Bunkamuraドゥマゴ文学賞×作家・冬森 灯 書き下ろしWEB小説『うつくしき一皿』の続編が決定!

株式会社東急文化村

2022.05.26 16:00

「ビストロつくし」で味わう、世界で一番おいしい料理とは…?

株式会社東急文化村(東京・渋谷)が主催するBunkamuraドゥマゴ文学賞は、冬森 灯氏による書き下ろしWEB小説『うつくしき一皿』の続編を2022年5月26日よりホームページで公開します。

Bunkamuraドゥマゴ文学賞は、フランス・パリで80年以上の歴史を誇る文学賞「ドゥマゴ賞」のユニークな精神を受け継ぎ1990年9月3日に創設。受賞作は、毎年交代する「ひとりの選考委員」によって選ばれ、権威主義に陥らず、既成の概念にとらわれることなく、先進性と独創性のある、新しい文学の可能性を提案しています。

また賞の発表以外にも、小冊子『LES DEUX MAGOTS PARIS Littéraire』(季刊)の発行や、作家との新しい出会いの場としてのイベントの開催、月刊メールマガジンの発行など、さまざまな形で新しい文学と触れ合っていただく機会の創出を図っています。

 

■書き下ろしWEB小説が再始動!冬森 灯が描く、“心をみたす”芸術と食の話

この度、Bunkamuraドゥマゴ文学賞では、文化・芸術体験と食をテーマにした、書き下ろしWEB小説『うつくしき一皿』の続編をホームページにて公開します。昨年秋に実施したBunkamuraのシーズンイベント『Bunka祭2021』のために書き下ろした2篇が好評につき、続編の制作が決定。新作4篇を2022年5月26日から2023年2月にかけて順次公開します。

本作の著者は、第1回おいしい文学賞(ポプラ社)にて最終候補に選出され、心あたたまる物語とおいしい描写で注目を集める冬森 (ふゆもり とも)です。キッチンカーとサーカステントの移動式「ビストロつくし」を舞台に、作中には、味や香り豊かな料理の数々が登場。主人公たちが触れる音楽や演劇、映画、美術、ミュージカル、能といった芸術による情動と共に、冬森氏が緻密に描き魅せます。

それぞれの人生を送る主人公たちは、気持ちのやり場を失い、迷い憂う時、「ビストロつくし」にたどり着き、なにかに出逢い、変化していきます。

芸術を通して感じる喜びや感動と、おいしい料理を味わう時の幸福感の相乗効果は、人生に彩りを与えてくれます。複合文化施設であるBunkamuraならではの文学作品を通じて、良質な文化・芸術体験とおいしい料理を味わう、“心をみたす瞬間”をWEB小説でお楽しみください。

【書き下ろしWEB小説『うつくしき一皿』概要】

タイトル:『うつくしき一皿』

著者:冬森 (ふゆもり とも)

URLhttps://www.bunkamura.co.jp/bungaku/tsukushi/

公開:2022年5月26日より新作 Ⅲ.「シュヴァリエのクラージュ~地鶏のコンフィ~」を公開

(2021年公開のⅠ.「ヴィルトゥオーゾのカプリス ~真鯛のグリエ、アメリケーヌソース~」、

Ⅱ.「マエストロのプレジール ~仔牛のポワレ、パレット仕立て~」も再掲)

全6篇(順次新作を公開、2023年2月に最終回を公開予定)

あらすじ:キッチンカーとサーカステントの移動式「ビストロつくし」。ギャルソンと本格的な腕前のシェフが客を迎える、少し不思議で、あたたかい空間です。それぞれの人生を送る客たちは、気持ちのやり場を失い、迷い憂う時、「ビストロつくし」にたどり着き、ここでなにかに出逢い、変化していきます。

「ビストロつくし」で味わう、世界で一番おいしい料理とは…?

 

【著者プロフィール】

冬森 灯(ふゆもり とも)

第1回おいしい文学賞(ポプラ社)にて最終候補。2020年『縁結びカツサンド』にてデビュー。
他の著書にキリンビール公式note×ポプラ社とコラボした『うしろむき夕食店』。

 

Bunkamuraドゥマゴ文学賞とは】
パリの「ドゥマゴ賞」のユニークな精神を受け継ぎ、1990年に創設。権威主義に陥らず、既成の概念にとらわれることなく、先進性と独創性のある、新しい文学の可能性を探りたいと考えています。受賞作は、毎年交代する「ひとりの選考委員」によって選ばれ、選考委員の任期は1年です。第31回(2021年度)の受賞作は、堀川理万子氏の『海のアトリエ』(選考委員・江國香織氏/2021年5月・偕成社刊)。
次回、第32回(2022年度)選考委員はロバート キャンベル氏で、受賞作の発表は9月を予定しています。

Bunkamuraドゥマゴ文学賞の最新ニュースはホームページで随時発表してまいります。
https://www.bunkamura.co.jp/bungaku/

 

Bunkamuraとは】
Bunkamuraは1989年に誕生した、オーチャードホール(音楽)、シアターコクーン(演劇)、ザ・ミュージアム(美術)、ル・シネマ(映画)を有する日本初の大型の複合文化施設。また東急シアターオーブ(ミュージカル)やセルリアンタワー能楽堂(能・狂言)の運営も行っています。新しい文化を創造・発表する存在として、これからもさまざまな文化・芸術をお届けしてまいります。
https://www.bunkamura.co.jp/

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