平成ハイテック株式会社（本社：大阪市西区靭本町3丁目10番33号、代表取締役：平尾 吉隆、以下「当社」）は、本日、ESG（環境・社会・ガバナンス）への総合的な取り組みが第三者機関により評価され、「ESG認証」を取得いたしましたことをお知らせいたします。

当社は化学系産業廃棄物の適正処理を通じて、製造業のサプライチェーンにおける環境負荷低減と資源循環に貢献してまいりました。今回のESG認証取得により、廃棄物処理業界における持続可能性のベンチマークとして、より一層の社会的責任を果たしてまいります。

認証取得の背景と意義

化学系産業廃棄物処理業界では、単なる廃棄物の適正処理にとどまらず、資源回収・再利用による循環型社会の構築が強く求められています。特に製造業の脱炭素化が加速する中、サプライチェーン全体でのESG対応が調達要件となっており、廃棄物処理パートナーの選定においても環境・社会・ガバナンス水準が重要な判断基準となっています。

当社は長年にわたり培ってきた化学系廃棄物の専門的処理技術を基盤として、環境保全と事業成長の両立を図り、「廃棄物を資源に変える」循環型ビジネスモデルの確立を目指しています。今回の第三者認証取得により、お客様により安心してお任せいただける体制が整ったものと考えております。

当社のESG取り組み実績

環境（Environmental）への取り組み

当社は化学系産業廃棄物の適正処理をコンサルタントとして、製造業等の環境負荷低減に貢献しています。従来は焼却処分されていた廃棄物をリサイクル原料等として再生利用することに成功しております。また、最新の車両での省エネルギー化により、自社のCO2排出量を削減し、顧客企業のScope3排出量削減にも寄与しています。

社会（Social）への取り組み

化学物質を扱う事業特性上、従業員の安全確保を最優先事項として位置づけています。
化学物質取扱主任者をはじめとする有資格者の計画的育成により、技術継承と安全性向上の両立を図っています。
地域社会との共生においては、地域清掃の参加などにより周辺住民との交流も深めております。

ガバナンス（Governance）への取り組み

廃棄物処理法をはじめとする関連法規の遵守はもとより、エコアクション21に基づく継続的改善を実施しています。マニフェスト管理の電子化の推進なども実施しております。

取締役会の独立性確保、内部監査機能の強化、コンプライアンス研修の全従業員実施により、適正な企業統治体制を構築しています。また、情報セキュリティ対策の強化により、顧客の機密情報保護を徹底しています。

2030年に向けた持続可能性目標

環境目標：
・自社CO2排出量：2030年までに2020年比[5%]削減
・廃棄物リサイクル率：現在の[20%]から[50%]へ向上

社会目標：
・労働災害ゼロの実施
・従業員満足度スコア[90点以上]維持

ガバナンス目標：
・デジタル化による業務効率[30%]向上
・法令遵守体制の継続的強化

これらの目標達成に向け、半期ごとの進捗管理と年次でのステークホルダー報告を実施してまいります。

代表取締役コメント

「化学系産業廃棄物処理業は、製造業の持続可能性を支える重要な社会インフラです。今回のESG認証取得は、当社が長年にわたり積み重ねてきた環境保全と安全管理への取り組みが客観的に評価されたものと受け止めています。

『廃棄物』を『資源』に変える情報提供を通じて、循環型社会の実現に貢献することが当社の使命です。お客様の環境経営パートナーとして、さらなる技術向上と社会的責任の履行に努めてまいります。」

今後の展望

当社は今回の認証取得を機に、化学系産業廃棄物処理業界におけるESG経営のモデルケースとして、業界全体の持続可能性向上をリードしてまいります。デジタル技術を活用した効率化、サプライチェーン全体でのESG推進を通じて、循環型社会の実現に向けた取り組みを加速させてまいります。