400年以上の歴史がある伝統的工芸品「有松・鳴海絞り」の産地であり、2019年度に日本遺産に認定された有松で毎年6月に開催される「有松絞りまつり」とは、絞り染めの魅力を共有し、産地の未来をともにつくるための合同展示販売会です。新型コロナ「5類」移行後、初の開催となる有松絞りまつりでは、「そうなる!?有松」をテーマに、新作浴衣の展示販売や国際絞り会議30周年の活動を振り返る企画展示などを予定しています。

歩いて楽しい有松絞りまつりになること、これからも多様な・多世代の方に愛される有松絞りであることを目指して、この地で育まれたものづくり文化を体感できる催事となります。ぜひこの機会に有松にお越しください。

スペシャル・プログラム

①そうなる!?有松絞りの浴衣展

有松絞りの浴衣がどのようにできあがり、着て楽しみ、人の手から手へと移るのでしょうか。木綿栽培から生地織りにはじまり、くくりや染めを経て有松絞りの浴衣となり、仕立てあげられる工程を展示で紹介します。
本展示は「令和5年度SDGsまちづくり推進事業」の一環としておこないます。

日時｜両日 9:00-17:00
会場｜岡家住宅
参加｜無料
共同企画｜名古屋市環境局
協力｜南医療生活協同組合、長者町錦コットンプロジェクト

②世界の絞り日本の絞りの架け橋〜国際絞り会議の30年の歩み〜

1992年に第1回「国際絞り会議／International Shibori Symposium」が開催されてから30年が経過しました。国内外の絞り作家やテキスタイル／ファッションデザイナーが参加し、新たな技術や表現方法について議論を交わし、展示や交流などをおこなっています。有松絞りまつりではこれまでの活動の回顧展示と参加作家らによる特別展示をおこないます。

日時｜両日 9:00―17:00
会場｜有松・鳴海絞会館2F展示室、棚橋家住宅
参加｜無料
協力｜公益財団法人ワールド絞りネットワーク（WSNF）

プログラム一覧（2023年5月8日時点）

●スペシャル・プログラム

• そうなる!?有松絞りの浴衣展
• 世界の絞り日本の絞りの架け橋〜国際絞り会議の30年の歩み〜

●参加・体験

• 雪花絞り体験
• 絞り教室プレミアム
• 手蜘蛛絞り体験
• 有松花魁体験

●販売

• 絞り製品の販売
• アートクラフトフェア in 有松
• キッチンカー・グルメ
• アリマツーケット（4日のみ）

●展示・見学・ツアー

• 有松絞りパレード
• まち並みツアー＆よもやま話
• SHIBORIストリート
• 産地職人による絞り実演
• 後継者育成事業生徒による絞り実演と展示
• 信長路史跡ツアー
• 山車飾り／大幕展示／からくり実演

※詳しくはプレスリリースリンク（PDF）より
※上記のプログラムは予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

開催概要

第39回 有松絞りまつり 〜そうなる!?有松〜

日時｜2023年6月3日[土]、4日[日] 9:00-17:00
会場｜有松東海道一円 （名古屋市緑区有松）
主催｜第39回 有松絞りまつり実行委員会
協賛｜有松絞商工協同組合
後援｜愛知県、名古屋市、（一財）伝統的工芸品産業振興協会、（一社）愛知県観光協会、（公財）名古屋観光コンベンションビューロー、（公財）名古屋まちづくり公社、緑区観光推進協議会、名古屋鉄道株式会社、愛知県絞工業組合
協力｜有松商工会、ポッカレモン消防音楽隊、イオンタウン有松、株式会社名古屋グランパスエイト、南医療生活協同組合、碧海信用金庫有松支店、大垣共立銀行有松支店、桜花学園大学、名古屋短期大学、名古屋情報専門学校
URL｜https://shibori-fes.nagoya
お問い合わせ｜有松絞りまつり実行委員会 tel. 052-621-0111(有松・鳴海絞会館内)、E-mail shiborifes@gmail.com
広報に関するお問い合わせ（担当：絞りまつり広報部 浅野）tel. 070-2611-9366｜E-mail asano@armt.jp 

過去の実績

写真はプレスリリースのリンク先よりご確認いただけます。