何十年も地域医療を支えてきた医師の実話が新作落語に

株式会社日本通信広告社

2025.11.19 12:12

笑いで伝える、地域に寄り添う医療のかたち

河郷診療所( 山口県岩国市)にて 11月30日(日)発表落語会を開催

自動車がなければ通院が困難な郊外の町で、何十年にもわたって高齢者の訪問診療に取り組んできた一人の医師・河郷忍(かわさと しのぶ)。雪の日も真夏の炎天下も車で各家庭を回り、在宅診療や看取りに立ち会ってきました。

この、長年にわたって地域の医療を支え続けた医師の姿をもとにした新作落語が誕生しました。河郷診療所の活動に心を打たれた落語作家が、「社会課題となっている過疎地域の医療や訪問診療の現実を、もっと多くの人に知ってほしい」と、実際の現場を取材。人々の暮らしや、医師と患者の間に生まれる心の交流を、笑いと温かさに満ちた新作落語として描き上げました。

発表の舞台となるのは、医師自身が診療を続ける河郷診療所(山口県岩国市)。地域医療の現場から生まれた物語を、その現場で語るという特別な落語会です。

当日は、落語家・桂福丸による訪問診療を描いた落語「笑う門には医者来る」と、講談師・旭堂小南陵によるケアマネジャーの仕事を描いた講談「ケアマネ奮戦記」を上演。その他、入船亭扇遊・桂福丸の古典落語、旭堂小南陵の古典講談も上演します。

 

イベント概要

公演名:しのぶ寄席

日時:2025年11月30日(日) 開場 13:30 開演14:00

会場:山口県岩国市周東町祖生5717-5

出演:桂福丸 旭堂小南陵 入船亭扇遊

主催:河郷診療所

協力:訪問看護ステーション ひだまり

当日のプログラム  桂福丸(二席) 旭堂小南陵(二席) 入船亭扇遊(一席)

 

入船亭扇遊

 

旭堂小南陵

 

桂福丸

 

河郷忍

私は過疎地域で40年以上、高齢者の訪問診療に携わってきました。訪問診療は、人々の暮らしに最も近い医療だと思っています。現在、過疎地域の医療体制をどう守るかは、重要な社会課題の一つです。その課題を落語という形で描くことで、より多くの人に関心を持ってもらえるきっかけになればと願っています。(河郷忍)

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種類
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