若年層で増える「推し活による借金」リボ払いや分割払いに潜む落とし穴を弁護士が注意喚起
「少額だから大丈夫」が危ない、借金と気づきにくい支払い構造とは
ライブやグッズ、イベント参加など、いわゆる「推し活」を楽しむ若年層の間で、支払い方法への認識不足をきっかけに借金問題へ発展するケースが増えています。特にリボ払いや分割払いは、「少額だから大丈夫」「毎月の負担は軽い」と感じやすい一方、支払い総額や返済期間を把握しづらく、気づかないうちに返済が困難な状況に陥ることも少なくありません。弁護士として債務整理の相談を受ける現場から見えてきた実態を踏まえ、借金と気づきにくい支払い構造の危険性と、早めに知っておくべき注意点について解説します。
近年、ライブやイベント参加、グッズ購入などの「推し活」をきっかけに、借金問題へと発展する若年層の相談が増えています。
背景にあるのは、リボ払いや分割払いといった支払い方法に対する認識のズレです。
毎月の支払額が少額に見えることで、借金であるという自覚を持たないまま利用を重ね、気づいた時には返済が生活を圧迫する水準に達しているケースも少なくありません。
実際の相談現場では、「推し活は趣味だから問題ないと思っていた」「月々の支払いが数千円だったので借金とは考えていなかった」といった声が多く聞かれます。
しかし、リボ払いや分割払いは利用回数が増えるほど残高が把握しづらくなり、利息負担も重なります。その結果、支出全体を見直すきっかけを失い、返済のために別の借入れを行うという悪循環に陥ることもあります。
また、「趣味が原因の借金は整理できない」「自業自得だから誰にも相談できない」と思い込み、問題を一人で抱え込んでしまう傾向も見られます。
しかし、借金の原因が趣味であっても、状況に応じて整理の選択肢が検討できる場合はあります。
重要なのは、返済が苦しくなり始めた段階で現状を正しく把握し、早めに立て直しを考えることです。
無理のない範囲で趣味を楽しむためには、支払い方法ごとの仕組みを理解し、支出総額や返済期間を意識することが欠かせません。
「少額だから大丈夫」と判断する前に、家計全体への影響を確認し、違和感を覚えた時点で立ち止まることが、深刻な借金問題を防ぐ第一歩となります。
こうした推し活による借金問題や、支払い方法に潜む注意点については、以下の記事にて具体例を交えながら解説しています。
推し活で借金を抱えたら?破産の実態や無理せず立て直す方法を解説
■大地総合法律事務所について
大地総合法律事務所は、全国対応でご相談を受け付けている法律事務所です。
詐欺被害・借金問題に加え、相続や遺言といった生活に密接な問題に特化したリーガルサポートを提供。
ご相談者様の生活をまるごと立て直すことをミッションとし、精神的・経済的な不安を取り除く法的サービスに注力しています。
◾️事務所概要
弁護士法人 大地総合法律事務所
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代表取締役:佐久間 大地
取扱業務:詐欺被害/債務整理/誹謗中傷/遺言/相続
HP:https://daichi-lawoffice.com/
■代表弁護士紹介

佐久間 大地(さくま だいち)
第一東京弁護士会所属(登録番号:55138)
中央大学法学部政治学科卒業、中央大学法科大学院修了。都内法律事務所勤務を経て、大地総合法律事務所を開業。
「正しいものが泣き寝入りする社会は許せない」との思いから大地総合法律事務所を設立。詐欺・借金・消費者被害に関する法的支援を専門に扱う。
5万件を超える相談実績から「詐欺師が最も嫌がること」を熟知しており日々の相談対応・交渉・訴訟を通じて、被害者救済と生活再建の支援に取り組んでいる。
近年ではSNSやマッチングアプリを悪用した詐欺、消費者金融を利用させる副業詐欺、仮想通貨詐欺など、複雑化する被害に関するメディア対応も行い、詐欺被害撲滅を目指している。
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