古屋兎丸のオールカラー最新作『僕たちの心中』が太田出版から発売となることを記念して、物語のなかで主人公たちが巡った東北・仙台で古屋兎丸サイン会を、東京・代官山で原画展を開催する。さらに著者人気作『ライチ☆光クラブ』の20周年記念コラボカフェも開催予定であることが発表された。

性と死を巡る
熱烈に青い愛の冒険譚 

『ライチ☆光クラブ』で知られる漫画家・古屋兎丸による最新コミックス『僕たちの心中』が、2025年12月23日に発売。豪華オールカラー・ハードカバー仕様での刊行となる。

Web媒体として今年より復刊した『マンガ・エロティクス・エフ』で連載されていた本作は、孤独な秘密を抱える少女・ノエルと少年・詠心が、愛を探し求めた性と死を巡る冒険譚。

本書発売を記念して、物語のなかで主人公たちが巡った東北・仙台でサイン会が、東京・代官山では原画展が開催決定した。

さらに、著者人気作『ライチ☆光クラブ』の20周年を記念したコラボカフェが渋谷で開催することが発表、本書の先行発売が予定されている。

「僕たち私たちは／少年少女を代表して／一生懸命死にます！！」

図書室で見つけた一冊の文芸誌をきっかけに、詠心の抱く思想に深く共感し心酔していくノエル。互いの孤独と痛みを癒すように求めあう2人の関係は、次第にエスカレートしていく。やがて学校や社会から追いつめられた2人が導き出した「答え」とは――。

著者の古屋兎丸は、2025年にイタリアの「第34回ロミックス」で金賞を受賞しており、本作は受賞後初の新作となる。

※作品には性暴力、虐待、いじめ、リベンジポルノといった読者のトラウマを引き起こす可能性のある表現が含まれることが明記されています。これらの行為を肯定するものではありませんが、注意が促されています。

コミックス情報

『僕たちの心中』
太田出版Web：https://www.ohtabooks.com/publish/2025/12/19150321.html
マンガ・エロティクス・エフ：https://erotics-f.com/rensai/shinjuu
Amazon：https://amzn.to/482aqbx
著者：古屋兎丸　
ISBN：978-4-7783-2338-7
仕様：オールカラー／A5／ハードカバー／224ページ
価格：2,970円（本体2,700円+税）、電子コミック990円（税込）
発売：2025年12月23日（火）
※12月18日より『ライチ☆光クラブ』20周年記念コラボカフェ、
　19日より喜久屋書店仙台店で先行発売！

イベント情報

『僕たちの心中』発売記念 古屋兎丸サイン会＠仙台

 
●会期　2025年12月27日(土) 13時～16時
●会場　喜久屋書店仙台店（宮城県仙台市青葉区中央4丁目1-1 イービーンズ 6F）
3部制、先着100名
先着で11月12日17時より、喜久屋書店仙台店店頭または電話（022-716-2021）で受付。お電話のかけ間違いにご注意下さい。
また『ライチ☆光クラブ』サイン色紙も店頭で発売します。詳細は店舗Webサイトよりご確認下さい。
https://www.blg.co.jp/kikuya/shops/sendai/

『僕たちの心中』発売記念 原画展＠代官山

●会期　2025年12月28日(日)～30日(火)
　　　　28日(日)13:00～18:00、29日(月)11:00～18:00、30日(火)11:00～17:00
●会場　代官山 UPSTAIRS GALLERY（東京都渋谷区恵比寿西2丁目18-6 SPビル 2F）
入場料：500円（入場特典：オリジナルポストカード）
会場では新刊コミックスのほか、オリジナルグッズも販売。
全日程著者在廊予定。コミックスをご購入いただいた方には、古屋先生が宛名と日付・サインをお入れいたします。
※オリジナルグッズなどの詳細は、以下「エフ」Webページで追って発表
https://erotics-f.com/topics/shinjuu-event-2025

『ライチ☆光クラブ』-20th Anniversary cafe-＠渋谷

●会期　2025年12月18日(木) - 2026年1月12日(月・祝)
●会場　渋谷PARCO 6F・TOKYO PARADE goods＆cafe（東京都渋谷区宇田川町15-1） 
通常営業は10:00～21:00ですが、下記の3日のみイレギュラーとなります。
12月31日(水)　10:00～18:00（L.O. FOOD 17:00/DRINK 17:30、SHOP 18:00まで）
1月1日(木)、1月2日(金)　休館日
※1/3(土)より通常営業。詳細は追って発表
https://erotics-f.com/topics/lychee-20th-cafe

著者プロフィール

古屋兎丸（ふるや・うさまる）
1994年に「ガロ」より『Palepoli』でデビュー。以後、精力的に作品の発表を続け、多くの読者の熱狂的な支持を集めている。第34回ロミックス金賞を受賞。主な著書に『Marieの奏でる音楽』『自殺サークル』『ライチ☆光クラブ』『ぼくらの☆ひかりクラブ』『インノサン少年十字軍』（太田出版）、『帝一の國』『幻覚ピカソ』（集英社）、『女子高生に殺されたい』（新潮社）、『推しが死んだ朝』（小学館）などがある。