」に関するお問合せ先：

info@koto-k.com

tel: 04-2968-6612