【 気象教育の必要性 】

　近年、地球温暖化の影響もあり過去に経験したことがないような異常気象が多発しています。気象庁気象研究所によると、特に豪雨災害が相次いでいる7月の集中豪雨の発頻度は2020年までの45年間で3.8倍に増加したと分析しています。

　また今後もこのような異常気象は増えていく予想で、温暖化が進むと「祖父母が経験したことのない猛暑を孫は生涯で400回も経験する、また祖父母が経験したことのない大雨にも３回程度出会う」（国立環境研究所と京都大学、立命館大学の研究チームより）とも言われています。

　次世代にとって気象災害に備えることは必要不可欠なこと。テレビで天気を伝えてきた女性気象キャスターが子育ての経験を通して、将来もたらされる激しい気象現象に備えることの大切さを再認識。子どもたちの生活が安全で豊かなものになるよう、環境や災害に対して自発的な行動をとれるようになってほしいと、幼児向けの天気教育プロジェクトを設立しました。子どもたちが環境や災害に対して自発的、意欲的に関わることができるようそらりでは保育士監修の独自プログラムを提供します。

【 元NHK気象キャスターが講師に 】

　そらりでは元NHKの気象キャスターなどテレビ出演経験や講演経験豊富な女性気象予報士が講師としてプログラムを担当します。

酒井 千佳

NHK「おはよう日本」 フジテレビ「Live news it」 他、気象キャスター歴８年。  

中谷 雪乃

防災士の資格も所持。 NHK徳島、 テレビ新広島などに出演。

三宅 惇子

NHK仙台、NHK大阪、 NHK「ニュースチェック11」 気象キャスター、防災士。 

【 そらり第一弾 親子イベント開催 】

　そらりではプロジェクト第一弾として２つの一般向けイベントを開催します。

　気象予報士と天気であそぼ！子ども空の教室

場所 ：兵庫県伊丹市立児童館　こらくる

日時 ：5月29日（日） 10:30～ 11:15

対象 ：3歳児以上の未就学児

　気象予報士と天気であそぼ！親子空のひろば

場所 ：兵庫県西宮市甲子園　リッコバンビ幼児教室

日時 ：5月29日（日） 15:00 ～15:45

対象 ：0～6歳の未就学児の親子

【 今後について 】

　今後は児童館、幼稚園や保育園などさまざまな場所で幼児向けの天気教育を計画しています。また、保護者や保育関係者に向けて、普段の生活やイベントに活かせる天気予報の見方や異常気象に対する防災行動、防災教育を学べるプログラムなども予定しています。未来の子どもたちが安全で豊かな生活を送れるよう、防災教育に尽力していきます。