1960〜70年代を席巻したブルータリズムの建築。 その知られざる名作を紹介! 『日本のブルータリズム建築』3月28日(火)発売

株式会社トゥーヴァージンズ

2023.03.24 16:00

株式会社トゥーヴァージンズ(東京都千代田区)は2023年3月28日(火)に書籍『日本のブルータリズム建築』を発売いたします。

 

それは世界のすべての場所に希望を与える、希望の建築であった。
隈 研吾(建築家)

 

140点以上の写真で日本のブルータリズム建築を詳解!

1960〜70年代を席巻した「ブルータリズム建築」。ブルータル(荒々しい)という名の通り、コンクリート打ち放しの荒々しい仕上げが特徴的な建築ですが、そのデザインには「より安価な材料で、より一般の人々のため・社会のためになる建築をつくる」という現代にも有効な普遍的な原理が通底しています。こうしたことから近年、世界中で再評価されているブルータリズム建築。本書は、建て替えによって失われつつある日本のブルータリズム建築について、140点以上の写真と解説で紹介。その魅力に迫り、日本における再評価のきっかけを与える一冊です。

 

ル・コルビュジエの建築も源流のひとつ

ブルータリズムの歴史をたどると、その源流のひとつにあるのが20世紀を代表する建築界の巨匠、ル・コルビュジエです。1950年代以降のル・コルビュジエは、コンクリートの荒々しい肌面をそのまま現した、彫刻的な造形の建築に手法を転じました。こうしたブルータリズムの歴史や特徴、そして世界的な再評価のうねりについて詳述するテキストも収録。

 

 

 

 

 

プロフィール

文:磯 達雄(いそ・たつお)

建築ジャーナリスト。1963年埼玉県生まれ。名古屋大学工学部建築学科卒業。88-99年『日経アーキテクチュア』編集部勤務。2000年に独立。02年から編集事務所フリックスタジオを共同主宰。現在はオフィス・ブンガを共同主宰。桑沢デザイン研究所非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師。著書に『昭和モダン建築巡礼』『ぼくらが夢見た未来都市』『ポストモダン建築巡礼』『プレモダン建築巡礼』など。
【Twitter】https://twitter.com/tatsuoiso

 

写真:山田新治郎(やまだ・しんじろう)

写真家。1969年東京生まれ。東京工芸大学短期学部卒業。写真家 村井修氏に師事。ドイツに3年間滞在、スタジオ村井を経て、2003年よりフリーランスの写真家として活動。祖父は日本武道館や京都タワーを設計した建築家 山田守。著書に『住宅の手触り』『ウッツォンの窓の家』『黒川紀章のカプセル建築』など。

 

書籍情報

『日本のブルータリズム建築』

文:磯 達雄
写真:山田新治郎
判型:B5判(257×182×18mm)/上製
頁数:144頁
定価:6,600円(本体6,000円+税)
発売日:2023年3月28日(火)
発行:株式会社トゥーヴァージンズ
ISBN:978-4-908406-90-4 *発売日は地域によって異なることがあります

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Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4908406901
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©山田新治郎

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