イタリアではコミコンや映画祭、ロシアの国際音楽祭、トルコでハロウィンパーティー、 多様なシーンで活動する特異なロックデュオ「Vaiwatt」 この夏イギリスに進出する!

株式会社仲村屋

2023.06.05 23:59

日本の音楽業界から未だノーマークに等しいVaiwattの"DIYによる活動"の軌跡を追ってみる。

アフターコロナで変様する世界で、なぜ、彼らは海外から注目されるのか?

2023年7月、UK3都市にてライブ公演が開催されるアーティストがいる。 ヨーロッパを中心に存在感を増してきた「Vaiwatt」は、日本を拠点にDIYで音楽やMVを発信してきた。 

「端的に言うと、彼らの海外活動のきっかけはYoutubeで公開したDIYによるMVが主である。」

音楽事務所などのバックアップはなく、レコーディングも動画撮影も全く予算はかけられていない。 はっきり言おう、彼らの作品は高音質でもないし映像もチープだ。

しかし、その音楽性は奥深い。 西洋の50sから近代のデジタルロック、日本のJPOPがしっかりと踏襲された楽曲の数々。 一度聴いただけで誰でも口ずさめるメロディー、この時代を暗喩したような可笑しい歌詞と歌い回し。 そう、彼らの音楽はとても楽しいのだ! 今、世界の音楽ファンや在日外国人達までもが彼らに注目している。

彼らのここまでの軌跡をざっと挙げてみる。

2018年6月、Vaiwatt初の海外ライブ。 アメリカ・アナハイムの「Doll Hut」で行われたライブは、その後の彼らの海外遠征に繋がる素晴らしい内容だった。 この日のオーディエンスの反応は筆者の目にもしっかりと焼き付いている。

帰国後、直ぐにロシア遠征が決まった。 Youtubeを見たロシアの音楽家が彼らの新宿でのライブに訪れ、電光直下、Vaiwattにロシアでのライブをオファーした。

何とアメリカライブの翌月、ロシア・モスクワ政府主催の「WHITE NIGHTS of St.PETERSBURG 2018」に日本人アーティスト代表として出演、初のスタジアムに立った。 世界の名だたるアーティストたちと共に、約1万人のスタジアムの中、LIVEハウスかの如く、いつもと変わらぬパフォーマンスを見せてくれた。 その際のLIVEがロシア国営TVにて放映された。

翌年の2019年は「Vaiwatt・イタリア〜ロシア5都市公演」が開催された。 初のイタリア公演では、日本のアニメカルチャーを紹介するコミコン「Be Comics! Padova」に出演。 その後、アブルッツォ州ラクイラを訪れ、2009年に発生したイタリア中部地震から10年の節目に開催された「Japan 4 L'Aquila」に招かれた。 そのライブは、イタリア国営放送LA7の番組Propaganda Live」で放映され注目を浴びた。

そして、再びロシア・サンクトペテルブルグでのライブ、続いて初のモスクワ公演では満員の聴衆を湧かせ大成功に終えた。

忘れないでほしいのだが、この時点に至るまで、彼らの海外活動のほとんどはDIY作品によって導かれているのだ。

● DIY Music Videos - Vaiwatt YouTube Channel

世界が閉ざされた2020年以降

世界中でコロナ感染症によるロックダウンが始まった。 エンターテイメント業界でもライブ開催の中止が相次ぎ、多くのアーティストが先行きを見据える中、Vaiwattは新曲の制作に没頭した。 その際にYoutubeにリリースした楽曲「NEO TOKIO」には、SNS公募によって、世界8ヵ国の人々がMVに参加した。

2021年、進化した初期衝動と銘打った勝負曲「逆林檎 Reverse Apple」をYoutubeで公開。 するとこれがオーストラリア最大のミュージックプラットフォーム「HEAVY Magazine」をはじめ、EUのいくつかのサイトに掲載された。 そして、4年ぶりのニューアルバム「ナナりんご」をリリース。 カヴァーデザインはイタリア・シチリアのアーティスト「MURDAH SRVC」による書き下ろし。

同年10月、イスタンブールでのハロウィンパーティーに招待された。 トルコで最大級のインディーズロックレーベル「Kafadan Kontak Records」による主催。 コロナ渦中であったが、ワクチンパスで入場した100名を超えるオーディエンス達はVaiwattに熱狂した! そのLIVE映像はYoutubeにも公開されているので是非、ご覧いただきたい。

Live in Istanbul.1@Kadikoy Sahne   ● Live in Istanbul.1@Kadikoy Night & Live

イタリアの映画監督による「Vaiwatt ドキュメンタリー映画」について、近日情報を公表!

昨年は3年ぶりとなる「イタリア7都市ツアー」を決行。 北部のコモからボローニャ、中部に位置するラクイラやペスカーラ、南部のナポリからプーリア州、イタリアを縦断した。 このツアーでは、2019年に訪れた会場でのアンコールライブや、クラブや小さなバル、学校など、とても多様性に富んだVaiwattらしいツアーでした。 ナポリでは日本映画祭「L'altro Giappone」の一環として、イエズス会系ミッションスクール「Istituto Pontano」での100周年記念に出演。 映画祭のテーマソングとして 同年に発表された新曲「GREY GARDENS」が起用された。

その際に、イタリアの映画監督 Lorenzo Squarcia(Jumping Flea s.r.l)によるVaiwattのドキュメンタリー映画の撮影が行われた。(東京でも撮影) この件については、後日改めて特集を組みたいと思います。

ここまで、Vaiwattの海外活動をざっと振り返ってみた。 そして、遂に2023年7月は「イギリス・3都市ツアー」が決行されます。 先述の通り「Youtubeに投稿した彼らのDIY音楽」がきっかけとなって彼らはイギリスに招待されます!

過去の海外ツアーに同行してきた筆者が見てきた限りでは、そろそろ音楽業界の力を必要としています。(この記事を読んでくださった業界の皆様からのお声がけを是非お待ちしております。)

UK🇬🇧TOUR 2023

06 July thu / Birmingham @The Sunflower Lounge

07 July fri / Whitchurch @Percy's Cafe Bar

08 July sat / London @The Dublin Castle

・UKツアーに向けた新曲「なんでそんなVACANT?」公開中!
・UK TOUR 2023 - INFORMATION 

 

Vaiwattと町の中小企業が開催する江戸国際音楽祭「EDO WAVE」

国内でのライブ会場に来るオーディエンスの変化を感じる。 Vaiwattのライブでも日本に居住する海外出身の人々や、旅行者のオーディエンスが増えてきた。 円安の影響もあるだろうが、世界の人々が日本を訪れライブ会場が賑わっている様子を嬉しく思う。

さて、そんな筆者ですが「株式会社仲村屋」としてVaiwattと共に「EDO WAVE」なる音楽イベントを開催しています。

コロナ渦中の2021年に新宿LOFTで始まったこのイベントは、国内のバンドはもちろん、海外からのツアーバンドや在日外国人バンドが出演する国際音楽祭です。 昨年の「EDO WAVE 2022」は200名以上を動員し多国籍な賑わいを見せました。

春の「EDO WAVE CLUB」では、Vaiwattがイタリアツアーで出会ったバンド2組を迎え大成功に終えました。 今年も11月に新宿LOFTで開催します。 カナダとイギリスからバンドを迎える予定です。 こちらもチェックしてみてください。

EDO WAVE 2023

26 November Sun @ LOFT Shinjuku 

EDO WAVE Offcial Website

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Vaiwatt  ぴえろKEN  Vo&Guitar ・ TAMA  Bass&Vo 

Offcial Website             
http://vaiwatt2013.blogspot.com/

Vaiwatt YouTube channel             
https://www.youtube.com/@vaiwattofficial6653

Biography            
http://vaiwatt2013.blogspot.com/p/blog-page.html

 

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