Bunkamuraドゥマゴ文学賞は、フランス・パリで80年以上の歴史を誇る文学賞「ドゥマゴ賞」の精神を受け継ぎ1990年9月3日に創設。毎年9月に行う本賞の発表以外にも、小冊子『LES DEUX MAGOTS PARIS Littéraire』(季刊)の発行や、作家との新しい出会いの場としてのイベントの開催、月刊メールマガジンの発行など、さまざまな形で新しい文学と触れ合っていただく機会の創出を図ってます。

その取り組みの一つとして、今回、鹿島茂氏(第29回Bunkamuraドゥマゴ文学賞選考委員・仏文学者)がプロデュースする共同型(シェア型)書店「PASSAGE by ALL REVIEWS」内にて、5月より棚主となり書店を開店しました。今後、受賞作をはじめとしたBunkamuraドゥマゴ文学賞に関連する書籍を紹介していき、新たな文学への出会いのきっかけとしていただけるよう展開してまいります。

【Bunkamuraドゥマゴ文学賞　書棚概要】

所在地        東京都千代田区神田神保町1-15-3　サンサイド神保町ビル1F　「PASSAGE by ALL REVIEWS」　内　“モンテーニュ大通り3番地”

アクセス        都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線　神保町駅　A7出口　徒歩1分
  (エレベーターをご利用の方は、A9出口をご利用ください)

営業時間     「PASSAGE by ALL REVIEWS」に準ずる。
                   (詳細https://passage.allreviews.jp/)

【PASSAGE by ALL REVIEWSについて】
「PASSAGE by ALL REVIEWS」は、神田古書街発祥の地である神田神保町すずらん通りの一角にある唯一無二の書評アーカイブサイト「ALL REVIEWS」が運営する共同型(シェア型)書店です。「ALL REVIEWS」参加の書評家をはじめ、数多くの店主(棚主)が出棚して個性豊かなラインナップになっています。

【Bunkamuraドゥマゴ文学賞とは】
パリの「ドゥマゴ賞」のユニークな精神を受け継ぎ、1990年に創設。権威主義に陥らず、既成の概念にとらわれることなく、先進性と独創性のある、新しい文学の可能性を提案しています。受賞作は、毎年交代する「ひとりの選考委員」によって選ばれ、選考委員の任期は1年です。第31回(2021年度)の受賞作は、堀川理万子氏の『海のアトリエ』(選考委員・江國香織氏／2021年5月・偕成社刊)。

次回、第32回(2022年度)選考委員はロバート キャンベル氏で、受賞作の発表は9月を予定しています。

Bunkamuraドゥマゴ文学賞の最新ニュースはホームページで随時発表してまいります。

https://www.bunkamura.co.jp/bungaku/